【StarOffice】 StarOfficeX: キャビネットの文書を開こうとすると0x40200a01エラー
質問内容
キャビネットで特定の文書を開こうとすると以下のエラーダイアログが表示され、開くことができません。
ダイアログメッセージ:
error code is 0x40200a01,Percio exception!
Please refer to the log file of PERCIO and restart BusinessCabinet Server.
キャビネットの他の文書を開くことは可能です。
また、開こうとした時刻にはキャビネットサーバが動作するサーバマシンのイベントログに以下のエラーと警告が同時に出力されています。
・エラー,20YY/MM/DD HH:MM:SS,ObjectManager,53,なし,"K:error code is 0x40200a01,Percio exception! Please refer to the log file of PERCIO and restart BusinessCabinet server."
・警告,20YY/MM/DD HH:MM:SS,PERCIO kernel,3,なし,PERCIOカーネルエラー1318番が発生しました: 無効なオブジェクトです
原因と対処を教えてください。
回答内容
本事象はアクセスされた文書の本体ファイルが見つからない場合に発生します。
原因としては、文書本体ファイル格納パス(<StarOfficeフォルダ>\Cabinet\Server\Files\)配下のファイルを直接削除または移動した等で、キャビネットサーバが持っている文書情報に不整合が起きていると考えられます。
たとえばウィルス対策ソフトが、該当ファイルがウィルスに感染しているものと判断し、削除あるいは別の場所に移動した可能性があります。
(ウィルス対策ソフトでは上記文書本体ファイル格納パスをチェック対象外にしてください。)
復旧方法としては、該当文書の本体ファイルをバックアップしていることが条件になりますが、以下の手順でバックアップしたファイルを改めて文書の本体ファイルとして登録(置換)してください。
文書本体ファイル置換手順:
(1)Webキャビネット画面で対象文書のプロパティを表示します。
(2)プロパティ表示画面の[修正]ボタンをクリックします。
(3)プロパティ更新画面で「ファイル名」の欄にある[参照]ボタンをクリックし、バックアップしたファイルを選択します。
ファイルを選択後、ファイル名の横のコンボボックス内の操作が「(変更なし)」から「置換」に変わっていることを確認してください。
(4)[更新]ボタンをクリックします。
(5)プロパティ表示画面の[閉じる]ボタンをクリックします。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン
製品名カテゴリ
-
コンテンツID:
3150114556
-
公開日:
2019年09月02日
-
最終更新日:2019年09月02日
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