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修正情報・ダウンロード

SigmaSystemCenter/電源管理基本パック Ver.2.1 Update(SSCARC-021-007)

概要

Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2サーバで、"切断要因"機能としてLANを設定し、LAN切断情報にプロトコル監視のTCP/IP監視機能を有効にしている場合、「指定コンピュータのみの監視」または「指定ポートのみ監視」に特定のIPアドレスやポート番号を登録していると、登録したコンピュータや指定ポートへの接続があるにも関わらず切断条件が成立する問題を修正しました。

製品名カテゴリ

SigmaSystemCenter/電源管理基本パック Ver.2.1

対象製品

品名 SigmaSystemCenter/電源管理基本パック Ver.2.1
リビジョン
対象OS Linux
Windows
型番 UL1282-201
修正情報

【説明】 
ダウンロードしたzipファイルの解凍について重要な注意事項があります。「■適用方法」の注意事項を必ず参照の上、対処くださいますようお願いします。下記全製品に対して、本アップデートは適用可能です。

【ファイル名】 
SSCARC-021-007.zip
(形式:ZIPファイル形式 サイズ:11806KB)



種別

修正情報

障害区分

結果異常

障害内容/強化内容

Windows Server 2008またはWindows Server 2008 R2サーバで、"切断要因"機能としてLANを設定し、LAN切断情報にプロトコル監視のTCP/IP監視機能を有効にしている場合、「指定コンピュータのみの監視」または「指定ポートのみ監視」に特定のIPアドレスやポート番号を登録していると、登録したコンピュータや指定ポートへの接続があるにも関わらず切断条件が成立してしまい、意図しないサーバシャットダウンが行われる問題がありました。

障害原因/強化理由

サーバのネットワーク接続状態を確認するための処理が、Windows Server 2008以降のOSに正しく対応できていなかったため、誤った接続状態を認識し、切断要因の正しい監視ができていませんでした。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

SigmaSystemCenter/電源管理基本パックは以下の手順でインストールの有無をご確認ください。
<制御端末>
  制御端末にて、スタートメニューから「ESMPRO_AutomaticRunningController」->「SigmaSystemCenter_電源管理基本パックバージョン」の項目が表示されることを確認してください。

<連動端末(Windows)>
  SigmaSystemCenter/電源管理基本パックのインストールフォルダ
   (%SystemDrive%\Program Files\AUTORC (setup時の既定値)
  配下にあるVersion.txtがあるかどうか、ご確認ください。

<連動端末(Linux)>
  対象のLinuxサーバにroot権限でログインし、以下のコマンドを実行して、対象製品がインストールされているか、ご確認ください。
  # rpm -q esmacbm-ssc

対処が正しく適用されていることを確認する方法

<制御端末>
  スタートメニューから、「ESMPRO_AutomaticRunningController」
  ->「SigmaSystemCenter_電源管理基本パックバージョン」を選択し、
  以下のバージョン情報(Ver.2.17)が表示されていることを確認してください。
  製 品 情 報
  ======================================================================
  [型  番]    :UL1282-201
  [製品名]    :SigmaSystemCenter/電源管理基本パック
  [バージョン]:2.17
  ======================================================================

<連動端末(Windows)>
  SigmaSystemCenter/電源管理基本パックの連動端末をインストールしたフォルダ
  (デフォルトは C:\Program Files\AUTORC)をエクスプローラ等で開き、フォルダ内の
  「Version.txt」をメモ帳等のテキストエディタで開いてください。
  バージョンが 2.17 になっていることを確認してください。
  製 品 情 報
  ======================================================================
  [型  番]    :UL1282-201
  [製品名]    :SigmaSystemCenter/電源管理基本パック
  [バージョン]:2.17
  ======================================================================

<連動端末(Linux)>
以下のコマンドを順に実行してアップデート適用後のバージョン情報をご確認
ください。
     # cd /usr/local/AUTORC/data
     # cat .reginfo_euc.ini | grep PackKind003Ver
          または
     # cat .reginfo_utf8.ini | grep PackKind003Ver
     (例) # cat .reginfo_euc.ini | grep PackKind003Ver
           PackKind003Ver=2.12   <--- バージョン情報

対象機器

Express5800シリーズサーバ

適用方法

アップデートファイルをダウンロードし、ファイル解凍後のREADME.TXTにアップデート適用方法の詳細が記載されておりますので、参照してください。

《zipファイルの解凍にあたっての注意事項》
本ソフトウェアのzipファイルを解凍する前に、下記の手順に従って、ZoneID情報の確認、削除を行ってください。
ZoneID情報を付与したまま、zipファイルの解凍、およびインストールを行った場合、適用後のモジュールが正常に動作しません。
Windows Vista、Windows XP Service Pack 2以降、またはWindows Server 2003 Service Pack 1以降のInternet Explorerで、[イントラネット] 以外に設定したゾーンのサイトからダウンロードしたファイルに "ZoneID" と呼ばれる情報が付与されるようになりました。
zipファイルにZoneIDが付与されている場合、展開したファイルにもZoneID情報が引き継がれ、実行時にセキュリティの警告が表示され、サービス、およびプロセスが起動しないことがあります。

(1) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の確認と変更
1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を選択します。
2) "gpedit.msc" と入力し、[OK] をクリックします。
3) 「グループ ポリシー オブジェクト エディタ」画面が表示されます。
[ユーザーの構成] - [管理者テンプレート] - [Windowsコンポーネント] - [添付ファイル マネージャ] を選択します。
4) 「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする」の状態を確認してください。
"有効" になっている場合は、「ゾーン情報を削除する方法を非表示にするのプロパティ」画面で "無効" をクリックし、[OK] をクリックします。
"無効" もしくは "未構成" になっている場合は、変更は不要です。
(2) zipファイルのZoneID情報の削除
1) zipファイルのプロパティ画面を開き、[全般] タブを選択します。
2) 以下の表示がある場合、[ブロックの解除(K)] をクリックし、[OK] をクリックします。
セキュリティ: このファイルは他のコンピュータから取得したものです。このコンピュータを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。
(3) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の変更
(1) でポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)を "有効" から"無効" に変更した場合は、同様の手順で "有効" に戻してください。

補足

SigmaSystemCenter 3.0以降の環境でSigmaSystemCenter/電源管理基本パック Ver2.1を使用する場合、本アップデートに同梱されているセットアップカードまたは下記URL公開されている最新のセットアップカードを参照し環境構築を行ってください。
  http://www.nec.co.jp/esmpro_ac/

ご使用の条件

【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソ
フトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する
権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと
します。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラム
の導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても
    本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許
    諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他
    の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了
    後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと
    ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの Express5800シリーズ、その他、
    下記製品で、サポート対象となっている機種においてのみ、使用することがで
    きます。
    ・SigmaSystemCenter/電源管理基本パック Ver.2.1 (UL1282-201)

 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
    することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが
    できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで
    はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備
    える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製
    、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは
   できません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の
    権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
      プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
      保持しないこと。 
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使
    用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで
    きません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ
  ルすることはできません。

6.保証の期限
  (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
     し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
  (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
     弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
     のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
     は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
     お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生
  につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様
  に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許
    諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては
    なりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。

商標・著作権

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。
*Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国および
 その他の国における登録商標です。
*ESMPROは、日本電気株式会社の登録商標です。
*その他記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 

  • コンテンツID: 9010101431
  • 公開日: 2011年12月06日
  • 最終更新日:2011年12月06日
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