ページの先頭です。
ここから本文です。

修正情報・ダウンロード

Express5800シリーズ EXPRESSBUILDER Version E8.10-003.01

概要

================================================================================
Express5800シリーズ
EXPRESSBUILDER Version E8.10-003.01
================================================================================
【名称】           EXPRESSBUILDER Version E8.10-003.01
【対象モデル】     Express5800/R120h-1M, R120h-2M, R120h-1E, R120h-2E, T120h
【種別】           EXPRESSBUILDER
================================================================================

【ソフトウェアの紹介】
 EXPRESSBUILDERは、Express5800シリーズに内蔵され、OSインストールなどを実施する
 ソフトウェアです。

   Version E8.10-003.01 :   ファームウェア3.10.222へアップデート



  ダウンロードの前に、以下の【ソフトウェアのご使用条件】をお読みください。
本使用条件に同意しないときは、本ソフトウェアをダウンロードしないでください。
本ソフトウェアをダウンロードした場合、本使用条件に同意したものとみなします。


【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件とともに提供するソフト
ウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本国内で使用する権利を
下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします。
お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使
用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾プ
    ログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後
    直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」におい
    てのみ許諾プログラムを使用できます。
 (2)許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、また
    は固定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたと
    きに、当該コンピューターにおいて使用されたものとします。
 (3)お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用
    できます。

3.著作権その他の知的財産権
  許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著
  作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、ア
  メリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。

4.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。
    ただし、許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした
    場合、お客様は許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾プロ
    グラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管できます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をす
    ることはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできませ
    ん。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

5.許諾プログラムの移転等
  お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移
  転その他の処分をすることはできません。

6.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆ア
  センブルすることはできません。

7.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、
    自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラ
    ム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる
    修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提
    供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

8.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。

9.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から
    輸出してはなりません。
 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾
    プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。
 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約
    の履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212
    に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュ
    メント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものと
    します。
 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。
 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ラ
    イセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定され
    たファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の
    条項に従うものとします。


================================================================================
アップデート手順
================================================================================

以下の手順に従い、EXPRESSBUILDERをアップデートしてください。

【バージョンチェック】

  [ローカルから確認する方法]
  (1) POSTからF9キーを押してシステムユーティリティを起動します。
  (2) [System Information] - [System Information] - [Firmware Information] を
      選択します。
  (3) 画面上の「EXPRESSBUILDER」のバージョンを確認します。

  [リモートから確認する方法]
  (1) 「iLO5 ユーザーズガイド」を参照し、iLO Webインターフェースを使用します。
  (2) 左メニューの「ファームウェア & OSソフトウェア」を選択し、
      「ファームウェア」を選択します。
  (3) 画面上の「EXPRESSBUILDER」のバージョンを確認します。 

  確認したバージョンが3.10.222であれば、E8.10-003.01がインストール済み
  です。本バージョンをインストールする必要はありません。
  また、バージョンが3.30.213以上のときは、本バージョンへダウングレードできませ
  ん。更新せずにそのまま使用してください。

  EXPRESSBUILDERをインストールするときは、以降の手順を参照して更新してください。


【準備: アップデートDVDの作成】
  (1) Windows環境において、本ソフトウェアを任意の場所にダウンロードします。
      すべてのファイルを同一フォルダーに格納してください。
  (2) E8.10-003.01.batを実行します。E8.10-003.01.zipが作成されます。
  (3) 手順(2)で作成したファイルを解凍します。E8.10-003.01.isoが作成されます。
  (4) 手順(3)で作成したファイルをライティングソフトなどを使い、
      ISOイメージファイル形式でDVD-R等にコピーします。


【アップデート】
  (1) 対象サーバーでセキュアブート設定が有効になっているときは、いったん無効に
      します。 
      システムユーティリティから、[System Configuration] - [BIOS/Platform
      Configuration (RBSU)] - [Server Security]の「Secure Boot Settings」で設定
      してください。
  (2) 対象のサーバーに「準備」で作成したアップデートDVDをセットします。
      リモートコンソールを使ってアップデートする場合は、アップデートDVDの
      ISOイメージファイルを仮想ドライブにマウントします。
  (3) サーバーを起動し、POSTでF11キーを押して「One-Time Bootメニュー」を起動し
      ます。
  (4) メニューから、(2)でセットしたドライブを指定します。
  (5) サーバーを再起動し、DVDから起動させます。
  (6) そのまま何もせず、アップデートが終了するまで待ちます(5~20分)。
      この間、電源断などの強制終了をさせないでください。
  (7) 正常終了すると自動的にリブートします。
      (OSがインストール済みのときはOSが起動します)
  (8) サーバーの電源をオフにし、ACもオフにします。
  (9) 1分ほど待った後、再び電源をオンにし、POSTでF10キーを押してEXPRESSBUILDER
      を起動します。
 (10) 「メンテナンスの実行」から「システムの消去およびリセット」をクリックしま
      す。
 (11) 「EXPRESSBUILDER環境設定」をチェックし、「送信」をクリックします。
 (12) 「すぐに起動」をクリックします。
 (13) 消去が完了したら、「再起動」をクリックします。
 (14) POSTでF10キーを押して、再びEXPRESSBUILDERを起動します。
 (15) 初期設定ウィザード(「FIRST TIME SET UP WIZARD」)ボタンが表示されますので、
      ボタンをクリックして初期設定を完了させます。
 (16) EXPRESSBUILDER更新後は、以下Webサイト掲載のStarter Packを適用してください。
      本ファームウェアに対応したStarter PackはS8.10-003.01です。
      https://www.support.nec.co.jp/
      (「NECサポートポータル内検索」から、"S8.10-003"を検索)
 (17) 手順(1)でセキュアブート設定を無効にした場合、同様の手順で有効へ戻します。


【制限事項】
  本バージョン(E8.10-003.01)は、次のような制限事項があります。
  「手動」オプションでインストールするときは注意してください。

  【Windowsインストール】
    手動オプションでインストールするとき、インストール先ドライブが「オフライン」
    になってインストールできない場合があります。
    この場合、「インストレーションガイド(Windows編)補足」 の「手動オプションで
    インストール時の注意」を参照してインストールしてください。

  【Linuxインストール】
    OS インストールメディア検出時に下記のようなエラーが表示され、OS インストール
    を開始できない場合があります。
       TypeError: ipsession.mediafslabel is undefined... 0% 

    この場合、POST画面で[F11]キーを押し、ワンタイムブートメニューでOSインストー
    ルメディアを選択してインストールしてください。 
    本手順を反映させたインストレーションガイドの正誤表はこちらです。

【補足】
  ・本アップデートに伴い、画面表示、操作手順が変わります。
    差分については「インストレーションガイド(Windows編)補足」を参照してください。
  ・EXPRESSBUILDER を使って Windows Server 2012 R2 をインストールすると、
    回復パーティションの属性に Windows OS デフォルト以外の値が設定される場合が
    あります。
    次の (1) ~ (7) の手順にて、回復パーティションの属性を確認してください。
    Windows OS デフォルト以外の値が設定されている場合は、引き続き、(8)以降の
    手順を実施してください。

  ==================================
  回復パーティションの属性の変更手順
  ==================================
  (1) 管理者としてコマンドプロンプトを起動します。
  (2)「diskpart」を実行し、Diskpartコマンドを起動します。
  (3)「list disk」を実行し、ディスク番号を確認します。
  (4)「select disk n」(※)を実行し、回復パーティションがあるディスク(通常は最も
      小さい数字のディスク)を選択します。
  
     ※ n : 手順(3)で確認したディスク番号
        例) select disk 0
  
  (5)「list partition」を実行し、回復パーティション(Typeに「回復」とあるもの)の
      パーティション番号を確認します。
  (6)「select partition n」(※)を実行し、回復パーティションのパーティションを
      選択します。
  
     ※ n : 手順(5)で確認したパーティション番号
        例) select partition 1
  
  (7)「detail partition」を実行し、パーティションの「属性」の値を確認します。
  
     ■「0X8000000000000001」の場合 :
         → Windows OS デフォルトの値が設定されています。
            以降の手順は不要です。
           「exit」を実行し、Diskpartコマンドを終了してください。

     ■「0X8000000000000001」以外の場合 :
         → Windows OS デフォルト以外の値が設定されています。
            手順(8)に進んでください。
 
  (8)「gpt attributes=0X8000000000000001」を実行し、パーティションの属性を変更
      します。
  (9)「detail partition」を実行し、パーティションの属性が変更されていることを
      確認します。
 (10)「exit」を実行し、Diskpartコマンドを終了します。
 
  以上で完了です。  


=====================================================================
改版履歴
=====================================================================
2018/03/14  初版: E8.10-003.01 の登録。
2018/04/25  2版:  「制限事項」の追記。
2018/05/11  3版: 【アップデート】で手順(1)(9)の追加。
2019/04/19  4版: 【バージョンチェック】の手順を全面見直し。
                 【アップデート】で手順(2)(16)の修正、(8)-(15)の追加。
                  回復パーティション属性値について【補足】に追記。


--------------------------------------------------------------------------------
【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、または開発元である第三者に帰属します。

*Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国
 およびその他の国における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


--------------------------------------------------------------------------------
   Copyright NEC Corporation 2018

ダウンロード

EXPRESSBUILDER
【説明】
EXPRESSBUILDER 1/2
ダウンロードには型番/製造号機の情報が必要です。

【ファイル名】
e8.10-003.01.iso.zip.001
(サイズ:1MB)
【説明】
EXPRESSBUILDER 2/2

【ファイル名】
e8.10-003.01.iso.zip.002
(サイズ:790MB)
【説明】
EXPRESSBUILDER 作成ツール

【ファイル名】
e8.10-003.01.iso.bat
(サイズ:689B)
【説明】
EXPRESSBUILDER「e8.10-003.01.iso」のMD5 ハッシュ

【ファイル名】
e8.10-003.01.iso.md5sum.txt
(サイズ:110B)

製品名カテゴリ

R120h-1M
R120h-2M
R120h-1E
R120h-2E
T120h

対象製品

品名 Express5800/R120h-1M, R120h-2M, R120h-1E, R120h-2E, T120h
リビジョン
対象OS 該当なし
型番
修正情報

種別

ユーティリティ/マネージメントツール

障害区分

その他

  • コンテンツID: 9010107071
  • 公開日: 2018年11月06日
  • 最終更新日:2019年04月22日
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。