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よくあるご質問(サポートFAQ)

【Express5800/iStorage NS】ESMPRO/ServerManagerによる1WayタワーサーバのBMCの管理

質問内容

ESMPRO/ServerManagerによる1WayタワーサーバのBMCが登録できず、1Wayタワーサーバのハードウェアの管理ができていません。対処方法を教えてください。

回答内容

ESMPRO/ServerManagerによる1WayタワーサーバのBMCの管理では、RedfishあるいはIPMIのいずれかの通信プロトコルを使用します。これら通信プロトコルをつかいESMPRO/ServerManagerからBMCを管理するための設定方法を紹介します。

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ESMPRO/ServerManagerによるRedfishをつかった1WayタワーサーバのBMC管理は、ESMPRO/ServerManager Ver.7.18以降およびVer.6.62以降と、Express5800/T110k(-S)のBMCファームウェア Revision 02.04以降および後継モデルでサポートしています。

Redfishによる管理
  • BMCの設定
    BMC管理コンソールより、[設定]→[REDFISH インターフェース]を選択して「Redfish」をチェックして、Redfishインターフェースを有効にします。

    sm_bmc_2.png

  • ESMPRO/ServerManagerの設定
    ESMPRO/ServerManager クラッシックモードより、[環境設定]→[ネットワーク]を選択し、「BMCとの通信」の「自己署名証明」を「許容する」に設定します。

    sm_bmc_3.png

    ESMPRO/ServerManagerにサーバを登録します。このとき「BMC(その他)」の「アクセス方式」を「Redfish」とします。

    sm_bmc_4.png

IPMIによる管理
  • BMCの設定
    BMC管理コンソールより、[設定]→[IPMI インターフェース]を選択して「IPMI Over LAN」をチェックして、IPMI インターフェースを有効にします。

    sm_bmc_5.png

  • ESMPRO/ServerManagerの設定
    ESMPRO/ServerManagerにサーバを登録します。このとき「BMC(その他)」の「アクセス方式」を「IPMI」とします。

    sm_bmc_6.png

補足

  • ESMPRO/ServerManagerがRedfishをつかってBMCを管理する場合、リモートコンソール機能およびコンソールログ設定を使用できません。その他の機能はIPMIとRedfishで差分はありません。
  • IPMI には IPMI v2.0 仕様におけるパスワードハッシュを取得される脆弱性(CVE-2013-4786)問題が含まれています。この問題に対する根本的な解決策はありません。 IPMI を使用する場合、BMC管理コンソールへのアクセスを制限し、分離したマネージメント LAN/VLAN、アクセス制御リスト(ACL)またはVPNを使用するなどして、リスクを軽減することを推奨します。

製品名カテゴリ

Express5800シリーズ タワーサーバ
Express5800シリーズ ラックサーバ
iStorage NSシリーズ
ESMPRO/ServerManager

関連情報

  • コンテンツID: 3150117003
  • 公開日: 2024年08月16日
  • 最終更新日:2024年08月19日

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