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修正情報・ダウンロード

Express5800/R110j-1, R110j-1 (2nd-Gen) システムROM U43 v2.10 (09/12/2019)

概要

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Express5800/R110j-1
Express5800/R110j-1 (2nd-Gen)
システムROM U43 v2.10 (09/12/2019)
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【ソ フ ト 名】  Express5800/R110j-1、Express5800/R110j-1 (2nd-Gen)
                 システムROM(BIOS)アップデートモジュール
【対 応 機 種】  Express5800/R110j-1
                 Express5800/R110j-1 (2nd-Gen)
【対 応  O S 】  本ソフトウェアはオフラインアップデート、および
                 下記のOSに対応しています
                  ・Windows Server(R) 2012 R2
                  ・Windows Server(R) 2016
                  ・Windows Server(R) 2019
                  ・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7
【対象ユーザ 】  下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】  システムROM
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/R110j-1、Express5800/R110j-1 (2nd-Gen)システムROM(BIOS)アップ
デートモジュール(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、Express5800/R110j-1、
Express5800/R110j-1 (2nd-Gen)のシステムROMの機能強化、および問題点を修正します。

 注意事項
 ・以下の特定のプロセッサを搭載した装置において、「Intel(R) Software Guard 
   Extensions(SGX)」を「Enabled」に設定している場合、アップデートしないで
   ください。
     System Utilities > System Configuration >
     RBSU > Processor Options >  
     Intel(R) Software Guard Extensions(SGX)

   注) CPUボード(4C/i3-8300) [N8101-1515]
        CPUボード(2C/Pentium G5400) [N8101-1512]
 
 ・メモリ周波数を設定する機能を改善しました。システムの耐障害性が向上します。
   以下の条件を全て満たしている装置の場合、メモリ周波数は2666MHzになります。
   満たさない場合、メモリ周波数は2400MHzになります。
    - インテル(R) Xeon(R) E プロセッサーが搭載されている
    - 同一チャネルに同じ部品番号のメモリが搭載されている

   注) メモリの部品番号は、System Utilitiesの以下の項目で確認できます。
     System Utilities > System Information > Memory Information > Part Number
 
   注) R110j-1の場合、メモリ構成によってはメモリ周波数が低く設定されることが
       あります。
 
 機能強化、および問題点の修正
 ・以下のセキュリティ上の脆弱性に対応しました。
    CVE-2017-5715
    CVE-2018-12126
    CVE-2018-12127
    CVE-2018-12130
    CVE-2019-11135
    CVE-2018-11091

 ・プロセッサーのマイクロコードを更新しました。
    インテル(R) Xeon(R) E プロセッサー
    インテル(R) Pentium(R) Goldプロセッサーシリーズ
    第8世代インテル(R) Core(TM) i3 プロセッサー

 ≪本ソフトウェアに含まれるプログラムとデータ≫
   本ソフトウェアには、以下のプログラムとデータが含まれています。
   本ソフトウェアを実行する環境に合わせて、お使いください。

  a) システムユーティリティ/iLO Web インターフェース用フラッシュイメージ
      firmware\U43_2.10_09_12_2019.signed.flash

  b) Windows(R)用 システムROM アップデートプログラム
      winx64\cp041364.exe

  c) Linux(R)用 システムROM アップデートRPMパッケージ
      Linux\firmware-system-oem-u43-2.10_2019_09_12-1.1.x86_64.rpm

【アップデート対象ユーザ】
  下記の機種とシステムROMバージョンをお使いのお客様が対象になります。

  ・対象機種

     1. Express5800/R110j-1
     2. Express5800/R110j-1 (2nd-Gen)

  ・対象バージョン

     1. U43 v1.02 (10/02/2018)
     2. U43 v1.03 (11/28/2018)
     3. U43 v1.20 (02/02/2019)
     4. U43 v1.22 (04/04/2019)
     5. U43 v2.00 (05/16/2019)

   注) 上記より新しいバージョンをお使いの場合、本ソフトウェアでアップデート
       されるシステムROMと同等の機能、および修正が既に適用されています。
       新たにアップデートする必要はありません。

   システムROMのバージョンは、以下の手順で確認することができます。
   任意の手順を選択して、アップデートの前後でバージョンをご確認ください。

 ≪システムユーティリティ≫
   以下の手順でシステムROMのバージョンと日付が確認できます。

   (1) 装置の電源を入れます。ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実
       行内容が表示されます。しばらくすると、以下のメッセージが表示されます。
       メッセージに従い<F9>キーを押して、システムユーティリティを起動します。

                      [F9] System Utilities

   (2) システムユーティリティが起動した後、「System Information」を選択します。

   (3) 「Firmware Information」を選択します。

   (4) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されます。「System ROM」項から
       バージョンと日付を確認します。

   注) システムROMのバージョンを確認した後、<ESC>キーを押す、または「Exit」を
       選択して、システムユーティリティを終了してください。

   注) システムユーティリティの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの「便利な
       機能」「1. システムユーティリティ」を参照してください。

 ≪Windows(R) OS≫
   以下の手順でシステムROMの日付が確認できます。

   (1) <Windows>キーを押しながら<R>キーを押します。

   (2)「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックスで、「msinfo32」を入力して
       「OK」をクリックします。

   (3) 「システム情報」が起動した後、「システムの要約」を選択します。

   (4) BIOSバージョン/日付 の項目から、システムROMの日付を確認します。


 ≪Linux(R) OS≫
   以下の手順でシステムROMの日付が確認できます。

   (1) xtermなどのターミナル(端末)を起動します。

   (2) 以下のコマンドを実行します。

       # /usr/sbin/dmidecode | less

       注) #はプロンプトを示します。入力する必要はありません。

   (3) BIOS Information->Release Date の項目から、システムROMの日付を
       確認します。
   
   注) dmidecodeコマンドがインストールされている必要があります。

なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。

【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件とともに提供するソフト
ウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本国内で使用する権利を
下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします。
お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使
用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾プ
    ログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後
    直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」におい
    てのみ許諾プログラムを使用できます。
 (2)許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、また
    は固定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたと
    きに、当該コンピューターにおいて使用されたものとします。
 (3)お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用
    できます。

3.著作権その他の知的財産権
  許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著
  作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、ア
  メリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。

4.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。
    ただし、許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした
    場合、お客様は許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾プロ
    グラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管できます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をす
    ることはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできませ
    ん。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

5.許諾プログラムの移転等
  お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移
  転その他の処分をすることはできません。

6.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆ア
  センブルすることはできません。

7.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、
    自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラ
    ム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる
    修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提
    供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

8.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。

9.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から
    輸出してはなりません。
 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾
    プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。
 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約
    の履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212
    に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュ
    メント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものと
    します。
 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。
 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ラ
    イセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定され
    たファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の
    条項に従うものとします。


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システムROMアップデート手順
================================================================================

 ≪システムユーティリティの場合≫
 
【用意するもの】
  ・USBメモリ x1

   1. フラッシュイメージ(*.flash)の準備
     (1) FAT、または、FAT32でフォーマットされたUSBメモリを用意します。

     (2) USBメモリに「a) システムユーティリティ/iLO Web インターフェース用フラッ
         シュイメージ」(約32MB)をコピーします。

   2. システムROMのアップデート手順
     以下の手順に従って、システムROMをアップデートしてください。

     (1) 「1.」の手順で作成したUSBメモリを対象装置に接続し、装置を起動します。

     (2) POST実行中に<F9>キーを押して、システムユーティリティを起動します。

     (3) 「Embedded Applications > Firmware Update > System ROM」に移動します。

     (4) 「Select Firmware File」から、フラッシュイメージが格納されたドライブ
         を選択します。

     (5) フラッシュイメージ(*.flash)を選択します。

     (6) 「Start Firmware Update」を選択します。

     (7) 「Press ENTER to start firmware update. This process might take a few
          minutes...」のポップアップが表示されるので、<ENTER>キーを押します。
          アップデート処理が開始されます。

     (8) アップデートの進捗が表示されます。完了したとき、「Firmware update
         completed successfully」のポップアップが表示されます。<ENTER>キー
         を押して、ポップアップ表示を閉じます。

     (9) USBメモリを対象装置から取り外します。

     (10) システムユーティリティ直下の「Reboot the System」を選択して、装置を
          再起動します。

     (11) 再起動後、アップデートしたシステムROMが有効になります。

      以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪iLO Web ユーザインターフェースの場合≫

   1. フラッシュイメージ(*.flash)の準備
     (1) 対象装置のiLO Webにログインできる装置に「a) システムユーティリティ/iLO
         Webインターフェース用フラッシュイメージ」をコピーします。

   2. システムROMのアップデート手順 
     (1) Webブラウザを起動して、アップデート権限(Configure iLO Settings)を持つ
         アカウントで対象装置のiLO Web にログインします。
     
     (2) 左側のメニューから「Firmware & OS Software」タブを選択します。

     (3) 右側に表示される「Update Firmware」を選択します。

     (4) 上記でコピーしたフラッシュイメージ(*.flash)を選択します。

     (5)「Flash」ボタンを押します。アップデートが開始されます。
     
     (6) アップデートが進行します。「Firmware Update Completed.」が表示される
         まで待ちます。

     (7) 対象装置を再起動します。

     (8) 再起動後、アップデートしたシステムROMが有効になります。

      以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪Windows(R) OSの場合≫

   1. アップデートの準備
   
     (1) Administrators 権限のあるユーザでログオンします。

     (2) 実行中のアプリケーションをすべて終了します。

     (3) 「b) Windows(R)用 システムROM アップデートプログラム」をハードディスク
         の適当な場所にコピーします。

   2. システムROMのアップデート手順

     (1) 「b) Windows(R)用 システムROM アップデートプログラム」(*.exe)をダブルク
         リックして起動します。

     (2) 表示されるメッセージに従って、システムROM Updateを完了させます。

     (3) システムROMのインストールが成功したとき、再起動を要求するメッセージが
         表示されます。「はい(y)」を選択して装置を再起動します。

     (4) 再起動後、インストールしたシステムROMが有効になります。

      以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪Linux(R) OSの場合≫

   1. アップデートの準備
   
     (1) rootでログインします。または、suコマンドでrootに切り替えます。

     (2) 実行中のアプリケーションをすべて終了します。

     (3) 「c) Linux(R)用 システムROM アップデートRPMパッケージ」を適当なディレク
         トリにコピーします。

         例: /root など

   2. システムROMのアップデート手順 

     (1) 以下のコマンドを実行して、「c) Linux(R)用 システムROM アップデートRPM
         パッケージ」をインストールします。

         # rpm -Uvh <filename>.rpm

         注) <filename>.rpmは、「本ソフトウェアに含まれるプログラムとデータ」
             のLinux(R)用 システムROM Update RPMパッケージに記載されているRPM
             パッケージのファイル名になります。以下の手順についても同じです。

         注) #はプロンプトを示します。入力する必要はありません。
             以下の手順についても同じです。

     (2) 以下のコマンドを実行して、インストール先のパスを確認します。

         # rpm -qlp <filename>.rpm

     (3) インストール先のパスに移動します。

     (4) 以下のコマンドを実行して、システムROM Updateを開始します。

         # ./setup

     (5) 表示されるメッセージに従って、システムROM Updateを完了させます。

     (6) システムROM Updateが成功したとき、再起動を確認するメッセージが表示され
         ます。'y'を入力して装置を再起動します。

     (7) 再起動後、アップデートしたシステムROMが有効になります。

     以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪その他OS(VMware(R)など)の場合≫
  上記の、システムユーティリティ、あるいは iLO Web ユーザインターフェースを
  使用してアップデートしてください。


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 注意事項
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  ≪共通の注意事項≫
 ・本ソフトウェアの使用条件について、license_ja.txtを参照してください。

 ・システムROMをアップデートしたとき、冗長ROM機能によってバックアップROMがアッ
   プデートされます。アップデートの処理が完了した後、稼働しているシステムROMと
   バックアップROMが切り替えられます。もし、何らかの理由によりアップデートした
   システムROMが動作しない場合、自動、または手動でバックアップROMに切り替えるこ
   とができます。これより、アップデート前に使用していたバージョンに戻して起動す
   ることができます。また、同様にシステムROMのアップデート中に予期しないアクシ
   デントが発生してアップデートに失敗した場合、稼働していたシステムROMは保存さ
   れているので、アップデート前のバージョンで起動することができます。

 ・Windows(R) BitLocker(TM)機能を有効にしている場合、一旦無効にしてから本ソフト
   ウェアを実行してください。アップデートが完了した後、再度有効にしてください。
   無効にせずアップデートした場合、コンピュータ起動時に「回復パスワード」が必要
   になることがあります。

 ・ハイパーバイザー、またはゲストOSなどの仮想化された環境では、本ソフトウェアは
   ご使用になれません。本ソフトウェアが対応しているOS上からアップデートしてくだ
   さい。または、システムユーティリティやiLO Web ユーザインターフェースからアッ
   プデートしてください。

 ・ファームウェアの依存関係を満たさない場合、iLO Firmwareは、最新の「Starter
   Pack」を使用してアップデートしてください。また、Innovation Engine(IE) Firmware
   は、最新の「Server Platform Services(SPS)ファームウェアアップデートモジュール、
   Innovation Engine(IE) ファームウェアアップデートモジュール」を使用して
   アップデートしてください。
   なお、最新のアップデートモジュールは以下のサイトからダウンロードしてください。
   https://jpn.nec.com/
   (「サポート・ダウンロード」-「法人向け製品  サーバ」- 「PCサーバ 
   (Express5800シリーズ)」-「修正情報・ダウンロード」)

  ≪Windows(R)およびLinux(R) OSにおける注意事項≫
 ・本ソフトウェアを実行するとき、iLO5(ベースボードマネージメントコントローラ)
   へのアクセスが必要になります。そのため、「iLO 5 Channel Interface Driver」
   (CHIFドライバ)を予めインストールしておく必要があります。CHIFドライバは、
   EXPRESSBUILDER、または「Starter Pack」からインストールできます。

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【改版履歴】
バージョン: v2.10 (09/12/2019)

 注意事項
 ・以下の特定のプロセッサを搭載した装置において、「Intel(R) Software Guard 
   Extensions(SGX)」を「Enabled」に設定している場合、アップデートしないで
   ください。
     System Utilities > System Configuration >
     RBSU > Processor Options >  
     Intel(R) Software Guard Extensions(SGX)

   注) CPUボード(4C/i3-8300) [N8101-1515]
        CPUボード(2C/Pentium G5400) [N8101-1512]
 
 ・メモリ周波数を設定する機能を改善しました。システムの耐障害性が向上します。
   以下の条件を全て満たしている装置の場合、メモリ周波数は2666MHzになります。
   満たさない場合、メモリ周波数は2400MHzになります。
    - インテル(R) Xeon(R) E プロセッサーが搭載されている
    - 同一チャネルに同じ部品番号のメモリが搭載されている

   注) メモリの部品番号は、System Utilitiesの以下の項目で確認できます。
     System Utilities > System Information > Memory Information > Part Number
 
   注) R110j-1の場合、メモリ構成によってはメモリ周波数が低く設定されることが
       あります。
 
 機能強化、および問題点の修正
 ・以下のセキュリティ上の脆弱性に対応しました。
    CVE-2017-5715
    CVE-2018-12126
    CVE-2018-12127
    CVE-2018-12130
    CVE-2019-11135
    CVE-2018-11091

 ・プロセッサーのマイクロコードを更新しました。
    インテル(R) Xeon(R) E プロセッサー
    インテル(R) Pentium(R) Goldプロセッサーシリーズ
    第8世代インテル(R) Core(TM) i3 プロセッサー

バージョン: v2.00 (09/05/2019)

 注意事項
 ・以下の特定のプロセッサを搭載した装置において、「Intel(R) Software Guard 
   Extensions(SGX)」を「Enabled」に設定している場合、アップデートしないで
   ください。
     System Utilities > System Configuration >
     RBSU > Processor Options >  
     Intel(R) Software Guard Extensions(SGX)

   注) CPUボード(4C/i3-8300) [N8101-1515]
        CPUボード(2C/Pentium G5400) [N8101-1512]
 
 機能強化、および問題点の修正
 ・プラットフォームの最新の温度監視サポートに更新しました。

 ・以下のセキュリティ上の脆弱性に対応しました。
    CVE-2019-1559

 ・インテル Software Guard Extensions(SGX) リモート認証機能が正常に動作しない
   問題に対処しました。

 ・サーバのバックアップとリストアの機能が正常に動作せず、RESTful APIが
   「An internal error occurred during RIS operation」のメッセージを返す問題に
   対処しました。

 ・未フォーマットでブートできないドライブが装置に存在している場合、USBドライブ
   からブートしないことがある問題に対処しました。
   この問題は、装置が「Legacy BIOS Mode」に設定されているときだけ影響します。
     System Utilities > System Configuration >
     RBSU > Boot Options > Boot Mode

バージョン: v1.22 (04/04/2019)

 注意事項
 ・以下の特定のプロセッサを搭載した装置において、「Intel(R) Software Guard 
   Extensions(SGX)」を「Enabled」に設定している場合、アップデートしないで
   ください。
     System Utilities > System Configuration >
     RBSU > Processor Options >  
     Intel(R) Software Guard Extensions(SGX)

   注) CPUボード(4C/i3-8300) [N8101-1515]
        CPUボード(2C/Pentium G5400) [N8101-1512]
 
 機能強化、および問題点の修正
 ・プロセッサーのマイクロコードを更新しました。
   セキュリティ脆弱性(CVE-2018-12126、CVE-2018-12130、CVE-2018-12127、
   CVE-2019-11091)に対応しました。
    インテル(R) Xeon(R) E プロセッサー
    インテル(R) Pentium(R) Goldプロセッサーシリーズ
    第8世代インテル(R) Core(TM) i3 プロセッサー

バージョン: v1.20 (02/02/2019)

 注意事項
 ・以下の特定のプロセッサを搭載した装置において、「Intel(R) Software Guard 
   Extensions(SGX)」を「Enabled」に設定している場合、アップデートしないで
   ください。
     System Utilities > System Configuration >
     RBSU > Processor Options >  
     Intel(R) Software Guard Extensions(SGX)

   注) CPUボード(4C/i3-8300) [N8101-1515]
        CPUボード(2C/Pentium G5400) [N8101-1512]

 機能強化、および問題点の修正
 ・BIOS/Platform Configuration(RBSU)の「System Default Options」メニューに 
   「Backup and Restore Settings」メニューを追加しました。BIOS設定をUSBストレージ
   デバイスに保存できます。

 ・システムユーティリティの日本語および中国語の説明を更新しました。

 ・最新のBIOS/Platform Configuration options(RBSU)と一致するようにRESTful API
   BIOS Attribute Registryリソースを更新しました。

 ・以下のセキュリティ上の脆弱性に対応しました。
   CVE-2018-3613、 CVE-2017-5731、 CVE-2017-5732、 CVE-2017-5733、CVE-2017-5734、
   CVE-2017-5735、 CVE-2018-3630、 CVE-2018-12178、CVE-2018-12179、
   CVE-2018-12180、CVE-2018-12181、CVE-2018-12182、CVE-2018-12183

 ・特定のPCIeオプションカードが正しくトレーニングされず、POST中にシステムがハン
   グアップする問題に対処しました。

 ・iLO Webインタフェースの「リモートコンソール&メディア-仮想メディア」設定画面に
   おいて、「次回のリセット時に起動」オプションを選択した後、iLO仮想メディアが起
   動しないことがある問題に対処しました。

 ・システムユーティリティの「Embedded Applications-Active Health System Log」に
   おいて、「Start Download」オプションによりAHSのダウンロードがiLOファームウェ
   ア1.30以降で正しく機能しないことがある問題に対処しました。

 ・オペレーティングシステムの再起動後に内蔵DVDドライブのロックが解除されず、メ
   ディアを取り出すことができなくなることがある問題に対処しました。

 ・M.2 SATA SSDが搭載された装置において、レガシーBIOSモードで起動中に応答しなく
   なり、Red Screen Of Death(RSOD)が発生することがある問題に対処しました。この問
   題はUEFIモードに設定された装置には影響ありません。

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【商標および著作権】

Microsoft、Windows、Windows Serverは米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における登録商標または商標です。
Linux(R)は、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標です。
Red Hat、Red Hat Enterprise Linuxは、米国Red Hat, Inc.の米国およびその他の国に
おける商標または登録商標です。
その他、記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

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その他、各製品は各社の著作物です。

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システムROM
U43 v2.10 (09/12/2019)
システムROMアップデートモジュール 1/2

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チェックサム

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製品名カテゴリ

R110j-1
R110j-1 (2nd-Gen)

対象製品

品名 Express5800/R110j-1, R110j-1 (2nd-Gen)
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

BIOS/ファームウェア

障害区分

その他

  • コンテンツID: 9010108835
  • 公開日: 2020年01月27日
  • 最終更新日:2020年01月27日
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