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修正情報・ダウンロード

【ESMPRO/ServerAgent(Linux)】ファイルシステム監視ができない場合がある

概要

ESMPRO/ServerAgentが監視対象としているファイルシステムタイプの一部が、
監視できない場合があります。

  [事象が発生することを確認済みのファイルシステムタイプ]
    msdos, NTFS, vfat, XFS

製品名カテゴリ

ESMPRO/ServerAgent

対象製品

品名 ESMPRO/ServerAgent
リビジョン
対象OS Linux
その他
型番
修正情報

【説明】 
4.4.36-2(EM64T)向け個別物件です。適用手順はダウンロード物件に含むリリースメモ(readme.txt)を参照してください。

【ファイル名】 
esmsa_filesystype_44362update_86_64
(形式:zip サイズ:51,463Byte)



種別

修正情報

障害区分

表示誤り

障害内容/強化内容

ESMPRO/ServerAgentのファイルシステム監視は、マウントされたファイルシステムを
監視対象とします。
マウントされたファイルシステムかどうかは、inode情報を元に判別します。

しかし、ファイルシステムタイプによって、想定外のinode情報が返却される場合があり、
マウントされていないファイルシステムと認識するため、監視できない場合があります。

  [事象が発生することを確認済みのファイルシステムタイプ]
    msdos, NTFS, vfat, XFS

障害原因/強化理由

inode情報を使用したマウント/アンマウントの判別処理を実施しないよう対応。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

4.4.32-1以降4.4.50-1未満(4.4.36-3を除く)のESMPRO/ServerAgentを使用されている場合、
対処が必要です。
本物件適用環境をご確認頂き、該当する場合は適用をお願いします。

<補足>
「rpm -qa | grep Esm」を実行いただくことで、ESMPRO/ServerAgentバージョンを
確認することが可能です。

 (出力例)
    パッケージ名の後ろの数字がバージョンとなります。
    以下の出力例の場合、バージョン4.4.48-1がインストールされています。
      Esmpro-common-4.4.50-1
      Esmpro-Express-4.4.50-1
      Esmpro-type3-4.4.50-1

対処が正しく適用されていることを確認する方法

本物件に同梱しているリリースメモ(readme.txt)をご参照ください。

対象機器

ESMPRO/ServerAgentバージョン 4.4.32-1以降4.4.50-1未満(4.4.36-3を除く)の
ESMPRO/ServerAgentがインストールされている機器。
  #4.4.36-3及び4.4.50-1以降は対応済みとなります。

適用方法

本物件に同梱しているリリースメモ(readme.txt)をご参照ください。

補足

※以下、Red Hat Enterprise Linux を RHEL、VMware ESX を ESX、
  SUSE LINUX Enterprise Server を SLES と記載します。

・恒久対処は、ESMPRO/ServerAgentのバージョンを4.4.50-1以降に
  アップデートしてください。

  ESMPRO/ServerAgentをアップデート(サーバの再起動が必須)や、
  OSのアップデートを実施することが出来ない環境の場合、
  本記事の「修正情報」に掲載している物件の適用環境かどうかを
  ご確認ください。

  ESMPRO/ServerAgentのアップデートが可能かどうかの判断方法は
  以下の通りです。
    1)ご利用環境向けにESMPRO/ServerAgentのバージョン
      4.4.50-1以降がリリースされているか確認してください。
        ※RHEL5.4以降、RHEL6、SLES11SP1以降、ESX4はリリース済みです。

        - Linuxサービスセットの場合
          下記ウェブサイトからご確認いただけます。
             [モジュール、ドキュメントのダウンロードコンテンツ情報]
              https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140105860

        - ESMPRO/ServerAgent for VMwareの場合
          下記コンテンツからご確認いただけます。
             [ESMPRO/ServerAgent for VMware サポート対象の追加物件]
              https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=9010100940
                1)更新版ドキュメントをダウンロード
                2)インストレーションガイド(esmsa_inst_vma.pdf)の「3. インストール」に
                  記載している「●ESMPRO/ServerAgent パッケージの格納先一覧」から、
                  ご利用環境(OS,サーバーモデル)に応じたバージョンを確認

    ■4.4.50-1以降がリリースされていた場合
      前述のウェブサイトまたはコンテンツから、ESMPRO/ServerAgentを
      ダウンロードし、アップデートしてください。
      アップデート後は、サーバの再起動が必要です。

    ■4.4.50-1以降がリリースされていなかった場合
    1)ご利用環境のOSより新しいバージョンのOS(※)に対応した
      ESMPRO/ServerAgentのバージョンを確認してください。
        ※RHEL5.4以降、RHEL6、SLES11SP1以降、ESX4など
      [例]RHEL5.3をご利用の場合、RHEL5.10の最新バージョンを
          確認してください。

    2)上記1を確認した結果、ESMPRO/ServerAgentのバージョンが
      4.4.50-1以降の場合、現在のOSを新しいバージョンへ
      アップデートしてください。
      その後、前述のウェブサイトまたはコンテンツから、ESMPRO/ServerAgentを
      ダウンロードし、アップデートしてください。

      [例]RHEL5.3をご利用の場合、OSをRHEL5.10へアップデートした後、
          RHEL5.10に対応したESMPRO/ServerAgentにアップデート
          してください。

・ESMPRO/ServerAgentをアップデート(サーバの再起動が必須)や、
  OSのアップデートが実施できない場合は、
  本記事の「修正情報」に掲載している修正物件内に含んでいる
  relmemo.txtの「サポート対象」か確認してください。

    ■サポート対象の場合
       物件を適用してください。
        ・本修正物件適用によるサーバ再起動は必要ありません。
        ・ESMPRO/ServerManagerをご利用の場合、以下の現象が発生する場合がありますが、
          本修正物件でESMPRO/ServerAgent関連サービスの再起動をしているためですので、
          動作に問題はありません。
          - オペレーションウインドウ上の該当サーバが、一時的に灰色となる場合があります。
          - ESMPRO/ServerManagerで「サーバダウン時アラート送信」の設定をされている場合、
            アラートビューアに「サーバアクセス不能」通報が発生する場合があります。
  
    ■サポート対象ではない場合
       個別の物件を作成・提供させていただきますので、
       契約者専用窓口(NECカスタマーサポートセンター)に、
       ご連絡をお願いします。

【更新履歴】
2014/03/31 ESMPRO/ServerAgentダウンロード先を明記 
2012/11/19 新規公開

  • コンテンツID: 9010102019
  • 公開日: 2012年11月19日
  • 最終更新日:2018年10月12日
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