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修正情報・ダウンロード

Express5800/R110j-1, R110j-1 (2nd-Gen) Server Platform Services(SPS) ファームウェア: 5.1.3.94

概要

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Server Platform Services(SPS)ファームウェア: 5.1.3.94
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【ソ フ ト 名】  Server Platform Services(SPS)ファームウェアアップデートモジュール
【登  録  名 】  GVO-062872-G03_SPS.zip
【対 応 機 種】  Express5800/R110j-1
                 Express5800/R110j-1(2nd-Gen)
【対 応  O S 】  本ソフトウェア(アップデートモジュール)は、下記のOSに対応しています
                 ・Windows Server (R) 2016          日本語版
                 ・Windows Server (R) 2019          日本語版
                 ・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7 日本語版
【対象ユーザ 】  下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】  Server Platform Services(SPS) ファームウェア
【作 成 方 法】  ZIP圧縮形式
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【ソフトの紹介】

本ソフトウェアは、以下の対応を行う Server Platform Services(SPS)ファームウェア
のアップデートモジュールです。

 < Server Platform Services(SPS)ファームウェア >
 ・以下のSPSファームウェアセキュリティの脆弱性に対応。
   - CVE-2019-11090 (https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2019-11090)
   - CVE-2019-11109 (https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2019-11109)
   これらのセキュリティ脆弱性は、NECサーバ固有のものではありません。

<注意>
  * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
    ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
    また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)により
    システムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損傷し正
    常動作しなくなります。このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがあ
    りますので十分ご注意ください。
 
  * 仮想化された環境(ハイパーバイザーあるいはゲストOSなど)においては、本ソフト
    ウェアはご使用になれません。オンラインアップデートをご使用になる場合は、本
    ソフトウェアが対応しているホストOS上からアップデートしてください。
  
  * OS上の設定にてUSBポートを無効化している場合(セキュリティソフトの設定やデバイ
    スマネージャの設定等)は、設定を解除し、USBポートを有効にしてからアップデート
    してください。
  
  ≪ Windows(R) OS における注意事項 ≫
  * 本ソフトウェアをご使用になるためには、 iLO 5(ベースボードマネージメントコント
    ローラ) へのアクセスを行うため、Starter Packの Standard Program Package がイ
    ンストールされている必要があります。
  
  ≪ Linux(R) OS における注意事項 ≫
  * 本ソフトウェアをご使用になるためには、 iLO 5(ベースボードマネージメントコント
    ローラ) へのアクセスを行うため、"iLO 5 Channel Interface Driver(CHIF)" がイン
    ストール、起動されている必要があります。以下のいずれかの方法で、iLO_CHIF_Driver
    (hpilo) がインストールされていることを確認してください。

      # lsmod | grep hpilo
      # modinfo hpilo


【アップデート対象ユーザ】

  下記機種で対象となるソフトウェアバージョンをお使いのお客様。

  ・対象となる機種

     1. Express5800/R110j-1
     2. Express5800/R110j-1(2nd-Gen)

  ・対象となる各バージョン
    下記バージョンをお使いのお客様は本ソフトウェアの適用が必要です。

     Server Platform Services (SPS) ファームウェア : 5.0.3.107
     Server Platform Services (SPS) ファームウェア : 5.1.3.78

     注) 上記バージョンより新しいバージョンが適用されている場合は、本ソフトウェ
         アと同等の機能が既に適用されているため、本アップデートを実施する必要は
         ありません。


   --- バージョン確認方法 ---

   以下のいずれかの方法で、対象となるサーバのバージョンを必ず確認してください。

   SPSファームウェアバージョンは、以下の方法でご確認いただけます。

  * アップデート対象サーバにて確認する場合 *
   <システムユーティリティでの確認方法>
   (1) アップデート対象サーバの電源を入れ、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self
       -Test)の実行内容が表示されます。しばらくすると、画面下に次のメッセージが
       表示されますので、メッセージに従い、<F9>キーを押下し、システムユー
       ティリティを起動してください。

                      [F9] System Utilities

   (2) システムユーティリティ起動後、『システム情報』を選択し、
       さらに『ファームウェア情報』を選択してください。

   (3) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されます。
       『サーバープラットフォームサービス(SPS)ファームウェア』項から
       バージョンを確認してください。

   (4) バージョン確認後は<ESC>キー、または、『終了』を選択し、
       システムユーティリティを終了してください。

   注)システムユーティリティの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの
       『便利な機能』、『システムユーティリティ』をご参照ください。


  * リモート環境から確認する場合 *
   <iLO Web インターフェースからの確認方法>

   (1) リモート環境において、iLO Web インターフェースにログインする。

   (2) 左メニューの『ファームウェア & OSソフトウェア』を選択し、
       『ファームウェア』を選択します。

   (3) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されます。
       『Server Platform Services (SPS) Firmware』項からバージョンを
       確認してください。


  なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。

【ソフトウェアのご使用条件】

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾
    プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続します。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直
    ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに
    提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用するこ
    とができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用す
    ることができます。

3.著作権その他の知的財産権
  許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著作
  権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、アメリ
  カ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。

4.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することがで
    きます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではあ
    りません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目
    的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作
    権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはでき
    ません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等
    の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあり
    ません。

5.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権
    利を譲渡することができます。
   (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
       プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
       保持しないこと。
   (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用
    権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできま
    せん。

6.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブル
  することはできません。

7.保証の期限
  (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
     し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
  (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
     弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
     のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
     は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
     お客様に提供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

8.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。

9.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾
    プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなり
    ません。
 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾プ
    ログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。
 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約の
    履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212に従
    って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュメント、
    および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものとします。
 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決す
    るものとします。
 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ライ
    センスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定されたフ
    ァイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の条項に
    従うものとします。


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各モジュールのアップデート手順
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  以下の手順で、本ソフトウェアのダウンロードと解凍を行って下さい。

【操作手順】
  (1) Administrator権限のないユーザでログインしている場合は、Administrators権限
      のあるユーザでログインし直してください。
  (2) 本ソフトウェアをハードディスクの適当な場所に、ダウンロードします。
  (3) ダウンロードした zipファイルを適当な場所にすべて解凍します。
      フォルダの配下に本ソフトウェアと手順書(READMEJ.TXT)が解凍されます。
      READMEJ.TXT の手順に従って、SPSファームウェアのアップデートを行って
      ください。

      ※ 解凍された手順書(READMEJ.TXT)はWindows(R) OS添付の「メモ帳」等でご覧に
         なれます。本手順書 (READMEJ.TXT) の内容にしたがって、各ソフトウェアの
         アップデートを実行して下さい。


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【改版履歴】

2020/03/16 SPSファームウェアバージョン: 5.1.3.94
 < Server Platform Services(SPS)ファームウェア >
 ・以下のSPSファームウェアセキュリティの脆弱性に対応。
   - CVE-2019-11090 (https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2019-11090)
   - CVE-2019-11109 (https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2019-11109)
   これらのセキュリティ脆弱性は、NECサーバ固有のものではありません。

2019/11/11 SPSファームウェアバージョン: 5.1.3.78
 < Server Platform Services(SPS)ファームウェア >
 ・以下のSPSファームウェアセキュリティの脆弱性に対応。
   - CVE-2019-0089 (https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2019-0089)
   これらのセキュリティ脆弱性は、NECサーバ固有のものではありません。

2018/12/26 SPSファームウェアバージョン: 5.0.3.107
 ・初版。

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【商標および著作権】

Microsoft、Windows、Windows Server、は、米国Microsoft Corporation の米国及び
その他の国における登録商標または商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。
Red Hat、Red Hat Enterprise Linux は、米国 Red Hat, Inc.の米国およびその他の国
における商標または登録商標です。 
その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。
その他、各製品は各社の著作物です。

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 Copyright NEC Corporation 2020

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製品名カテゴリ

R110j-1
R110j-1 (2nd-Gen)

対象製品

品名 Express5800/R110j-1
リビジョン
対象OS RHEL 7
Windows Server 2016
Windows Server 2019
型番
修正情報

種別

BIOS/ファームウェア

障害区分

その他

  • コンテンツID: 9010109043
  • 公開日: 2020年04月27日
  • 最終更新日:2020年04月27日
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