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Express5800/120Bb-6 (N8400-029,030,031,032,033,037,050,051,052,053,057,059,
060,062,053A,057A,058A,059A,060A,062A,
050S01,050S02,050S03,050S05,057S01,057S02,
060S01,060S02,060S03,060S05
NP8400-059P01,059P02)
Express5800/120Bb-d6 (N8400-040,042,043,064,066,067,091,064A,065A,066A,067A)
Express5800/120Bb-m6 (N8400-046,048,049,071,073,074,092,071A,072A,073A,074A,
050S04,057S03,057S04,060S04
NP8400-046P1,073P01,073P02)
BMCファームウェア 00.25
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【ソ フ ト 名】 Express5800/120Bb-6,120Bb-d6,120Bb-m6
BMCファームウェアアップデートモジュール
【登 録 名 】 B2503D4D.zip
【対 応 機 種】 Express5800/120Bb-6,120Bb-d6,120Bb-m6
【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】 BMCファームウェア
【作 成 方 法】 ZIPファイル形式
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/120Bb-6,120Bb-d6,120Bb-m6 BMCファームウェアアップデート
モジュール(以下「本ソフトウェア」といいます)」は、以下の機能強化に対応した
BMCファームウェアです。
・AC電源を供給したまま装置を運用している場合、約一年半経過後(*1)の特定の期間
(*2)に装置の再立ち上げを行うと、ごく稀にセンサーエラーを誤検出し、POSTが停止
することがある問題を改善。
*1 AC電源の供給(電源ケーブルの接続、UPSからの電源供給など)を開始してから、
約497日後。
*2 AC電源の供給を開始してから、最初に電源スイッチ等でDC電源を投入するまでの
時間と同じ期間。
※本問題が発生した際の暫定処置として、以下のいずれかにより、システムを立ち
上げることができます。
- 停止したPOSTの表示に従い、<F1>キー 又は <F3>キーを押下する
- AC電源の供給を一旦停止し、再び供給する
※本問題で、通常運用中の装置がシステム停止に至ることはありません。
※本問題は、1年に1度以上 AC電源の供給を停止するようなシステム(UPSによる計画
運転やブレーカによる電源断などを行うシステム)、および、装置の再立ち上げを
行うことなく運用を続けるシステムでは、発生しません。
※UPSと電源連動されているシステムでは、特定期間が非常に短くなるため、本問題
が発生する確率は非常に低くなります。
・DianaScopeからEXPRESSSCOPEエンジンにログインした際のユーザ名を
"Management Software"と表示するように変更
・EM - Bladeサーバ間のManagement LANによる通信が行えなかった場合に
使用されるバックアップ用の通信経路が稀に使用出来なくなる場合が
ある問題を改善
・ESMPROのシャットダウン監視を有効にしても、シャットダウン監視が
動作しない場合がある問題を改善
・通報メール設定において、1個目の通報先の設定がされていない場合でも、
2個目以降の通報先にメールが送信されるように改善
・管理PCのOS、JREの組み合わせによっては、EXPRESSSCOPEエンジンの
リモートKVMコンソール機能やリモートメディア機能の設定がブラウザ
の終了時に保存されないことがある問題を改善。
・EXPRESSSCOPEエンジンにWebブラウザ経由でログインした場合、IPMI情報
のSEL/SDR/FRU表示ウィンドウに表示された詳細データを[Ctrl+C]でコピー
出来るように改善
・リモートKVMコンソール機能をお使いの場合、3ボタンマウスの中ボタン押下
を稀に誤検出する問題を改善
・BMCのホスト名(ドメイン名を除く)を45文字以上に設定した場合に、EXPRESSSCOPE
エンジンにログインできない場合がある問題を改善
・Bladeサーバの電源をOFFにした時、極稀にEMがBladeサーバの電源OFFを
認識できない場合がある問題を改善
<注意>
・本アップデート適用前の、BMC Firmware Revisionが 00.22 以下の場合、
本アップデートの適用により、BMC設定(DianaScope及び、EXPRSSSCOPEエンジン
の設定)が初期化されます。必要に応じて、以下の作業を行なって下さい。
- DianaScopeを使用している場合、本アップデートの適用前にDianaScope設定の
バックアップを実施。適用後に復旧作業を行なって下さい。
- EXPRSSSCOPEエンジンの設定を、デフォルトから変更している場合、
本アップデートの適用前に変更内容を確認。適用後に再設定を行って下さい。
EXPRSSSCOPEエンジンのデフォルト設定については、
本ソフトウェアの解凍後に作成されるファイル README.TXT 内の、
「7.EXPRESSSCOPEエンジンのデフォルト設定一覧」を参照して下さい。
・対象CPUブレードが、SIGMABLADE-H(N8405-024/034 ブレード収納ユニット)
に搭載されている場合、EM カード(N8405-027)のファームウェアが
Revision R03.00 以上である事を確認した後、本アップデートを適用して下さい。
もし、Revision R03.00 未満の状態で本アップデートを適用すると、
EM カードの操作が出来なくなる場合があります。
万が一、この状態となった場合、以下の手順で復旧して下さい。
(1)ブレード収納ユニットからCPUブレードを抜き取る。
(2)ブレード収納ユニットの電源を再投入。
(3)EM カードのファームウェアをアップデートしRevision R03.00 以上にする。
(4)CPUブレードを再搭載。
・アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)によ
りシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損傷し
正常動作しなくなります。
このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く
ださい。
【アップデート対象ユーザ】
下記機種で,対象となるソフトウェアバージョンをお使いのお客様。
・対象となる機種
Express5800/120Bb-6 N8400-029,030,031,032,033,037,050,051,052,053,057,059,
060,062,053A,057A,058A,059A,060A,062A,
050S01,050S02,050S03,050S05,057S01,057S02,
060S01,060S02,060S03,060S05
NP8400-059P01,059P02
Express5800/120Bb-d6 N8400-040,042,043,064,066,067,091,064A,065A,066A,067A
Express5800/120Bb-m6 N8400-046,048,049,071,073,074,092,071A,072A,073A,074A,
050S04,057S03,057S04,060S04
NP8400-046P1,073P01,073P02
・対象となる各バージョン
下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。
BMC Firmware Revision: 00.14
^^
BMC Firmware Revision: 00.16
^^
BMC Firmware Revision: 00.20
^^
BMC Firmware Revision: 00.21
^^
BMC Firmware Revision: 00.22
^^
BMC Firmware Revision: 00.24
^^
以下の方法で対象となるバージョンを必ず確認してください。
(1) 上記機種の電源を入れると、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の
実行内容が表示されます。しばらくすると、次のメッセージが表示されますので、
メッセージに従い<F2>キーを押して、BIOS SETUP画面を起動してください。
注: ロゴ画面が表示される場合は、<<ESC>>キーを押下することにより次の
メッセージが表示される画面モードに切り替えることができます。
Press <F2> to enter SETUP
(2) BIOS SETUP画面起動後、矢印キーを使ってカーソルを『Server』の位置に
移動させ、『System Management』を選択してください。
(3) 画面に各ソフトウェアのバージョンが表示されますので、ご確認下さい。
(4) 確認後は<<ESC>>キーで『System Management』画面から抜けてください。
(5) 矢印キーを使ってカーソルを『Exit』の位置に移動させ、
『Exit Discarding Changes』を選択して、BIOS SETUP画面を終了してください。
なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。
【ソフトウェアのご使用条件】
1.期間
(1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
(2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本
使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
(3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾
プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
(4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続しま
す。
(5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の
権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直
ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに
提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。
2.使用権
(1)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
することができます。
3.許諾プログラムの複製、改変および結合
(1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することがで
きます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではあ
りません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目
的でのみ保管することができます。
(2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作
権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
(3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはでき
ません。
(4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等
の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
(5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあり
ません。
4.許諾プログラムの移転等
(1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権
利を譲渡することができます。
(イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プ
ログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持
しないこと。
(ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
(2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用
権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできま
せん。
5.逆コンパイル等
お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブル
することはできません。
6.保証の期限
(1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
(2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。
7.責任の制限
弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対
してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。
8.その他
(1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾
プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなり
ません。
(2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決す
るものとします。
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アップデート手順
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以下の手順で、本ソフトウェアの解凍とBMCファームウェアアップデートを行って下さい。
【解凍手順】
(1) B2503D4D.zipをハードディスクの適当な場所にダウンロードします。
(2) B2503D4D.zipを右クリックして現れたメニューから、[すべて展開]を選択
してクリックしファイルを展開します。 展開先を確認してきますので、
必要に応じて展開先を変更し、[OK]ボタンをクリックします。
(3) (2)で指定した展開先に、"BMC"のフォルダが作成され、本ソフトウェアが
解凍されます。
解凍された手順書(README.TXT)はWindowsに添付されている「メモ帳」等で
ご覧になれます。
本手順書 (README.TXT) の内容にしたがって、アップデートを実行して下さい。
なお、ドライブ名やフォルダ名は、ご使用の環境に合わせて適宜読みかえて下さい。
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【改版履歴】
2009年2月17日
BMC-FW Rev. 00.25。(SDR Rev. 01.21/02.09/03.09)
・AC電源を供給したままご使用の装置で、約一年半経過した時点で装置の
再立ち上げを行った際、極稀に立ち上げ時にセンサーエラーを誤検出し
POSTが停止する場合がある問題を改善(サーバの通常運用中にシステム
停止に至るものではありません)。
本現象発生時、BMCファームウェアをアップデートするまでの暫定処置として、
ブレード収納ユニットへのAC電源供給を一度切ること
(不具合の発生したBladeサーバの抜き差しでも可能)、
または緊急の場合は、POST停止時に、POSTのメッセージに従い、
<F1>キー 又は <F3>キー を押してPOSTを続行させることで復旧が可能です。
・DianaScopeからEXPRESSSCOPEエンジンにログインした際のユーザ名を
"Management Software"と表示するように変更
・EM - Bladeサーバ間のManagement LANによる通信が行えなかった場合に
使用されるバックアップ用の通信経路が稀に使用出来なくなる場合が
ある問題を改善
・ESMPROのシャットダウン監視を有効にしても、シャットダウン監視が
動作しない場合がある問題を改善
・通報メール設定において、1個目の通報先の設定がされていない場合でも、
2個目以降の通報先にメールが送信されるように改善
・管理PCのOS、JREの組み合わせによっては、EXPRESSSCOPEエンジンの
リモートKVMコンソール機能やリモートメディア機能の設定がブラウザ
の終了時に保存されないことがある問題を改善。
・EXPRESSSCOPEエンジンにWebブラウザ経由でログインした場合、IPMI情報
のSEL/SDR/FRU表示ウィンドウに表示された詳細データを[Ctrl+C]でコピー
出来るように改善
・リモートKVMコンソール機能をお使いの場合、3ボタンマウスの中ボタン押下
を稀に誤検出する問題を改善
・BMCのホスト名(ドメイン名を除く)を45文字以上に設定した場合に、EXPRESSSCOPE
エンジンにログインできない場合がある問題を改善
・Bladeサーバの電源をOFFにした時、極稀にEMがBladeサーバの電源OFFを
認識できない場合がある問題を改善
2008年8月4日
注意事項の追加のみ。Revision変更は無し。
<注意>に、「本アップデートの適用により、BMC設定が初期化される」
旨を記載。本注意事項の対象は、BMC-FW Rev. 00.24のみであり、
Rev. 00.22以下 では、対象外(BMC設定は初期化されない)。
製品版BMC-FWに、Rev. 00.23 は存在しない。
2008年3月19日
BMC-FW Rev. 00.24。(SDR Rev. 01.21/02.09/03.09)
・デュアルコアIntel(R)Xeon(R)プロセッサー 5400番台 及び 5200番台 に対応
・メモリ修復可能エラー発生時に、ESRASユーティリティから
「メモリ修復可能エラー」を確認できない場合がある件を改善
・EXPRESSSCOPEエンジンのWebインタフェース上からの筐体識別機能が、ご使用
になるWebブラウザによっては一度目しか効かない場合がある件を改善
・EXPRESSSCOPEエンジンへのTelnet/SSH接続において、NullUserでのログインを
抑止するよう変更
・ブロードキャストストーム対応
2007年5月22日
BMC-FW Rev. 00.22。(SDR Rev. 01.20)
・BladeサーバをSIGMABLADE-H(N8405-024/034ブレード収納ユニット)に搭載時、
FANが不正に高速回転となる場合がある件を改善
・SSHでのログイン/ログアウトを繰り返した場合、ログインできなくなる件を改善
2007年4月24日
BMC-FW Rev. 00.21。(SDR Rev. 01.20)
・Red Hat Enterprise Linux 5 をご使用の場合に、リモートKVMコンソールの
キーボード・マウス、およびリモートメディアが認識されない場合がある件を改善
・HTTPSプロトコルにて Webサーバ機能への接続・切断を繰り返していると
HTTPS接続できなくなる件を改善
2007年1月30日
BMC-FW Rev. 00.20。(SDR Rev. 01.20)
・SIGMABLADE-M(N8405-016ブレード収納ユニット)において、
EMファームウェアRevision 02.00以上のEMカード(N8405-019)をサポート
2006年9月2日
BMC-FW Rev. 00.16。
・リモートメディア機能をサポート
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【商標および著作権】
本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。
LinuxはLinus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Red Hat、RPMは、Red Hat, Inc. の商標または登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他
の国における登録商標または商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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Copyright NEC Corporation 2009
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