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修正情報・ダウンロード

NX7700xシリーズ Starter Pack Version S8.80-005.03

概要

=========================================================
NX7700x シリーズ
Starter Pack Version S8.80-005.03
=========================================================
【名称】     Starter Pack Version S8.80-005.03
【対象モデル】  NX7700x/A5010E-2, A5010E-2 v2, A6010E-2
【種別】     Starter Pack
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【ソフトウェアの紹介】
Starter Packは、NX7700xシリーズ向けにカスタマイズされたドライバー、サーバー管理用ソフ
トウェア、説明書などを提供します。
NX7700xシリーズでシステム運用する前に、ご使用オペレーティングシステムに適合したStarter 
Packを使ってアップデートしてください。

  Version S8.80-005.03 : 2022/5月版ファームウェア用


ダウンロードの前に、以下の【ソフトウェアのご使用条件】をお読みください。
本使用条件に同意しないときは、本ソフトウェアをダウンロードしないでください。
本ソフトウェアをダウンロードした場合、本使用条件に同意したものとみなします。


【ソフトウェアのご使用条件】
日本電気株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件とともに提供するソフトウェア・プ
ログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本国内で使用する権利を、下記条項に基づき
お客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします。お客様が期待する効果を得
るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使用および使用効果につきましては、
お客様の責任とさせていただきます。 

1. 期間
  (1) 本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。
  (2) お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも本使用条
    件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
  (3) 弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾プログラ
    ムの使用権を終了させることができるものとします。
  (4) 許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続します。
  (5) 許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の権利も
    同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直ちに、許諾
    プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。

2. 使用権
  (1) お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」においてのみ
    許諾プログラムを使用できます。
  (2) 許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、または固
    定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたときに、当該
    コンピューターにおいて使用されたものとします。
  (3) お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用できま
    す。

3. 著作権その他の知的財産権
  許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著作権その
  他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、アメリカ合衆国その
  他適用のある国の法律により保護されます。

4. 許諾プログラムの複製、改変および結合
  (1) お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。ただし、
    許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした場合、お客様は
    許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅
    失、毀損に備える目的でのみ保管できます。
  (2) お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作権表
    示およびその他の権利表示を付すものとします。
  (3) お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、改変、
    結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をすることはでき
    ません。
  (4) お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関
    連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできません。
  (5) 本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではありませ
    ん。

5. 許諾プログラムの移転等
  お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移転その他
  の処分をすることはできません。

6. 逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆アセンブル
  することはできません。

7. 保証の期限
  (1) 弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し発生
    する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。
  (2) 前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、自己
    の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラム(以下、
    これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる修正に関する情
    報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提供した修正プログラム
    は許諾プログラムとみなします。

8. 責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生につき弊
  社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に対してなされた
  損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。

9. その他
  (1) お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から輸出し
    てはなりません。
  (2) お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾プログ
    ラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。
  (3) お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約の履行
    目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212に従って、
    商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュメント、および商
    用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものとします。
  (4) 本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決するも
    のとします。
  (5) 許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ライセン
    スファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定されたファイルに
    ついては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の条項に従うものとし
    ます。


=====================================================
Starter Pack適用の流れ
=====================================================
以下の手順に従って、Starter Packを適用してください。

1.注意事項・補足の確認
  対象装置固有及びStarter Pack固有の注意事項・補足事項を確認します。

2.Starter Pack DVDの作成
  Starter PackのDVDを作成します。

3.ファームウェアのアップデート
  Starter Packに収録されている各種ファームウェアを適用します。
  重要:下記いずれかのケースに該当する場合のみ、ファームウェアのアップデートが必要と
     なります。
     ----------
     - ファームウェア工場適用サービスを購入されなかった対象装置に初めてOSをイン
      ストールする場合
     - 対象装置の使用OS或いは使用OSバージョンを変更される場合
     ----------

4.EXPRESSBUILDERのインストール
  EXPRESSBUILDERをインストールします。

5.Starter Packの適用
  ご使用オペレーティングシステムの手順に従って、Starter Pack (ドライバー、バンドルソ
  フトウェア) を適用します。
  5-1 Windowsの場合 (OS新規インストール、クリアインストールする場合)
  5-2 Windowsの場合 (OSバーションを変更する場合)
  5-3 Linuxの場合
  5-4 VMware ESXiの場合


================================================
1.注意事項・補足の確認
================================================
 (1) システムユーティリティで「Admin Password」を設定した場合、およびiLO Webインター
   フェースから[ホスト認証が必要]を有効にした場合、Starter Packを適用できません。あ
   らかじめ以下の設定は無効化してください。
   a) システムユーティリティ:
     [System Configuration] - [BIOS/Platform Configuration (RBSU)]
     - [Server Security] - [Set Admin Password]
   b) iLO Webインターフェース:
     [セキュリティ] - [アクセス設定] - [iLO] - [ホスト認証が必要]
 (2) 本ページ下部に掲載されている以下の注意・補足事項について確認します。
   ・iLO ファームウェアアップデートに関する補足
   ・ESMPROアップデート補足
   ・CLUSTERPRO/Windows Server Failover Clustering環境での補足
   ・Windows Automatic Server Recovery(ASR)補足
   ・Windows ServerでNE3390-165使用時の補足
   ・Windows ServerでNE3304-208/212使用時の補足


====================================================
2.Starter Pack DVDの作成
====================================================
 (1) Windows環境において、本ソフトウェアを任意の場所にダウンロードします。
   すべてのファイルを同一フォルダーに格納してください。
 (2) S8.80-005.03.batを実行します。S8.80-005.03.isoが作成されます。
 (3) 手順(2)で作成したファイルは、次のいずれかのドライブで使います。
   ----------
   ・リモートコンソールの仮想ドライブ
   ・ 光ディスクドライブ
   ----------
   リモートコンソールおよび仮想ドライブの詳細は、「iLO 5ユーザーズガイド」を参照して
   ください。
   光ディスクドライブを使う場合は、手順(2)で作成したファイルをライティングソフトなど
   を使い、ISOイメージファイル形式でDVD-R等にコピーします。


===============================================
3.ファームウェアのアップデート
===============================================
重要:下記いずれかのケースに該当する場合のみ、ファームウェアのアップデートが必要となり
   ます。
   ----------
   - ファームウェア工場適用サービスを購入されなかった対象装置に初めてOSをインスト
    ールする場合
   - 対象装置の使用OS或いは使用OSバージョンを変更される場合
   ----------

 (1) 本体機種型番がNE3300-231Y/232Y/233Y/234Y/235Y/236Y/237Y/238Yであり、
   且つ、本体機種に適用されているiLO5ファームウェアバーションが1.40未満である場合、
   本ページ下部に掲載されている
   「NX7700x/A5010E-2シリーズ iLO5ファームウェア (ver 1.40) 更新ガイド」
   を参照して、一旦、iLO5ファームウェアをバーション1.40に更新します。
   尚、iLO5ファームウェアバーションの確認方法も、当該更新ガイドに記載されています。
 (2) 本ページ下部に掲載されている「NX7700x/A5010E-2シリーズ ファームウェア更新ガイド 
   (オフライン版、Starter Pack利用)」、或いは「NX7700x/A6010E-2シリーズ ファームウェ
   ア更新ガイド (オフライン版、Starter Pack利用)」を参照して、オフラインからファーム
   ウェアをアップデートします。
 (3) RAID/SASオプションデバイス(NE3303-237/238)を装備している場合、
   本ページ下部に掲載されている
   「NX7700xシリーズ RAID/SASオプションデバイス(NE3303-237/238)
   ファームウェア更新ガイド」
   を参照して、対象オプションデバイスのファームウェアをアップデートします。


================================================
4.EXPRESSBUILDERのインストール
================================================
重要:下記いずれかのケースに該当する場合、EXPRESSBUILDERのバージョンを確認して、必要
   に応じてEXPRESSBUILDERをインストールしてください。
   ----------
   - ファームウェア工場適用サービスを購入されなかった対象装置に初めてOSをインスト
    ールする場合
   - 対象装置の使用OS或いは使用OSバージョンを変更される場合
   ----------

【EXPRESSBUILDERのバージョン確認方法 ~ ローカルから確認する方法 ~】
 (1) POSTからF9キーを押して、システムユーティリティを起動します。
 (2) [System Information] → [Firmware Information] を選択します。
 (3) 画面上の「EXPRESSBUILDER」のバージョンを確認します。

【EXPRESSBUILDERのバージョン確認方法 ~ リモートから確認する方法 ~】
 (1) 「iLO 5 ユーザーズガイド」を参照し、iLO Webインターフェースに接続・ログインしま
   す。
 (2) 左メニューの「ファームウェア & OSソフトウェア」を選択し、「ファームウェア」タブ
   を選択します。
 (3) 画面上の「EXPRESSBUILDER」のバージョンを確認します。

確認したバージョンが”3.76.2以上”であれば、EXPRESSBUILDERを更新する必要はありません。

EXPRESSBUILDERの更新が必要な場合は、EXPRESSBUILDER:E8.80-005.03をインストールしてくだ
さい。本物件は下記より入手できます。
https://www.support.nec.co.jp/
(「NECサポートポータル内検索」から、"E8.80-005.03"にて検索 )


======================================================================
5-1 Windowsの場合 (OS新規インストール、クリアインストールする場合)
======================================================================
※ 型番がNE3300-235Y/236Y/237Y/238Y/241Y/242Yである本体機種のみサポート
※ 型番がNE3300-241Y/242Yである本体機種のみ、Windows Server 2022をサポート

 (1) 本Starter Packおよび本Starter Packに対応したEXPRESSBUILDER(E8.80-005.xx)を使っ
   てWindowsをインストールするときは、本ページ下部に掲載されている下記ガイドを参照し
   てください。
   ・「インストレーションガイド (Windows Server 2019編)」
   ・「インストレーションガイド (Windows Server 2022編)」
 (2) 「Integrated Smart Update Tools for Windows x64」がインストール済みのときは、これ
   をアンインストールします。


=======================================================
5-2 Windowsの場合 (OSバーションを変更する場合)
=======================================================
※ 型番がNE3300-235Y/236Y/237Y/238Y/241Y/242Yである本体機種のみサポート
※ 型番がNE3300-241Y/242Yである本体機種のみ、Windows Server 2022をサポート

 (1) Administrator権限のあるアカウントで対象機種上のWindowsにサインインします。
 (2) ESMPRO/ServerAgentServiceがインストールされている場合は、Windowsのコントロールパ
   ネルの[管理ツール]-[サービス]から、以下のサービスを停止します。
   - ESM System Management Service
   - ESMCommonService
 (3) 前記【2.Starter Pack DVDの作成】で作成したStarter Pack DVDを対象機種にセットし
   ます。
 (4) NE3304-178/179を装備しているときは、以下のモジュールを適用してください。
   - Windows Server 2019の場合
    DVD上の\packages\cp047793.exeを実行してドライバーを個別にインストールします。
    なお、最新バージョンがインストールされている旨のメッセージが表示される場合があ
    りますが、そのままインストールを続行してください。
    インストール後はWindowsを再起動してください。
   - Windows Server 2022の場合
    対応は不要です。
 (5) NE3304-217/219を装備しているときは、以下のモジュールを適用してください。
   - Windows Server 2019の場合
    DVD上の\packages\cp047541.exeを実行してドライバーを個別にインストールします。
    なお、最新バージョンがインストールされている旨のメッセージが表示される場合があ
    りますが、そのままインストールを続行してください。
    インストール後はWindowsを再起動してください。
   - Windows Server 2022の場合
    対応は不要です。
 (6) NE3303-190/191/197/201/237/238を装備しているときは、DVD上の
   \packages\cp049387.exeを実行してドライバーを個別にインストールします。
   インストール後はWindowsを再起動してください。
 (7) C:\cpqsystemフォルダーがある場合、フォルダーを削除してください。
 (8) Windows Server 2022の場合、以下の手順で証明書をインストールします。
   -----------------------------------------------------------------
   1. DVD上の\packages\assets\certificates\CA.crtを右クリックし、「証明書のインスト
    ール(I)」を選択します。
   2. 「証明書のインポート ウィザードの開始」画面において、「現在のユーザー (C)」を
    選択して「次へ(N)」をクリックします。
   3. 「証明書ストア」画面において、「証明書をすべて次のストアに配置する(P)」を選択
    した上で「参照(R)」をクリックします。
    ポップアップ表示された「証明書ストアの選択」画面において、「信頼されたルート証
    明機関」を選択して「OK」をクリックします。
    その後、「証明書ストア」画面において、「次へ(N)」をクリックします。
   4. 「証明書のインポート ウィザードの完了」画面において、「完了(F)」をクリックしま
    す。
   5. しばらくすると、「セキュリティ警告」画面がポップアップ表示されるので、「はい 
    (Y)」をクリックします。証明書がインポートされます。
   6. 証明書のインポートが完了すると、「証明書のインポート ウィザード」画面がポップ
    アップ表示されるので、「正しくインポートされました。」と表示されていることを確
    認した上で、「OK」をクリックします。
   --------------------------------------------------------
 (9) 本ページ下部に掲載されている下記インストレーションガイドの「Standard Program 
   Packageの適用」を参照して、Standard Program Packageをインストールします。
   適用時にエラーが出た場合、再度Standard Program Packageをインストールしてください。
   ・「インストレーションガイド (Windows Server 2019編)」
   ・「インストレーションガイド (Windows Server 2022編)」
(10) RAID通報サービスがインストール済みのときは、これを一旦アンインストールします。
(11) Starter Packのメニューから「各種アプリケーション」をクリックし、以下の各ソフトウェ
   アをインストールします (※1)。
   詳細は、「インストレーションガイド(Windows編)」の「バンドルソフトェアのインストー
   ル」を参照してください (※2)。
   --------------------------------------
   (a) RESTfulインターフェースツール
   (b) ESMPRO/ServerAgentService
   (c) RAID通報サービス (RAID Report Service)
   (d) エクスプレス通報サービス
   (e) エクスプレス通報サービス(HTTPS)
   (f) 装置情報収集ユーティリティ
   --------------------------------------
   ※1 新規インストールで、OS以外何もインストールされていない状態であれば、「統合イン
     ストール」を使って同様のことができます。
   ※2 「インストレーションガイド(Windows編)」は、webサイト
     https://jpn.nec.com/nx7700x/support/ に掲載しています。
     対象機種のガイドを参照してください。
(12) 「Integrated Smart Update Tools for Windows x64」がインストール済みのときは、これ
   をアンインストールします。


===================================================
5-3 Linuxの場合
===================================================
 (1) rootユーザーで、対象機種上のLinuxにログインします。
 (2) Red Hat Enterprise LinuxでNE3390-163/164/171/172 (Broadcom/Emulex Fibre Channel)
   を装備しているときは、Starter Packを適用する前に、以下のパッケージをインストール
   します。
   ----------
   RHEL7の場合:libnl, libhbaapi, nvme-cli
   RHEL8の場合:libnl3, libhbaapi
   ----------
 (3) ESMPRO/ServerAgentServiceがインストールされている場合は、以下のコマンドで
   ESMPRO/ServerAgentServiceのサービスを停止します。
   (引数に "stop" を指定して、ESMRestartコマンドを実行します)
   # /opt/nec/esmpro_sa/bin/ESMRestart stop
   ※ ESMRestartコマンドが存在しない場合、ESMPRO/ServerAgentServiceはインストールさ
    れていませんので、サービスの停止は不要です。
 (4) LinuxにStandard Program Packageをインストールします。
   1. 光ディスクドライブに、前記【2.Starter Pack DVDの作成】で作成したStarter Pack 
    DVDをセットします。
   2. rootユーザーでログインします。以降、コンソール端末で操作してください。
   3. マウントポイントを作成します。作成済みの場合は、本操作は不要です。
    # mkdir /media/cdrom
   4. Starter Pack DVDをマウントします。
    # mount -r -t iso9660 /dev/sr0 /media/cdrom
   5. smartupdateディレクトリへ移動します。
    # cd /media/cdrom/packages/
   6. 以下のコマンドを実行します。
    注) smartupdateコマンド実行中、次のエラーメッセージが出力される場合があります
      が、特に影響ないため無視してください。
      ----------
      dracut[xxxxx]: Failed to install module qedr
      dracut[xxxxx]: Failed to install module iavf
      ----------
    ---------------------------------------------------------------------
    # ./clean-cache.sh
    --> "Are you sure you want to delete SUM cache files?" の問い合わせには 
      "y" を入力します。
    --> "Press Enter to continue" の問い合わせにはEnterキーを押します。
    # ./smartupdate --s  --softwareonly --ignore_tpm --ignore_warnings
    ---------------------------------------------------------------------
   7. libbnxt_reパッケージがインストールされている場合は、以下のコマンドでアンイン
    ストールします。
    # rpm -e libbnxt_re
   8. OS を再起動します。
    # systemctl reboot
 (5) 「インストレーションガイド(Linux編)」(注) の「バンドルソフトウェアのインストール」
   を参照してすべてのソフトウェアをアップデートします。
   (注) webサイト https://jpn.nec.com/nx7700x/support/ に掲載しています。
     対象機種のガイドを参照してください。

※注意事項
 1. OSのインストールメディアに含まれるlibnl(X86_64)或いはlibnl3(X86_64)、
   libhbaapi(x86_64)パッケージがインストールされていない場合、Linux環境下にてStarter
   Pack(Standard Program Package)を正常に適用できないことがあります。( 前記(2)操作 )
   Starter Packを適用する前にyumなどで該当パッケージをあらかじめインストールしてく
   ださい。適用例: # yum install libhbaapi
 2. 強化デバイスドライバーをインストール済みの場合、Starter Packを適用する前に一度ア
   ンインストールし、Starter Pack適用後に再度インストールしてください。
   強化デバイスドライバーのインストール、アンインストール方法は、「Enterprise Linux 
   with Dependable Support (MC SCOPE CD メディア)」に含まれる、「強化デバイスドライバ
   ーセットアップガイド」をご参照ください。
 3. Red Hat Enterprise Linux7.9でNE3304-217/219を装備しているときは、NECサポートポ
   ータルより、キーワード欄に「NE3304-217」または「NE3304-219」を入力し対応ドライバ
   ーをダウンロードし、同梱されている手順に従いインストールしてください。
   https://www.support.nec.co.jp/ListModuleDownload.aspx


=======================================================
5-4 VMware ESXiの場合
=======================================================
 (1) 本製品で使用するVMware ESXiのドライバ・サービスモジュールは、以下Webサイトに最新
   版が掲載されています。
   Webに掲載されている内容を確認し、適切なバージョンを適用してください。
   1. Agentless Management ServiceおよびiLO Channel Interface Driver
    https://jpn.nec.com/nx7700x/support/patch.html
    注) iLO FW 2.55以上に対応した物件を適用してください。
   2. WBEMプロバイダおよびCLIツール
    - ESMPRO/ServerManager RAIDシステム管理機能 (VMware ESXi 5以降) サポート情報
     リスト
     https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3010101744
   3. VMware ESXi デバイスドライバ
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140105866
    (「エンタープライズサーバ(NX7700xシリーズ)」から対象OSの「デバイスドライバ一覧」
    を選択)
 (2) RAID監視通報方式の変更について
   VMware ESXiにおいて、NE3303-190/191/201/237/238 RAIDコントローラ及び
   NE3303-239 OSブート専用SSDボードをご使用されている場合、RAID監視通報はSNMP Trap 
   による通報に変更になります。
   詳細は、下記のWebサイトをご確認ください。 
   - NECサポートポータル
    https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?id=3140108419



==================================================
補足 
==================================================
・お客様装置環境に適したStarter Packバージョンについては、「OSとStarter Packの対応表」
 を参照してください。
 「OSとStarter Packの対応表」は、以下より入手できます。
 https://jpn.nec.com/nx7700x/support/
 → マニュアル


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改版履歴
================================================
2022/ 6/ 3 初版:・S8.80-005.03の登録
2022/ 6/21 2版:・ファームウェア更新ガイド(オフライン版、Starter Pack利用)の改版
2022/ 7/14 3版:・インストレーションガイド(Windows Server 2019編)の改版
2022/ 9/16 4版:・Windows Server 2022対応
2022/10/14 5版:・Red Hat Enterprise Linux 7.9に係る注意事項を追記
2022/12/16 6版:・「NX7700xシリーズ RAID/SASオプションデバイス(NE3303-
          190/191/201/197)ファームウェア更新ガイド」の実施対象本体機種を限定
         ・「NX7700x/A5010E-2シリーズ iLO5ファームウェア (ver 1.40) 更新ガイ
          ド」を追記
         ・ファームウェア更新ガイド(オフライン版、Starter Pack利用)の改版
2023/ 2/14 7版:・「NX7700xシリーズ RAID/SASオプションデバイス(NE3303-237/238) ファー
          ムウェア更新ガイド」の改版
2023/ 7/28 8版:・全面改訂
2023/ 9/15 9版:・「NX7700xシリーズ RAID/SASオプションデバイス(NE3303-190/191/201
          /197) ファームウェア更新ガイド」の廃止
         ・ファームウェア更新ガイド(オフライン版、Starter Pack利用)の改版
2024/ 3/4 10版:・ファームウェア更新ガイド(オフライン版、Starter Pack利用)の改版

------------------------------------------------------
【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、または開発元である第三者に帰属します。

* Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の
 国における登録商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

--------------------------------------------------------
   Copyright NEC Corporation 2022-2023

製品名カテゴリ

A5010E-2
A5010E-2 v2
A6010E-2

品名: NX7700x/A5010E-2 8x2.5型ドライブモデル
型番: NE3300-231Y
品名: NX7700x/A5010E-2 24x2.5型ドライブモデル
型番: NE3300-232Y
品名: NX7700x/A5010E-2 v2 8x2.5型ドライブモデル
型番: NE3300-233Y
品名: NX7700x/A5010E-2 v2 24x2.5型ドライブモデル
型番: NE3300-234Y
品名: NX7700x/A5010E-2 v2 8x2.5型ドライブ LOMセットモデル
型番: NE3300-235Y
品名: NX7700x/A5010E-2 v2 24x2.5型ドライブ LOMセットモデ
型番: NE3300-236Y
品名: NX7700x/A5010E-2 v2 8x2.5型ドライブ LOMセレクタブル
型番: NE3300-237Y
品名: NX7700x/A5010E-2 v2 24x2.5型ドライブ LOMセレクタブ
型番: NE3300-238Y
品名: NX7700x/A6010E-2 8x2.5型ドライブモデル
型番: NE3300-241Y
品名: NX7700x/A6010E-2 24x2.5型ドライブモデル
型番: NE3300-242Y

対象製品

品名 NX7700x/A5010E-2, A5010E-2 v2, A6010E-2
リビジョン
対象OS その他
型番
修正情報

【説明】 
Starter Pack 1/6   ダウンロードには型番/製造号機の情報が必要です。

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.001
(形式:iso サイズ:1MB)


【説明】 
Starter Pack 2/6

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.002
(形式:iso サイズ:921MB)


【説明】 
Starter Pack 3/6

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.003
(形式:iso サイズ:921MB)


【説明】 
Starter Pack 4/6

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.004
(形式:iso サイズ:921MB)


【説明】 
Starter Pack 5/6

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.005
(形式:iso サイズ:921MB)


【説明】 
Starter Pack 6/6

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.006
(形式:iso サイズ:531MB)


【説明】 
Starter Pack 作成ツール

【ファイル名】 
S8.80-005.03.bat
(形式:bat サイズ:2KB)


【説明】 
Starter Pack「S8.80-005.03.iso」のMD5ハッシュ

【ファイル名】 
S8.80-005.03.iso.md5sum.txt
(形式:txt サイズ:1KB)


【説明】 
iLO ファームウェアアップデートに関する補足

【ファイル名】 
nx7700x(e)_ilo5_update_supplement_r3.pdf
(形式:PDF サイズ:452KB)


【説明】 
ESMPROアップデート補足

【ファイル名】 
esmpro_supplement_jp.pdf
(形式:PDF サイズ:343KB)


【説明】 
CLUSTERPRO/Windows Server Failover Clustering 環境での補足

【ファイル名】 
fc_supplement_jp.pdf
(形式:PDF サイズ:646KB)


【説明】 
Windows Automatic Server Recovery(ASR)補足

【ファイル名】 
asr_supplement_jp.pdf
(形式:PDF サイズ:641KB)


【説明】 
Windows ServerでNE3390-165使用時の補足

【ファイル名】 
nx7700x(e)_FC_supplement2_r1p1.pdf
(形式:PDF サイズ:252KB)


【説明】 
Windows ServerでNE3304-208/212 使用時の補足

【ファイル名】 
nx7700x(e)_NIC_supplement1_r1.pdf
(形式:PDF サイズ:317KB)


【説明】 
インストレーションガイド (Windows Server 2019編)

【ファイル名】 
NX7700_E8_00503_IG_r1p2.pdf
(形式:PDF サイズ:3.4MB)


【説明】 
NX7700x/A5010E-2 シリーズ ファームウェア更新ガイド (オフライン版、Starter Pack 利用)

【ファイル名】 
a5010e2_series_FW_update_guide(SP)_R11.pdf
(形式:PDF サイズ:5.2MB)


【説明】 
NX7700x/A6010E-2シリーズ ファームウェア更新ガイド (オフライン版、Starter Pack利用)

【ファイル名】 
a6010e2_series_FW_update_guide(SP)_R06.pdf
(形式:PDF サイズ:4.2MB)


【説明】 
NX7700xシリーズ RAID/SASオプションデバイス(NE3303-237/238) ファームウェア更新ガイド ※ ダウンロードには型番/製造号機の情報が必要です。

【ファイル名】 
GVO-079298-G01(DAC_b)_R02.zip
(形式:zip サイズ:13MB)


【説明】 
インストレーションガイド (Windows Server 2022編)

【ファイル名】 
WS2022_NX7700_E8_00503_IG.pdf
(形式:PDF サイズ:2.5MB)


【説明】 
NX7700x/A5010E-2シリーズ iLO5ファームウェア (ver 1.40) 更新ガイド  ※ ダウンロードには型番/製造号機の情報が必要です。

【ファイル名】 
GVO-079298-G01(iLO5_1p40).zip
(形式:zip サイズ:17MB)



種別

修正情報

  • コンテンツID: 9010110287
  • 公開日: 2022年06月03日
  • 最終更新日:2024年03月04日
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