バージョンアップまたはリビジョンアップの実施後は、以前のバージョンまたはリビジョンに自動で元に戻す方法は用意されておりません。
以前のバージョンまたはリビジョンに戻す場合は、一度JMSSをアンインストールした後に以前のバージョンまたはリビジョンのインストーラーを使用して再インストールしてください。
JMSS基本製品
- JMSS/JLook上に表示されるジョブの実行ログはアンインストール時に削除され、再インストール後に引き継ぐことはできません。
- JMSS/JScheduleのスケジュールジョブ/カレンダー/イベント起動ジョブは、バージョンアップまたはリビジョンアップ前にCSV形式ファイルにエクスポートしてください。再インストール後にインポートすることで復元が可能です。
- JMSS/JMenuの初期表示メニューや、各JMSSクライアントの表示設定等は再インストール後に再設定が必要です。
- JMSS/JEnvで設定する各項目は再インストール後に手動で再設定が必要です。あらかじめ設定内容を控えてください。
- ジョブネットファイル(*.jnt)、メニューファイル(*.jmn)および作成されたジョブファイル等がJMSSインストールフォルダ内に配置されている場合は、アンインストール時に削除されますので、あらかじめバックアップしてください。
- バージョンアップ後に変更したジョブネットファイルおよびメニューファイルは、バージョンアップ前のJMSSでは使用できない場合があります。
- バージョンアップ後にJMSS/JScheduleからCSVファイルにエクスポートしたスケジュールジョブ/カレンダー/イベント起動ジョブは、バージョンアップ前のJMSSではインポートできない場合があります。
JMSS EventManager
- EventManagerサーバのイベント定義は、JMSS EventManagerインストールフォルダ内のJEVフォルダおよびLOGフォルダをバックアップすることで復元可能です。
- EventManagerクライアントの表示設定は、再インストール後に再設定が必要です。
- バージョンアップ後に変更したイベント定義は、バージョンアップ前のEventManagerでは使用できない場合があります。
JMSS開発キットJAPI
- ホスト連携機能の設定は、JMSSインストールフォルダ内のDrvJob.iniファイルをバックアップすることで復元可能です。
- 開発アプリケーションは、DLLファイルや実行ファイル等を適宜バックアップしてください。
JMSSユーティリティ
復元が必要な設定項目はありません。
JMSSジョブ連携オプション
- ジョブ連携オプションやホストの設定は、JMSSインストールフォルダ内のJNQS.iniファイルをバックアップすることで復元可能です。
- JMSS/JEnvで設定するNQS稼働マシンは、再インストール後に手動で再設定してください。
CLUSTERPRO環境、JMSSクラスタ連携オプション
CLUSTERPRO環境でのアンインストールと再インストールおよび各設定は、CLUSTERPRO ソフトウェア構築ガイドを参照してください。