【原因】
Oracle Client 19cにメモリリークの問題があり、Oracle Client 19c を利用する機能で IIS(W3WP.EXE)のメモリ増加が発生します。
StarOffice X のRDB としてOracle Database 19c を導入されているお客様の環境では、以下の機能を利用されている場合に影響があります。
・統合掲示板機能
・電話帳機能
・キャビネット承認文書機能
Oracle 19c のメモリリークの問題については、関連情報の下記を参照ください。
・Upgrading Oledb Driver to 19c Resulting in Memory Leak Wile Executing Queries in Loop
(Doc ID 2702874.1)
【対処方法】
Oracle 19c のパッチ適用が必要となります。
Oracle Database / Oracle Client 19c に対し Bug:31347073 の修正を含む、最新パッチの適用をご検討ください。
(2021/4/28時点の最新パッチは、Patch:32062765 19.10.0.0.210119 です)
パッチの適用手順については、関連情報の下記を参照ください。
・【StarOffice X】Oracle 19c のメモリリーク対応のパッチ適用手順の公開について
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V5.3以降のバージョン