ESXi環境のNEC iLO搭載モデルを運用しています。
上記環境で、現在利用していないLANポートが「リンクダウン」として検知され、iLOのWebインタフェース上やESMPRO/ServerManager上で警告表示されます。これはiLOの誤検知でしょうか。
ESXi環境かつ過去に当該ポートにLANケーブルを接続したことがある場合、iLOはステータスを「リンクダウン」と表示します。これは仕様です。
ESMPRO/ServerManagerは、iLOが検出したステータスを表示します。
<対応策①>
ESXiの再起動を実施して頂くことで、ステータスが「不明」に更新されます。
再起動後にNICから取得した情報がポートのステータスに反映されるため、現在利用していない場合は「不明」のステータスに更新されます。
<対応策②>
ESMPRO/ServerManager Ver 7.12以降で、構成情報のネットワークにて特定のNIC(物理ポート)の状態を非表示とする設定が可能です。
現在利用していないLANポートのステータスを、ESMPRO/ServerManager上で非表示にすることができます。
※iLO上でのステータスは変更されません。
■例:「vmnic1」で設定した場合
・設定前
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・設定後
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<参考>
iLOが検出するNICステータスの仕様(ESXi)
・NICがネットワークに接続されたことがない場合、iLOはステータスを「不明」と表示します。
・NICがネットワークに接続されていたが現在は接続されていない場合、iLOはステータスを「リンクダウン」と表示します。