各ユーザが「Management Console」にて、特定のメールアドレスから届くメールの破棄を設定することで実現できます。
<事前準備>
転送機能で受信したメールを破棄します。
まず、ドメイン単位でメールの転送設定を有効にする必要があります。
1)「Management Console(システム管理者)」にログインします。
2)[ドメイン情報]画面において、メールの破棄を行うアカウントが属するドメイン名の
[編集]をクリックします。
3)「■ ドメイン情報編集」画面の「メールの転送を許可する」チェックボックスをオンにします。
※既に「メールの転送を許可する」チェックボックスがオンの場合は4)の手順は不要ですので
[戻る]をクリックします。
4)[設定]をクリックし、「■ 操作結果通知」画面で「設定が完了しました。」が表示されることを
確認します。
<特定のメールアドレスから届くメールの破棄設定>
「Management Console(一般ユーザ)」画面上で設定します。
1)「Management Console(一般ユーザ)」にて、メールを破棄したいアカウントでログインします。
2)「メール設定」画面の「■メール設定」の「メールを転送する」の「その他」において、
以下の設定を実施してください。
【設定構文】[送信元メールアドレス]には破棄したい送信元のメールアドレスを指定します。
===(ここから)===
require ["envelope"];
if address :is "from" "[送信元メールアドレス]" {
discard;
}
if envelope :is "from" "[送信元メールアドレス]" {
discard;
}
===(ここまで)===
(設定例) [送信元メールアドレス]が「from@example.com」の場合
===(ここから)===
require ["envelope"];
if address :is "from" "from@example.com" {
discard;
}
if envelope :is "from" "from@example.com" {
discard;
}
===(ここまで)===
3)[設定]をクリックし、「■ 操作結果通知」画面で「設定が完了しました。」が表示されることを
確認します。
サービスやシステムの再起動は不要です。
設定手順は以上です。