修正情報・ダウンロード

トレンドマイクロ社製品で誤検知発生

概要

製品名カテゴリ

TrendMicroアンチウイルス製品

対象製品

品名	トレンドマイクロ社アンチウイルス製品全般
リビジョン	全リビジョン
対象OS	Windows
型番	全型番
修正情報

種別

未設定

障害区分

結果異常

障害内容/強化内容

ウイルスパターンファイル 8.733.00、8.733.50　を適用した場合、または、スマートスキャンパターン(スマートスキャンサーバ上のパターン)12050.011.00～12050.019.00を適用している場合、Microsoft .Net Framework 4.0 関連のファイルがウイルス[TSPY_ZBOT.NT]感染ファイルとして誤検知される場合がある。

※日本語製品で、且つウイルスパターンファイルのバージョン番号の末尾が.80を利用している場合は影響無し。

■対象パターンファイル
[ウイルスパターンファイル]
8.733.00
8.733.50

[スマートスキャンパターン]
(スマートスキャンサーバ上のパターン)
12050.011.00～12050.019.00

■検出されるウイルス
TSPY_ZBOT.NT

■誤検知されるファイル名
C:\Windows\assembly\NativeImages_v4.0.30319_32\System.ServiceProce#\<ランダム文字列>\System.ServiceProcess.ni.dll
MD5：3ECE039C6980C7DFFD785115264681FF　(または64D250A2B1C9BBEEADA368E3E1AE952B)

C:\Windows\assembly\NativeImages_v4.0.30319_32\Temp\<ランダム文字列>\System.ServiceProcess.dll（存在しない場合もあり）
MD5：3ECE039C6980C7DFFD785115264681FF　(または64D250A2B1C9BBEEADA368E3E1AE952B)

■対象ファイル情報
Microsoft .Net Framework 4.0 関連のファイル

詳細は、下記「関連情報」の「トレンドマイクロ社の障害情報」を参照。

障害原因/強化理由

不具合のあるウイルスパターンファイル、スマートスキャンパターンファイルの公開

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

各製品毎の適用パターンファイル確認方法に従ってパターンファイルのバージョンを確認する。ウイルスパターンファイルが 8.733.00、8.733.50となっている場合、または、スマートスキャンパターン(スマートスキャンサーバ上のパターン)が12050.011.00～12050.019.00となっている場合に対処が必要。

※パターンファイルのバージョン確認方法は下記「関連情報」を参照。
※Microsoft .Net Framework 4.0 関連のファイルを使用していない場合は対処不要。
※ウイルスバスターコーポレートエディション(Corp)におけるスマートスキャンサーバ上の
　パターンは下記の手順にて確認可能。
　(1)Corpサーバの管理コンソールの左のメニューで「Smart Protection」をクリックし、
　　　表示されたメニューから「統合サーバ」をクリックする。
　(2)右画面の「コンポーネントステータス」に表示される。

対処が正しく適用されていることを確認する方法

・下記のパターンファイルが適用されていることを確認する。

[ウイルスパターン]
8.735.00以降
8.735.50以降

[スマートスキャンパターン]
(スマートスキャンサーバ上のパターン)
12050.020.00以降

・ウイルス検索を行い、「障害内容/強化内容」の「誤検知されるファイル名」に記載されているファイルが誤検知されないことを確認する。

対象機器

指定無し

適用方法

下記のウイルスバターンファイルを適用してください。

[ウイルスパターン]
8.735.00以降
8.735.50以降

[スマートスキャンパターン]
(スマートスキャンサーバ上のパターン)
12050.020.00以降

[復旧方法]
検出ファイルを削除している場合は、Microsoft .Net Framework 4.0から再インストール、または、ファイルをバックアップしている場合はそこから復元。

検出ファイルが隔離されている場合は、下記「関連情報」の各対処方法を参照。

補足

無し