Linux環境でVirtualization Machine Manager上に下記の警告メッセージが表示されます。
・KVM は利用できません。これは、KVM パッケージがインストールされていないか、
KVM カーネル モジュールがロードされていないことを意味する可能性があります。
仮想マシンのパフォーマンスが低下する可能性があります。
上記メッセージの原因と解決方法を教えてください。
ご提示いただいたメッセージは、OS上で Intel Virtualization Technology (VT) が使用
できないために発生している可能性があります。
BIOS から Intel Trusted Execution Technology (TXT) が有効になっている場合に、OS上の
Intel Virtualization Technology (VT) が使用できない場合がありますので、下記を実施
することで解消するか確認ください。
1)サーバ起動後、POSTの画面でF9のキーを押し、BIOSを起動します。
2)[Sytem Utilities]画面で、下記の通り選択します。
[System Configuration]
-> [BIOS/Platform Configuration(RBSU)]
-> [Server Security]
-> [Intel Security Options]
-> [Intel(R) TXT Support]
3) [Intel(R) TXT Support]を[Disabled]に設定します。
4)設定変更を保存して再起動します。
注意事項:
[Microsoft(R) Secured-core Support]を[Enabled]に設定しているお客様は、
[Intel(R) TXT Support] がグレーアウトの状態で設定変更ができませんので
1)の手順の前に、[Microsoft(R) Secured-core Support]を[Disabled]に設定することにより
グレーアウトを解除してください。