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よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX Application Server】マイグレーションアシスタントを使用したHP-UXからLinuxへの移行について(OTX-FAQ-000867)

質問内容

WebOTX Application Serverを使用しているシステム更改において、WebOTX Application ServerのバージョンアップとともにOSをHP-UXからLinuxに変更します。
バージョンアップにともなう工数やリスク軽減のためWebOTX Developerのマイグレーションアシスタントの利用を検討していますが、
移行元と移行先のOSが異なる場合、マイグレーションアシスタントは利用可能ですか。

回答内容

申し訳ございませんが、マニュアルの以下に記載しているとおり、マイグレーションアシスタントではHP-UXからLinuxへの移行をサポートしておりません。

WebOTX - マニュアル一覧
https://jpn.nec.com/webotx/download/manual.html

V9の場合:
-> [V9.4 HTML版] へ移動し、
WebOTXマニュアル V9.4
[マイグレーションガイド > 1. マイグレーションアシスタントを利用したマイグレーションガイド > 1.3. 使用上の条件 > 1.3.2. ソフトウェア条件 > 1.3.2.2. WebOTX]
-> 表1.3.2.2-3 をご確認ください。

V10の場合:
-> [V10.2 HTML版]へ移動し、
WebOTXマニュアル V10.2
[移行 > 移行機能リファレンス > 1. マイグレーションアシスタント > 1.3. 使用上の条件 > 1.3.2. ソフトウェア条件 > 1.3.2.2. WebOTX]
-> 表1.3.2.2-3 をご確認ください。

しかしながら、マイグレーションアシスタントでは次の4ステップで移行を行いますが、
このうち、HP-UXからLinuxへの移行においても手順3.までは実行することが可能です。

1. 移行元環境から設定情報の採取(「設定情報の採取機能」を使用)
2. 設定情報の変換とパラメータシート出力(「設定情報の変換機能」を使用)
3. アプリケーション非互換の修正(「アプリケーションの非互換チェック機能」を使用)
4. 移行先環境への設定情報の反映(「設定情報の反映機能」を使用)

この場合、手順4.の代わりに、手順2.で生成したパラメータシートと手順3.で修正した
アプリケーションを手動にて移行先環境へ設定を反映します。この作業は、具体的には
以下のステップになります。

4'-1. パラメータシートおよびマイグレーションプロジェクトをエクスポートする。

WebOTXマニュアル V9.4
[マイグレーションガイド > 1. マイグレーションアシスタントを利用したマイグレーションガイド > 1.4. マイグレーションアシスタント利用方法]
-> 1.4.4. パラメータシートのエクスポート

WebOTXマニュアル V9.4
[マイグレーションガイド > 1. マイグレーションアシスタントを利用したマイグレーションガイド > 1.4. マイグレーションアシスタント利用方法]
-> 1.4.7. マイグレーションプロジェクトのエクスポート

4'-2. Java以外のアプリケーションがあればLinux向けにビルドする。

4'-3. WebOTX AS を Linux へインストールする。

このとき、インストール手順中における以下の選択肢を 'n' で入力しユーザドメインを作成しません。
Would you like to create the user domain? [y,n] (Default: y)

4'-4. ユーザドメインを作成する。

手順4'-1.でエクスポートしたマイグレーションプロジェクトのZIPファイルから、以下のプロパティファイルを抽出する。
ユーザドメインが複数ある場合、ドメイン毎にファイルが存在するのですべて抽出する。
domain/(ユーザドメインのドメイン名)/domain.properties

抽出したプロパティファイルを用いてマニュアルの以下の参照してユーザドメインを作成する。

WebOTXマニュアル V9.4
[ドメイン構築・基本設定ガイド > 3. ドメイン > 3.2. ドメインの作成・削除 > 3.2.1. ドメインの作成]
→ 3.2.1.1. ドメインの作成 (コマンド)

4'-5. パラメータを反映する。

この手順は管理ドメイン、および、ユーザドメイン毎に実施する。
手順4'-1.でエクスポートしたパラメータシート中の設定値(F列)が黄色の箇所の設定を、LinuxへインストールしたWebOTX ASに反映する。
一部、手順4'-6.のアプリケーション配備の手順の後でしか設定できないパラメータが存在するため、このパラメータは後ほど設定する。

4'-6. アプリケーションを配備する。

この手順はユーザドメイン毎に実施する。
Java EE アプリケーション(WARやEJBなど)、および、4'-2でビルドしたアプリケーションを配備する。

<注意事項>
・移行元がHP-UXの場合、手順2.において移行先の環境のOSにLinuxを指定できません。
そのため、HP-UXを指定してください。エディションなどの他の設定は実際の移行先環境
に合わせて指定します。


また、HP-UX環境からLinux環境への移行に際して相談の上、ご支援することも可能です。
その場合、以下までご連絡ください。まずはご相談のみでも構いません。

mailto:info-webotx@isd.jp.nec.com

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V7.1以降
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】HP-UX、Linux
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】製品全般
【カテゴリー】環境移行

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150113579
  • 公開日: 2018年08月27日
  • 最終更新日:2019年09月13日

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