■今回、以下の修正を行ないました。
○「SNMP 拡張エージェント」に関する修正 ------------------------------
- ESMPRO/CPU Self-Protection System(CSPS)連携機能を削除。
- 電源情報取得機能のログ出力を強化。
- NIC Groupの情報取得処理を変更。
○「ESMPRO/ServerAgent関連 情報一括収集機能」に関する修正 ------------
- ESMPRO/ServerAgent関連情報一括収集機能について、最新モジュールに対応。
○「アラートマネージャ」に関する修正 ---------------------------------
- エクスプレス通報サービスのインターネットメール通報手段において、
メールサーバとのコネクションを自ら切断するよう改善。
- エクスプレス通報サービスのインターネットメール通報手段で、
メールサーバから応答コード「220」が複数回返信された場合に通報が
失敗する問題を修正。
- エクスプレス通報サービスのダイヤルアップ通報手段のタイムアウト
時間を10分に変更。
- エクスプレス通報サービスのマネージャ経由の通報において、
通報失敗時にメモリリークが発生する場合がある問題を修正。
- Vista以降のWindows OSでの イベント監視設定画面において、
Channel未定義のイベントについても通報対象に設定可能とした。
- エクスプレス通報サービスの通報手段を変更しても再開局は不要と
なるよう改善。
- NAT環境において ESMPRO/ServerManager で TCP/IP In-Band通報を
受信する場合、NAT変換後のIPアドレスを送信元IPアドレスとして
選択可能となるよう改善。
- リモートデスクトップ接続をしていると、ESMPRO/ServerManagerからの
リモートシャットダウンができない場合がある問題を修正。
■前回までに、以下の修正を行ないました。
○「ESM AMI Service」に関する修正 ------------------------------------
- アラートマネージャからPCPが登録するイベント(ID:7108、5202、5203、
5107)のテスト通報を実施すると、ESMAMIServiceが停止する問題を修正。
○「ESM Common Service」に関する修正 ---------------------------------
- ESMCommonService停止のタイミングでESMCommonServiceが
アプリケーションエラーが出る問題を修正。
- 論理CPUが32個以上存在する場合、論理CPUが 32個までしか
認識されない問題を修正。
[対象機種] Express5800/A1040, A1160
- 論理CPUが33個以上存在する場合、33番目以降のCPUの負荷率の取得に対応。
[対象機種] Express5800/A1040, A1160
- CPU縮退およびメモリ縮退を通報できない問題を修正。
○「ESM FS Service」に関する修正 -------------------------------------
- ファイルシステム空き容量監視において、2番目以降のドライブの
しきい値を変更すると先頭ドライブのしきい値が一時的に
不正になる問題を修正。
- ファイルシステム監視サービス(esmfs.exe)停止時に
アプリケーションエラーが発生することがある問題を修正。
- ドライブ(タイプ:Fixed)を26個作成するとESMFSService起動時に
アプリケーションエラーが発生する問題を修正。
- 32バイトを超えるボリュームラベルを設定した場合、データビューアで
ボリュームラベルの一部が欠けて表示され、ドライブ空き容量監視機能の
監視対象外となる、またはESMFSServiceのアプリケーションエラーが
発生する問題を修正。
○「ESM System Management Service」に関する修正 ----------------------
- ESMPRO/ServerAgent起動後、警告や異常が発生した場合、
ESMPRO/ServerAgent, PETの両方から通報が発生する問題を修正。
- 過去の事象(System Event Log(SEL))が通報されることがある問題を修正。
○「ESM LAN Service」に関する修正 ------------------------------------
- KB2264957(日本語のデバイスの説明が含まれるネットワーク
アダプターが、Windows Vista またはWindows Server 2008 を搭載している
コンピューター上のルート テーブルに表示されない)、
およびKB942290(Windows Vista および Windows Server 2008 で MIB II
オブジェクトへのアクセス頻度が高い場合に Snmp.exe プロセスによって
割り当てられるプライベート メモリのサイズが増加する) により発生する
メモリリークについて、リーク量を軽減するように処理を改善。
○「ESMPRO/ServerAgent関連 情報一括収集機能」に関する修正 ------------
- 64bit環境において、各データの採取方法を改善。
- 障害情報採取ツールの実行時にイベントログ情報の採取で
アプリケーションエラーとなることがある問題を修正。
○「ESRAS ユーティリティ」に関する修正。 -----------------------------
- ESRASユーティリティでFRU情報を表示すると
『FRU情報が壊れています。チェックサムが不正です。』と表示される
問題を修正。
[対象機種] Express5800/140Rf-4, R140a-4
○「SNMP 拡張エージェント」に関する修正 ------------------------------
- Windows Server 2008 のOS名称表示において、
エディション名「without Hyper-V」の表示に対応。
- PCI Hotplugの時、exceptionが発生する問題を修正。
- SNMPサービスとESMCommonServiceの起動順序について、SNMPサービスの方が
先に起動した場合に、ESMPRO/ServerManagerから認識されず、サーバアクセス
不能や統合ビューアで灰色表示のままとなる場合がある問題を修正。
○「アラートマネージャ」に関する修正 ---------------------------------
- CD-ROM媒体からサイレントインストールを実行すると、
インストールが失敗する問題を修正。
- 通報基盤部の初回インストール時にレジストリに「PreVersion」を
設定しないように修正。
- エクスプレス通報サービスのSMTP認証に、LOGIN,PLAIN のタイプを追加。
- 通報サービスの開局FD読み込み時にパス指定できるように修正。
- エクスプレス通報サービスのインストーラをServerCoreに対応。
- インターネットメール経由のエクスプレス通報において、
リモートアクセスサービスを利用するとメモリリークとハンドルリークを
する問題を修正。
- エクスプレス通報サービス(HTTPS)に対応。
- エクスプレス通報サービスにおいて、RAS接続を利用する場合、
不正なユーザ名又はパスワードを設定すると、アプリケーションエラーに
なる問題を修正。
- 送信データがOSレイヤ以下で分割されて、分割された最後の送信データの
サイズが小さいとき、TCP/IP通報のリトライが何度も発生する問題を修正。
- オンラインヘルプを修正。
- [シャットダウン開始までの待機時間設定]で
「シャットダウン開始までの時間」を 0~3600秒 に変更。
- エクスプレス通報サービスの[通報の抑制]の脱字を修正。"
- エクスプレス通報サービスの「開局FD」または「通報開局FD」という
文字列を「キーファイル」に変更。
- [マネージャ通報(TCP/IP)]の宛先にホスト名を指定していても、
宛先ホストのIPアドレスが変更されると変更後のIPに通報できず
通報が失敗する問題を修正。
- TCP/IP通報手段で、実際に通報に使用されるネットワークアダプタの
IPアドレスを送信元IPアドレスとするように修正。
- 新規インストール時以外は、通報先グループ:"マネージャ"の設定内容を
初期化しないように修正。
- 通報時の異常処理を強化。
- [アラートマネージャ]-[設定]-[通報先リストの設定]で
「マネージャ通報(SNMP)」の「修正」を選択した「ID設定」画面において、
「[SNMP]の宛先(トラップ送信先)」のコメント記述を修正。
- エクスプレス通報サービス開局ファイルをCDから読み込めるように修正。
- ESMPRO/ServerAgentのsetup.exeでアンインストール時に
「Failed to delete services」というエラーメッセージが表示され、
アンインストールが中断する問題を修正。
- Windows Server 2008/ Windows Vistaで追加された仕様の
イベントログ監視に対応。
- エクスプレス通報サービスの通報設定ユーティリティのOS名、
エディションの入力可能な箇所を不可視とし、自動的に
取得するように強化。
- マネージャ経由のエクスプレス通報サービスの有効期限処理を強化。
- エクスプレス通報サービス(MG)の開局FDのフォーマットにおいて、
タグ[装置コード nn]に対応。
- x64 native のイベントログ監視機能において、通報設定画面の
メッセージ表示、およびESMPRO/ServerManagerへ通報した時の
POPUPメッセージ表示に対応。
- 11台以上のサーバから一斉にマネージャ経由のエクスプレス通報が
行なわれた場合、いくつか通報がロストすることがある問題を修正。
- エクスプレス通報サービスのダイヤルアップ経由の障害通報
(マネージャ経由のダイヤルアップも含む)において、
異常系処理を強化。
- TCP/IP通報受信データの異常系処理を強化。
- Alert Manager Main Service サービスが異常終了することがある
問題を修正。
- アラートタイプごとに設定したESMPRO/ServerManager経由の通報が
滞留した場合の処理を改善。
- 通報する詳細メッセージが非常に長い場合、
Alert Manager Main Service が停止する可能性がある問題を修正。
- クラスタ構成の場合のTCP/IP In-Band通報において、使用者が
CLUSTERPRO添付のツールを使用して明示的に設定した物理IPアドレスを
通報元IPアドレスとして扱うように修正。
○「通報テーブル」に関する修正 ---------------------------------------
-『システム終了/停止より現在のシステム起動までに以下のイベントが発生しました』の
イベント(ID:1401)の通報対象にエクスプレス通報サービスを追加。
-『マネージメントエンジン状態変化』のイベント(ID:2997~3003)と
『SMI Timeout』のイベント(ID:2994)の通報対象にエクスプレス通報サービスと
ESMPRO/ServerManagerを追加。
-『電力監視ドメイン』のイベント(ID:2995)の通報対象に
ESMPRO/ServerManagerを追加。
○「セットアップ」に関する修正 ---------------------------------------
- ESMPRO/ServerAgentアンインストールにより、IPv6 の SMB 通信を
使用するサービスが使用できなくなる問題を修正。
- ドメインコントローラにインストールを行った場合、
WDTの設定が行えない問題を修正。
- ドメインコントローラにインストールを行った場合、
OS起動時に負荷が高い状況などにおいて、ESMPRO/ServerAgent サービスの
ESM System Management Service および、ESRAS Utility Service の起動に
時間がかかり、OSの起動時に「問題のレポートと解決策」でハングアップが
報告されることがある問題を修正。
- ESMPRO/ServerAgentの更新インストールを行った後、Updateパッケージを
適用できない問題を修正。