■ IFAS一般ファイル(索引順編成ファイル、乱/動的呼び出し)の場合
COBOLアプリケーション全般の動作を指定する場合は、運用支援ツールの“COBOL設定”タブで「索引順編成ファイルのREWRITE/DELETEをカレントコード対象とする」のフラグをONにしてください。
ファイル単位で動作を指定する場合は、当該ファイルのファイルオプションにRWTDELCURオプションを指定してください。
上記の設定を行い、かつ直前のREAD命令からキー値の変更がない場合、読み込んだレコード(カレントレコード)が更新/削除対象となります。
上記の設定をしない場合、あるいは直前のREAD命令からキー値に変更があった場合、REWRITE/DELETE命令を要求するキー値で検索し、検出されたレコードが更新/削除対象となります。
特に、同一キーを持つレコードが複数ある場合は最初(※)に検出されたレコードが更新/削除対象となります。
■ IFAS RDB表(RDB索引順編成、乱/動的呼び出し)の場合
REWRITE/DELETE文にてCURRENT句を指定してください。
CURRENT句はRDBアクセスのみ指定可能です。
CURRENT句を指定した場合、直前のREAD文で読み込んだレコード(カレントレコード)が更新/削除対象となります。
CURRENT句を指定しない場合、REWRITE/DELETE文のレコードキーで検索し、検出されたレコードが更新/削除対象となります。
特に、同一キーを持つレコードが複数ある場合は最初(※)に検出されたレコードが更新/削除対象となります。
※ 索引順編成ファイルのレコード追加時に削除領域を使用する設定(既定値)の場合は、必ずしもレコードの追加順で検出されるとは限りません。