Universal RAID Utilityの「raidcmd」コマンドでは、RAIDコントローラによって割り当てられたディスクアレイ、論理ドライブ、物理デバイスの番号をオプションとして指定し、各種管理操作を行います。
これらの番号は、オプションを指定せずに「raidcmd」コマンドを実行することで確認できます。
各オプション番号の確認
各オプション番号を確認する場合の「raidcmd」コマンドの実行例を以下に示します。
raidcmdコマンドのオプション
オプション | 説明 | 記述例 |
-c=<①RAIDコントローラ番号> | 管理対象のRAIDコントローラを指定します。 | -c=1 |
-a=<②ディスクアレイ番号> | 管理対象のディスクアレイを指定します。 | -a=1 |
-l=<③論理ドライブ番号> | 管理対象の論理ドライブを指定します。 | -l=1 |
-p=<④物理デバイス番号> | 管理対象の物理デバイスを指定します。物理デバイス番号は「e<エンクロージャ番号>s<スロット番号>」の形式です。 | -p=e98s0 |
使用例(整合性チェックの実行)
RAIDコントローラ番号「1」のコントローラに構築した、論理ドライブ番号「1」のドライブの整合性チェックを開始する場合、以下のように「raidcmd」コマンドを実行します。
Universal RAID Utilityおよび「raidcmd」コマンドの詳細は、本体装置に添付しているUniversal RAID Utility ユーザーズガイドを参照ください。なお、Universal RAID Utility ユーザーズガイドはNECサポートポータルでも参照いただけます。
NECサポートポータル 型番・モデル名から探す [ ハードウェア ]
https://www.support.nec.co.jp/HWSearchByNumber.aspx
→ 本体装置のモデル名あるいは型番によって検索
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→ Universal RAID Utility VerX.X ユーザーズガイド