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よくあるご質問(サポートFAQ)

【高可用性サーバ(R31Aa,R32Aa)】 ディスクの再同期によるシステムへの影響と、再同期にかかる時間について

質問内容

ディスク障害の対応でディスク装置を入れ替えた時、二重化復旧のための再同期中は、システムの処理速度が低下しますか? また、どの程度、時間がかかりますか?

回答内容

ディスクの再同期によるシステムへの影響と、I/O 負荷を軽減する方法

ディスクの再同期中は、I/O負荷の多い処理に対して影響を与える場合があります。

ディスクの再同期(ディスクの二重化処理)中には、再同期対象のディスクの I/O 処理が増加します。Windows OS や業務アプリケーションなどから、再同期中のディスク内のファイルへ頻繁に I/O 処理を実施している場合には、OS や アプリケーションの応答が遅延するなどの影響が出る場合があります。

ディスクの再同期にかかる時間

ディスクの再同期にかかる時間は、差分コピーとなるか、全領域のコピーとなるかで異なります。

下記の場合、ディスクの再同期が、全領域のコピーとなります。
  • 同期先のディスクが、以前同期していたディスクと異なる場合
  • 片系動作中 または 同期処理中に、サーバの再起動が発生した場合
  • リソースの問題やタイミングの問題など、何らかの要因でディスクの同期処理にストレスがかかり、差分同期が不可能な状況になった場合

差分コピーの場合には、RDM機能にて管理されている情報をもとに、ディスク間での差分情報部分のみコピーされるため、再同期に要する時間は差分情報の量により変わります。

全領域のコピーの場合には、ディスクの容量や 高可用性サーバの機種毎に、再同期時間が異なります。
システムの使用状況や負荷状況によっても変動しますので、以下の情報を目安としてお考えください。

ディスクの再同期(全領域のコピー)にかかる時間の目安

Express5800/高可用性サーバ(R32Aa)の場合

ディスク容量 再同期所要時間
1.6TBの場合 22分

製品名カテゴリ

Windows Server 2022 for 高可用性サーバ (Express5800/R31Aa,R32Aa)

関連情報

  • コンテンツID: 3150117218
  • 公開日: 2025年06月10日
  • 最終更新日:2025年06月10日

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