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修正情報・ダウンロード

ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H) (N8405-024,034,024A,034A)EMカード(N8405-027)EMファームウェア 03.82

概要

===================================================================================
ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H) (N8405-024,034,024A,034A)
EMカード (N8405-027)
  EMファームウェア 03.82
===================================================================================
【ソ フ ト 名】  ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H) (N8405-024,034,024A,034A)、
                 EMカード (N8405-027) EMファームウェアアップデートモジュール
【登  録  名 】  emfw0382.exe
【対 応 機 種】  ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H) (N8405-024,034,024A,034A)
                 EMカード (N8405-027)
                 を使用されているお客様。
【対象ユーザ 】  下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】  EMファームウェア
【作 成 方 法】  自己解凍形式
===================================================================================


【ソフトの紹介】
この「ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H) (N8405-024,034,024A,034A)、
EMカード (N8405-027) EM ファームウェア アップデートモジュール
(以下「本ソフトウェア」といいます。)」
は、ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)で以下の機能強化・修正に対応したEMファーム
ウェアです。

[EMFW 03.21での対応]
      ・新ブレードサーバ対応(NX7700i/5010B-4、Express5800/140Ba-10)
      ・今後製品化予定のダブルワイドスイッチモジュール対応
      ・FAN回転数誤検出問題修正

[EMFW 03.24での対応]
      ・長期間運用するとEMが自動的に再起動してしまう問題を修正

[EMFW 03.41での対応]
      ・省電力機能強化(電力天井制御 追加)
      ・ブレード電源投入遅延機能 追加
      ・NetVisorPro Ver. 4.2 対応

[EMFW 03.45での対応]
      ・設定した SNMP Trap コミュニティ名 が保持されるように改善
      ・10Gbイーサのサポート
      ・”ブレード電源状態不明”を誤検出する件の対策処置

[EMFW 03.81での対応]
      ・新ブレードサーバ対応(Express5800/B140a-T、Express5800/B120a)
      ・EM カードのマネジメント LAN のリンクダウン検出による、
        EM カードの自動テイクオーバ機能対応

[EMFW 03.82での対応]
      ・新ブレードサーバ対応(増設HDDブレード AD106a、Express5800/B120a-d)

<注意>
   アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
   ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
   また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)によ
   りシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、EMカードまた
   はSIGMABLADE-Hが損傷し正常動作しなくなります。
   このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く
   ださい。
【アップデート対象ユーザ】
  下記機種で,対象となるソフトウェアバージョンをお使いのお客様。

  ・対象となる機種
    ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H) N8405-024,034,024A,034A
    EMカード N8405-027

  ・対象となるバージョン
    下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。
    <EMファームウェア>   EM Firmware Version:  01.05 / 03.01 / 03.15 / 03.21 / 03.24 /
                                               ^^^^^   ^^^^^   ^^^^^   ^^^^^   ^^^^^
                                               03.41 / 03.45 / 03.81
                                               ^^^^^   ^^^^^   ^^^^^
  ・ご注意
    2007年1月末日迄に購入されたExpress5800/120Bb-6(N8400-029/030)をお使いの場合、
    本EMファームウェアの適用と同時に、ブレードサーバの EXPRESSSCOPEエンジン 
    ファームウェアも Rev.00.22以上にアップデートしてください。
    (この際、必ずEMファームウェアのアップデートが完了した後に、搭載されるブレー
    ドサーバの EXPRESSSCOPEエンジン ファームウェアのアップデートを行ってください。
    ブレードサーバの EXPRESSSCOPEエンジン ファームウェアのアップデートを先に行う
    と、装置が正常動作しなくなる場合があります。ブレードサーバの EXPRESSSCOPEエ
    ンジン ファームウェアのレビジョンの確認およびファームウェアのアップデート方
    法については、「ブレードサーバシリーズ」の「EXPRESSSCOPE(R)エンジン」から、
    お使いのブレードサーバに該当するWebサイトにてご確認ください。)


   以下の方法で対象となるバージョンを必ず確認してください。
   (コマンドの詳細はブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)のユーザーズガイドの『コマ
   ンド仕様』を参照してください。)

   
   ・EMカードのコマンドラインインタフェースでの確認
     (1) EMカード(EMカード1枚実装時)または、アクティブEMカード(EMカード2枚
         実装時)のEMファームウェアのコマンドラインインタフェースに
         "Administrator"でログインしてください。

         "show version"コマンドにてEMファームウェアのバージョンを確認します。
         ("Enclosure Manager Firmware Version"に表示されている数字を確認してくだ
          さい。EMファームウェアの新しいファームウェアバージョンは「03.82」
          です。)

     (*) EMカードの アクティブ/スタンバイ の 確認方法:

        EMカードにはアクティブを 示すLED(ACTIVEランプ)が存在しています。
        ACTIVEランプ が点灯している EMカードが アクティブEMとして動作しています。
        (ACTIVEランプの位置については、ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)の
         ユーザーズガイドの『各部の名称』ご覧ください。)

        アクティブEMとして動作しているEMカードは "ACTIVEランプ" が緑色点灯します。 
        一方、スタンバイEMとして動作しているEMカードは"ACTIVEランプが" 消灯状態と
        なっています。

     (2) EMカード2枚実装時の場合、スタンバイEMカードのEMファームウェアの
         コマンドラインインタフェースに"Administrator"でログインしてください。

         "show version"コマンドにてEMファームウェアのバージョンを確認します。
         ("Enclosure Manager Firmware Version"に表示されている数字を確認してくだ
          さい。EMファームウェアの新しいファームウェアバージョンは「03.82」
          です。)

     (3) 確認した結果すべてのEMファームウェア(以下参照)が最新ならば、以降の
         アップデート作業は不要です。
          ・EMカード(EMカード1枚実装時)
          ・アクティブEMカード、スタンバイEMカード(EMカード2枚実装時)


     (*) コマンドラインインタフェースの使用方法の詳細は、ブレード収納ユニット
         (SIGMABLADE-H)のユーザーズガイドの『コマンドラインインタフェース(CLI) 
         (EMカード)』『コマンド仕様』をご参照ください。



================================================================================
アップデート手順
================================================================================
  以下の手順で、本ソフトウェアの解凍とBMCファームウェアアップデートを行って下さい。
  (コマンドの詳細はブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)のユーザーズガイドの『コマ
  ンド仕様』を参照してください。)


【解凍手順】
  (1) emfw0382.exeをWindowsが稼動している装置(パソコンなど)のハードディスクの適当
      な場所にダウンロードします。
      (ここでは例としてダウンロード先をC:\TEMPフォルダとします。)
  (2) [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックしま
      す。
  (3) 名前の欄に"C:\TEMP\emfw0382.exe"と半角で入力し、[OK] ボタンをクリックしま
      すと、解凍ファイルを格納するフォルダの確認があります。ここで指定したフォル
      ダに本ソフトウェアが解凍されます。

   解凍された手順書(README.TXT)はWindows2003等に添付されている「メモ帳」等で
   ご覧になれます。
   手順にしたがって、各ソフトウェアのアップデートを実行して下さい。
   なお、ドライブ名やフォルダ名は、ご使用の環境に合わせて適宜読みかえて下さい。


【ソフトウェアのご使用条件】
1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても
    本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許
    諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他
    の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了
    後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと
    ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様のお持ちの弊社SIGMABLADEシリーズにおいてのみ
    使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
    することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが
    できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで
    はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備
    える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製
    、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことは
   できません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の
    権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
      プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
      保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使
    用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで
    きません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ
  ルすることはできません。

6.保証の期限
  (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
     し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
  (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
     弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
     のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
     は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
     お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生
  につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様
  に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許
    諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては
    なりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。



【アップデート】
  アップデート手順は、ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)にで現在稼動しているEMファー
  ムウェアのバージョンおよび搭載しているEMカードの 台数が1台か2台か、またアップデート
  前のEMFWが03.01以前か以降かによって異なります。
  ご利用のシステムの構成を確認され適切な手順でアップデートを実施してください。


  --- EMカード(EMカード1枚実装時)のEMファームウェアのアップデート ---

  (1) 【解凍手順】(3)によって解凍したディレクトリにある emfw0382.img をftpサーバ
      またはtftpサーバが管理するフォルダへコピーします。(EMカードのマネジメント
      LANコネクタからアクセス可能なftpサーバまたはtftpサーバをあらかじめ、ご用意
      ください。)

  (2) EMファームウェアのコマンドラインインタフェースに"Administrator"でログイン
      し、"restart em"コマンドにてEMをリブートします。

  (3) 再度、EMファームウェアのコマンドラインインタフェースに ユーザアカント
      "Administrator"でログインし、アップデートコマンド "update image" を実行し
      ます。

      (EMファームウェアアップデート コマンド入力例)
         update image tftp://192.168.1.69/emfw0382.img (tftpサーバの場合)
         update image ftp://192.168.1.69/emfw0382.img (anonymous ftpサーバの場合)
         update image ftp://username:password@192.168.1.69/emfw0382.img
                      (ftpサーバ(ユーザパスワードあり)の場合)

      (※ コマンド実行後、メッセージにしたがって"YES"を入力してください。)


      [ヒント] アップデートには約1分かかります。
               アップデート完了後「Restarting system.」と表示され、EMカードは
               自動的にリブートします。
      [ヒント] リブート中にFANが高速回転しますが正常な動作です。
      [ヒント] リブート中はネットワークが切断されますので、リブート完了後(約2
               分後)、再度コマンドラインインタフェースにログインする必要があり
               ます。
      [ヒント] まれに、"Operation failed."とupdateに失敗することがあります。その
               場合は、restart emと入力してEMを再起動してから、再度アップデートを
               実施してください。

  (4) EMファームウェアのコマンドラインインタフェースに"Administrator"でログイン
      してください。
      "show version"コマンドにてEMファームウェアのバージョンを確認します。

      (EMファームウェアバージョン表示例)
        Enclosure Manager Firmware Version: 03.82  (2009.04.22 17:17:12)

      [ヒント] まれにリブートに失敗し、上記のEMファームウェアバージョンがアップ
               デート前のバージョンのままとなっている場合があります。その場合は、
               EMカードのRESETスイッチを押してください。

  (5) "exit"コマンドにて、EMコンソールのセッションを切断する。

     以上でEMカード1枚実装時のEMファームウェアのアップデートは完了です。


--- EMカード2枚実装時のEMファームウェアのアップデート(EMFW 03.01以降) ---

  (1) 【解凍手順】(3)によって解凍したディレクトリにある emfw0382.img をftpサーバ
      またはtftpサーバが管理するフォルダへコピーします。

      アクティブEMカード、スタンバイEMカードの双方から同時にアクセス可能なftp
      サーバまたはtftpサーバをあらかじめ、ご用意ください。
      双方から同時にアクセスが出来なければ、後述のEMFW 01.05の場合の手順に従って
      アップデートする必要があります。

  (2) アクティブEMファームウェアのコマンドラインインタフェースに"Administrator"で
      ログインし、"restart em"コマンドにてEMをリブートします。

      アクティブEMのリブートが完了したら、スタンバイEMファームウェアのコマンド
      ラインインタフェースに"Administrator"でログインし、"restart em"コマンドにて
      EMをリブートします。

  (3) スタンバイEMのリブートが完了したら、EMファームウェアのアップデートを実施
      します。
      アクティブEMファームウェアのコマンドラインインタフェースにユーザアカント
      "Administrator"でログインし、アップデートコマンド"update image" を実行しま
      す。

      (EMファームウェアアップデート コマンド入力例)
         update image tftp://192.168.1.69/emfw0382.img (tftpサーバの場合)
         update image ftp://192.168.1.69/emfw0382.img (anonymous ftpサーバの場合)
         update image ftp://username:password@192.168.1.69/emfw0382.img
                      (ftpサーバ(ユーザパスワードあり)の場合)

      (※ コマンド実行後、メッセージにしたがって"YES"を入力してください。)


      [ヒント] アップデートには約1分かかります。
               アップデート完了後「Restarting system.」と表示され、EMカードは
               自動的にリブートします。
      [ヒント] リブート中にFANが高速回転しますが正常な動作です。
      [ヒント] リブート中はネットワークが切断されますので、リブート完了後(約2
               分後)、再度コマンドラインインタフェースにログインする必要があり
               ます。
      [ヒント] まれに、"Operation failed."とupdateに失敗することがあります。その
               場合は、アクティブEM/スタンバイEMともにrestart emと入力してEMを再
               起動してから、再度アップデートを実施してください。

  (4) EMファームウェアのアップデート結果を確認します。
      アクティブEM、スタンバイEM共にEMファームウェアのコマンドラインインタフェー
      スに"Administrator"でログインしてください。
 
      "show version"コマンドにてEMファームウェアのバージョンを確認します。

      (EMファームウェアバージョン表示例)
        Enclosure Manager Firmware Version: 03.82  (2009.04.22 17:17:12)

      [ヒント] まれにリブートに失敗し、上記のEMファームウェアバージョンがアップ
               デート前のバージョンになる場合があります。その場合は、EMカードの
               RESETスイッチを押してください。

  (5) "exit"コマンドにて、EMコンソールのセッションを切断する。

   以上で、EMファームウェアのアップデートは完了です。


--- EMカード2枚実装時のEMファームウェアのアップデート(EMFW 01.05の場合) ---

  (1) 【解凍手順】(3)によって解凍したディレクトリにある emfw0382.img をftpサーバ
      またはtftpサーバが管理するフォルダへコピーします。(EMカードのマネジメント
      LANコネクタからアクセス可能なftpサーバまたはtftpサーバをあらかじめ、ご用意
      ください。)

  まず、アクティブEMカードのEMファームウェアのアップデートを行います。

  (2) EM カードを2枚実装している場合、スタンバイEM側のEMカードを抜去してくださ
      い。

      EMカードの アクティブ/スタンバイ の 確認方法:

      EMカードにはアクティブを 示すLED(ACTIVEランプ)が存在しています。
      ACTIVEランプ が点灯している EMカードが アクティブEMとして動作しています。
      (ACTIVEランプの位置については、ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)の
       ユーザーズガイドの『各部の名称』ご覧ください。)

      アクティブEMとして動作しているEMカードは "ACTIVEランプが" 緑色点灯します。 
      一方、スタンバイEMとして動作しているEMカードは"ACTIVEランプが" 消灯状態と
      なっています。

  (3) EMファームウェアのコマンドラインインタフェースに"Administrator"でログイン
      し、"restart em"コマンドにてEMをリブートします。

  (4) EMファームウェアのアップデートを実施します。
      EMファームウェアのコマンドラインインタフェースにユーザアカント
      "Administrator"でログインし、アップデートコマンド"update image" を実行しま
      す。

      (EMファームウェアアップデート コマンド入力例)
         update image tftp://192.168.1.69/emfw0382.img (tftpサーバの場合)
         update image ftp://192.168.1.69/emfw0382.img (anonymous ftpサーバの場合)
         update image ftp://username:password@192.168.1.69/emfw0382.img
                      (ftpサーバ(ユーザパスワードあり)の場合)

      (※ コマンド実行後、メッセージにしたがって"YES"を入力してください。)


      [ヒント] アップデートには約1分かかります。
               アップデート完了後「Restarting system.」と表示され、EMカードは
               自動的にリブートします。
      [ヒント] リブート中にFANが高速回転しますが正常な動作です。
      [ヒント] リブート中はネットワークが切断されますので、リブート完了後(約2
               分後)、再度コマンドラインインタフェースにログインする必要があり
               ます。
      [ヒント] まれに、"Operation failed."とupdateに失敗することがあります。その
               場合は、restart emと入力してEMを再起動してから、再度アップデートを
               実施してください。

  (5) EMファームウェアのアップデート結果を確認します。
      EMファームウェアのコマンドラインインタフェースに"Administrator"でログイン
      してください。
      "show version"コマンドにてEMファームウェアのバージョンを確認します。

      (EMファームウェアバージョン表示例)
        Enclosure Manager Firmware Version: 03.82  (2009.04.22 17:17:12)

      [ヒント] まれにリブートに失敗し、上記のEMファームウェアバージョンがアップ
               デート前のバージョンになる場合があります。その場合は、EMカードの
               RESETスイッチを押してください。

  (6) "exit"コマンドにて、EMコンソールのセッションを切断する。

  以上で、アクティブEMカードのEMファームウェアのアップデートは完了です。

  引き続き、スタンバイEMカードのEMファームウェアのアップデートを行います。

  (7) 項番(6)でアップデートの完了したEMカードを抜去します。
  (8) 項番(2)で抜去したEMカードを、元のスロット位置に挿入します。
      この時、挿入したEMカードからアップデート用のftpサーバまたはtftpサーバに
      アクセス可能であることを確認願います。

  (9) 項番(4)の手順に従い、EMファームウェアをアップデートしてください。
  (10) 項番(5)の手順に従い、EMファームウェアのバージョンを確認してください。

  以上で、2台のEMカードのアップデートは完了しました。
  引き続きアップデートが完了した2枚のEMカードを元のスロット位置に戻す作業を行いま
  す。

  (11) 項番(10)でアップデートが完了したEMカードを抜去します。
  
      [ヒント] 一時的に EMカードが存在しない状態となります。速やかに 以下の手順
               にしたがって処理を進めてください。
  
  (12) 項番(6)でアップデートが完了したEMカードを、元のスロット位置に挿入します。
  (13) EMカードが起動することを確認します。
  (14) 項番(10)でアップデートが完了したEMカードを、元のスロット位置に挿入します。
  (15) EMカードが起動することを確認します。

  以上で、EMカード2枚搭載時のEMファームウェアのアップデートは完了しました。


【注意事項】
  (1)2007年1月末日迄に購入されたExpress5800/120Bb-6(N8400-029/030)をお使いの場合、
    本EMファームウェアの適用と同時に、ブレードサーバの EXPRESSSCOPEエンジン 
    ファームウェアも Rev.00.22以上にアップデートしてください。
    (この際、必ずEMファームウェアのアップデートが完了した後に、搭載されるブレー
    ドサーバの EXPRESSSCOPEエンジン ファームウェアのアップデートを行ってください。
    ブレードサーバの EXPRESSSCOPEエンジン ファームウェアのアップデートを先に行う
    と、装置が正常動作しなくなる場合があります。ブレードサーバの EXPRESSSCOPEエ
    ンジン ファームウェアのレビジョンの確認およびファームウェアのアップデート方
    法については、「ブレードサーバシリーズ」の「EXPRESSSCOPE(R)エンジン」から、
    お使いのブレードサーバに該当するWebサイトにてご確認ください。)
  (2)ftpサーバまたはtftpサーバをご利用の場合は、以下の点にご注意ください。
  
    (a) EMファームウェアを設置するサーバにおいて、OSのファイアウォール機能または
        ファイアウォール機能を持ったソフトウェアを使用している場合は、該当するポ
        ートが利用可能な設定であることを確認してください。ftpサーバを利用する場
        合は、ftpサーバがパッシブモードに設定されていることを確認してください。
    (b) EMファームウェアを設置するサーバにおいて、DeploymentManager (DPM)がイン
        ストールされている場合、DPMのtftpサーバが既に動作している可能性がありま
        す。その場合、他のソフトウェアによるtftpサーバは正常に動作しない可能性が
        あります。DPMのtftpサーバはWindowsサービスとして動作するため、管理ツール
        の「サービス」から停止をしてください。(DPMについてはDPMのユーザーズガイ
        ドを、OSの操作についてはOSの説明書等を参照してください。)
    (c) tftpサーバを利用してConfig情報をバックアップする場合、tftpサーバ上のバッ
        クアップ先のフォルダにConfig情報を格納するファイルを作成し、EMカードから
        アクセスできる適切なアクセス権をあらかじめ設定する必要があります。(詳し
        くはtftpサーバソフトウェアの説明書等を参照してください。)


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【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。

Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他
の国における登録商標または商標です。

その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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   Copyright NEC Corporation 2009

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製品名カテゴリ

品名: ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)
型番: N8405-024
品名: ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H)
型番: N8405-024A
品名: EMカード
型番: N8405-027
品名: ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H, SSC/Lite付き)
型番: N8405-034
品名: ブレード収納ユニット(SIGMABLADE-H, SSC/Lite付き)
型番: N8405-034A

対象製品

品名  
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

BIOS/ファームウェア

障害区分

その他

  • コンテンツID: 9010105077
  • 公開日: 2019年01月18日
  • 最終更新日:2019年01月18日
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