スマートホスト転送設定に転送先を複数設定することはできます。
■スマートホスト転送設定に転送先を複数指定する方法
「Management Console(システム管理者)」の[サービス > メールサーバ(postfix) > 配送先設定]画面のスマートホスト転送設定の項において、改行区切りにて指定をおこなってください。
転送先の指定形式はFQDNまたは、IPアドレスとなります。
■スマートホスト転送設定に転送先を複数指定した場合の配送動作
1番目(1行目)に指定した転送先に優先的に転送されます。
1番目の配送先への接続が失敗すると一定期間(5分)は2番目以降の配送先に接続をトライし、
ラウンドロビンで配送を行います。
配送先を4つ指定した場合のは以下の様な動作となります。
■1番目の配送先がメールを配送できる状態の場合
1番目の配送が成功すると、次のメールも1番目に対して配送を実施しようとします。
■1番目の配送先に接続ができない状態の場合
1番目の配送先の接続に失敗した場合、2番目以降の配送先に接続をトライし接続が成功すると
配送を実施します。
4番目まですべて接続が失敗すると、そのメールは次の再送タイミングで配送をリトライします。