修正情報・ダウンロード

ESMPRO/ServerAgent AMIディスクアレイ監視サービス(ESMAMIService) イベントログ解析処理改善モジュール

概要

ESMPRO/ServerAgent AMIディスクアレイ監視サービス(ESMAMIService)のイベントログ解析処理を改善します。
ESMAMIServiceはシステム高負荷などによりイベントログの読み込みに失敗すると、先頭のログからチェックをやり直す仕様です。
本モジュールは、イベントログの読み込みに失敗した場合、まだチェックしていないログから処理するように改善します。

製品名カテゴリ

ESMPRO/ServerAgent

対象製品

品名	ESMPRO/ServerAgent
リビジョン	Ver4.0-4.3
対象OS	Windows 2000 Windows NT 4.0 Windows Vista Windows XP Windows Server 2003 Windows Server 2003 R2
型番
修正情報	【説明】アップデートモジュール本体【ファイル名】 ami_update.zip （形式：ZIP　サイズ：64,981バイト）
修正情報	【説明】アップデート手順書【ファイル名】 UPDATE手順.txt （形式：TXT　サイズ：4,504バイト）

種別

修正情報

障害区分

その他

障害内容/強化内容

ESMPRO/ServerAgent AMIディスクアレイ監視サービス(ESMAMIService)でイベントログの読み込みに失敗した場合、イベントログを先頭から読み直さずに、まだチェックしていないログから処理するようにしました。

(詳細)
ESMPRO/ServerAgent AMIディスクアレイ監視サービス(ESMAMIService)は、RAIDコントローラの「バッテリ異常」および物理デバイスの「S.M.A.R.T.エラー」をPower Console Plusがイベントログに登録するログから検出します。
通常は監視間隔ごとに読み込んだイベントログを先頭から順番にチェックし、次の監視で新しく記録されたログからチェックを開始します。しかし、システム高負荷などによりイベントログの読み込みに失敗した場合、先頭のログからチェックをやり直す仕様のため、過去に読み込んだログをもう一度チェックします。
その結果、「バッテリ異常」または「S.M.A.R.T.エラー」を再度検出してしまいます。

本モジュールは、イベントログの読み込みに失敗した場合、まだチェックしていないログから処理するように改善します。

障害原因/強化理由

過去に検出した「バッテリ異常」または「S.M.A.R.T.エラー」の再検出を防ぐため。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

[確認方法]
1) ESMPRO/ServerAgent インストール状況の確認
    Windowsの[スタート]-[プログラム(P)]メニューに[ESMPRO ServerAgent]が登録
    されていること。

2) バージョンの確認
    Windowsの[スタート]-[プログラム(P)]メニューから、[ESMPRO ServerAgent]→
    [バージョン情報]を選択し、[サーバエージェント]タブの[カレントバージョン]の
    値が、"4.0□-4.3□(注)"であること。

    (注)□:空白または任意の数値、アルファベットが入ります。

対処が正しく適用されていることを確認する方法

「アップデート手順書」を参照してください。

対象機器

以下のLSI社製RAIDコントローラを搭載したExpress5800シリーズ

N8503-60, N8503-60A, N8503-61,
N8103-64, N8103-64A, N8103-73, N8103-73A, N8103-80, N8103-81,
Express5800/140He および Express5800/140Rd-4 内蔵のRAIDコントローラ

適用方法