Express5800/320Fc, 320Fd, R320a, R320bでは対象外のSyslog監視イベントの 通報手段を解除します。

修正情報

その他

ftサーバ向けのEsmpro-ftパッケージには、Express5800/320La,320Lb用のSyslog監視
イベントを含んでおります。そのため、対象外のftサーバでもキーワードが一致した際に
通報が発生します。

本ツールを実行することにより、Express5800/320La, 320Lb用のSyslog監視イベントの
既定値で設定している通報手段を解除します。
  <ソース名>
  ・FT_LINUX_BB    ・FT_LINUX_LOOP  ・FT_LINUX_SCSI  ・FT_LINUX_VBD   ・FT_LINUX_VND

Syslog監視機能は登録されたキーワードを元に設定されている通報手段で通報します。
そのため、ソース名が"FT_LINUX_*"で登録されているExpress5800/320La, 320Lb用の
Syslog監視イベントの通報手段を解除し、Express5800/320Fc, 320Fd, R320a, R320bでの
誤通報を防ぎます。

以下の手順で、[Syslogアプリケーション設定]画面の「通報先：」に通報手段(SNMP)が
表示されている場合、本ツールの適用対象です。

1)コントロールパネル(ESMamsadm)を起動し、「Syslogイベントの設定」を選択します。
　[Syslogイベントの設定]画面が表示されます。
　　# cd /opt/nec/esmpro_sa/bin/
　　# ./ESMamsadm
2)「ソース名」で"FT_LINUX_*"を<↑> or <↓>キーで選択します。
3)「ソースに対する処理」で「OFF」に<スペース>キーでチェックします。
4)「イベントID」で任意のイベントIDを<↑> or <↓>キーで選択します。
5)[設定...]ボタンを押します。[Syslogアプリケーション設定]画面が表示されます。
6)[cancel]ボタンを押します。[Syslogイベントの設定]画面へ戻ります。

以下の手順で、[Syslogアプリケーション設定]画面の「通報先：」に通報手段(SNMP)が
表示されないことを確認します。

1)コントロールパネル(ESMamsadm)を起動し、「Syslogイベントの設定」を選択します。
　[Syslogイベントの設定]画面が表示されます。
　　# cd /opt/nec/esmpro_sa/bin/
　　# ./ESMamsadm
2)「ソース名」で"FT_LINUX_*"を<↑> or <↓>キーで選択します。
3)「ソースに対する処理」で「OFF」に<スペース>キーでチェックします。
4)「イベントID」で任意のイベントIDを<↑> or <↓>キーで選択します。
5)[設定...]ボタンを押します。[Syslogアプリケーション設定]画面が表示されます。
6)[cancel]ボタンを押します。[Syslogイベントの設定]画面へ戻ります。

Express5800/320Fc, 320Fd, R320a, R320b

1)root権限のあるユーザーでログインします。

2)esmsa_FT_LINUX_off.tgzを任意のディレクトリに格納し、展開します。
　　# tar zxvf esmsa_FT_LINUX_off.tgz

3)Syslog監視イベント解除ツールを実行します。
　　# ./esmsa_FT_LINUX_off

4)設定を動作中のESMPRO/ServerAgent関連サービスに反映させるため、
　ESMPRO/ServerAgent関連サービスを再起動します。
　　# /opt/nec/esmpro_sa/bin/ESMRestart

なし