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修正情報・ダウンロード

Express5800/T110j T110j-S システムBIOS F09

概要

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Express5800/T110j
Express5800/T110j-S
システムBIOS F09
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【ソ フ ト 名 】  Express5800/T110j、Express5800/T110j-S
                  システムBIOSアップデートモジュール
【対 応 機 種 】  Express5800/T110j
                  Express5800/T110j-S
【対 応  O S  】  本ソフトウェアはCD/DVDメディアによるオフラインアップデートを
                  サポートします。
【対象ユーザー】  下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別  】  システムBIOS
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/T110j、Express5800/T110j-SシステムBIOSアップデートモジュール
(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、Express5800/T110j、
Express5800/T110j-Sで以下の機能強化に対応したシステムBIOSです。

 ・VMware ESXi 6.5 Update 2をサポートしました。

 ・N8104-149 10GBASE接続基本ボードを搭載したとき、BMC管理コンソール上でMACアド
   レスが正しく表示されない問題を修正しました。

 ・BIOSセットアップユーティリティーの[Server Mgmt]メニューで[FRB-2 Timer]が
   [Disabled]に設定されている場合、POST中に不要なシステムイベントログ(SEL)が登
   録される問題を修正しました。

 ・BIOSセットアップユーティリティーの[Main]メニューで[ME FW Version]の表示形式
   を変更しました。

 ・BIOSセットアップユーティリティーの[Server Mgmt]メニューから不要な[IPv6 BMC
   Network Configuration]サブメニューを削除しました。

 ・BIOSセットアップユーティリティーの[Chipset] - [PCH-IO Configuration] - [PCI
   Express Configuration] - [PCI Express#X]サブメニューで[PCIe Speed]が[Auto]
   以外に設定されているとき、POST中にリブートを繰り返す問題を修正しました。出荷
   時の[PCIe Speed]設定は、[Auto]です。

  ≪共通の注意事項≫

  * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
    ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってくださ
    い。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)
    によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損
    傷し正常動作しなくなります。
    このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く
    ださい。

  * Windows(R) BitLocker(TM)機能を有効にしている場合、一旦無効にしてから本作業を
    行い、作業完了後再度有効にしてください。無効にせずアップデートを行った場合、
    システム起動時に「回復パスワード」が必要になる場合があります。


【アップデート対象ユーザー】
  下記機種で、対象となるBIOSバージョンをお使いのお客様。
  ・対象となる機種
     1.Express5800/T110j
     2.Express5800/T110j-S

  ・対象となるBIOSバージョン
     1. F07

   注) 上記より新しいバージョンをお使いの場合、本ソフトウェアでアップデート
       されるシステムBIOSと同等の機能、および修正が既に適用されています。
       新たにアップデートする必要はありません。

   システムBIOSのバージョンは、以下で確認することができます。

 ≪BIOSセットアップユーティリティー≫
   (1) 本機の電源を入れたとき、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実行
       内容が表示されます。しばらくすると、以下のメッセージが表示されます。

                        Press <F2> to enter SETUP

       メッセージに従い、<F2>キーを押して、BIOSセットアップユーティリティーを
       起動します。

   (2) 「Main」メニューにBIOSバージョンが表示されています。

      注)矢印キーを使ってカーソルを「Save & Exit」の位置に移動させ、「Discard
          Changes and Exit」を選択してください。
          BIOSセットアップユーティリティーが終了します。

      注)BIOSセットアップユーティリティーの使用方法の詳細は、メンテナンスガイド
          の『便利な機能』『システムBIOSの詳細』をご参照ください。

 ≪Windows(R) OS≫

   (1) <Windows>キーを押しながら<R>キーを押します。

   (2) 「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックスに、「msinfo32」を入力
        して「OK」をクリックします。

   (3) 「システム情報」が起動した後、「システムの要約」を選択します。

   (4) 「BIOSバージョン/日付」の項目から、システムBIOSのバージョンを確認します。

 ≪Linux(R) OS≫

   (1) xtermなどのターミナル(端末)を起動します。
   
   (2) 下記コマンドを実行します。
       # /usr/sbin/dmidecode | less

       注)#はプロンプトを示します。入力する必要はありません。

   (3) BIOS Information->Version の項目でBIOSバージョンを確認します。

       注) dmidecodeコマンドがインストールされている必要があります。


  なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。

【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件とともに提供するソフト
ウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本国内で使用する権利を
下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします。
お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使
用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾プ
    ログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後
    直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」におい
    てのみ許諾プログラムを使用できます。
 (2)許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、また
    は固定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたと
    きに、当該コンピューターにおいて使用されたものとします。
 (3)お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用
    できます。

3.著作権その他の知的財産権
  許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著
  作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、ア
  メリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。

4.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。
    ただし、許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした
    場合、お客様は許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾プロ
    グラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管できます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をす
    ることはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできませ
    ん。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

5.許諾プログラムの移転等
  お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移
  転その他の処分をすることはできません。

6.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆ア
  センブルすることはできません。

7.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、
    自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラ
    ム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる
    修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提
    供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

8.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。

9.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から
    輸出してはなりません。
 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾
    プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。
 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約
    の履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212
    に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュ
    メント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものと
    します。
 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。
 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ラ
    イセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定され
    たファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の
    条項に従うものとします。


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BIOSアップデート手順
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 (1)本モジュールをハードディスクの適当な場所にダウンロードしてファイルを適当な
    場所にすべて展開します。
 (2)展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。
 (3)説明ファイル(READMEファイル)の内容にしたがって、システムBIOSのアップデート
    を実行してください。

 解凍された説明ファイル(READMEファイル)はWindows(R)OS添付の「メモ帳」等でご覧に
 なれます。


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【改版履歴】
2019/02/01   F09

・VMware ESXi 6.5 Update 2をサポートしました。

・N8104-149 10GBASE接続基本ボードを搭載したとき、BMC管理コンソール上でMACアド
  レスが正しく表示されない問題を修正しました。

・BIOSセットアップユーティリティーの[Server Mgmt]メニューで[FRB-2 Timer]が
  [Disabled]に設定されている場合、POST中に不要なシステムイベントログ(SEL)が登
  録される問題を修正しました。

・BIOSセットアップユーティリティーの[Main]メニューで[ME FW Version]の表示形式
  を変更しました。

・BIOSセットアップユーティリティーの[Server Mgmt]メニューから不要な[IPv6 BMC
  Network Configuration]サブメニューを削除しました。

・BIOSセットアップユーティリティーの[Chipset] - [PCH-IO Configuration] - [PCI
  Express Configuration] - [PCI Express#X]サブメニューで[PCIe Speed]が[Auto]
  以外に設定されているとき、POST中にリブートを繰り返す問題を修正しました。出荷
  時の[PCIe Speed]設定は、[Auto]です。


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【商標および著作権】

Microsoft、Windows、Windows Serverは米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標または商標です。

Linux(R)は、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標です。

Red Hat、Red Hat Enterprise Linuxは、米国Red Hat, Inc.の米国およびその他の国に
おける商標または登録商標です。

その他、記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。

その他、各製品は各社の著作物です。

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   Copyright NEC Corporation 2019


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製品名カテゴリ

T110j-S
T110j

対象製品

品名 Express5800/T110j-S, T110j
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

BIOS/ファームウェア

障害区分

その他

  • コンテンツID: 9010108090
  • 公開日: 2019年02月06日
  • 最終更新日:2019年02月06日
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