ESMPRO/ServerManager Ver.7の「まとめて設定」機能の導入を検討してください。
ESMPRO/ServerManager Ver.7の「まとめて設定」機能とは、ESMPRO/ServerManagerに「ESMPRO/ServerManager 拡張機能 マネージャライセンス」と「ESMPRO/ServerManager 拡張機能 1/5/20/無制限ノードライセンス」を登録することによって利用できるもので、ESMPRO/ServerManagerから、管理しているWindowsサーバのESMPRO/ServerAgentServiceおよびESMPRO/ServerAgentの通報設定を行うことができます。
同機能では、WindowsサーバのESMPRO/ServerAgentServiceおよびESMPRO/ServerAgentから通報設定の内容を編集可能なXMLファイルとしてダウンロードすることができ、通報設定の内容を記載したXMLファイルをWindowsサーバのESMPRO/ServerAgentServiceおよびESMPRO/ServerAgentに適用し設定することができます。従って、通報設定が完了しているWindowsサーバのESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentから設定内容が記載されたXMLファイルをダウンロードし、それを編集して他のWindowsサーバのESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentに適用し展開することもできます。
上記のXMLファイルは、イベント「ソース : raidsrv / ID : 400000dd」はマネージャ通報グループに通報するが、イベント「ソース : ESMCommonService / ID : 40000068」は通報しないという内容です。タグ <Source name="ESMCommonService"> に <GroupID name="マネージャ" /> を追記してESMPRO/ServerAgentServiceに適用すれば、イベント「ソース : ESMCommonService / ID : 40000068」がマネージャ通報グループに通報されるようになります。
補足
- ESMPRO/ServerManager Ver.7の「まとめて設定」機能の詳細は、「ESMPRO/ServerManager Ver.7 セットアップガイド」を参照ください。
- 標準機能においてESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentの通報設定は個々のサーバにログインして行います。
- ESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentにWebSAM AlertManagerをアドオンすると、通報設定の内容をテキストファイルにバックアップ/リストアすることができます。このテキストファイルをつかって複数のサーバのESMPRO/ServerAgentServiceあるいはESMPRO/ServerAgentに簡単に展開するとができますが、テキストファイルを編集することはできません。