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Express5800/T110h-S、Express5800/T110h、Express5800/R110h-1、Express5800/GT110h
iStorage NS100Tg、iStorage NS300Rg
BMCファームウェア 02.15 リリースノート (オフラインアップデート版)
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【ソ フ ト 名】 Express5800/T110h-S、Express5800/T110h、Express5800/R110h-1、
Express5800/GT110h、iStorage NS100Tg、NS300Rg BMCファーム
ウェアアップデートモジュール(オフラインアップデート版)
【対 応 機 種】 Express5800/T110h-S、Express5800/T110h、Express5800/R110h-1、
Express5800/GT110h
iStorage NS100Tg、iStorage NS300Rg
【対 応 O S 】 非依存
【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】 BMCファームウェア
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/T110h-S、Express5800/T110h、Express5800/R110h-1、Express5800/
GT110h、iStorage NS100Tg、iStorage NS300Rg BMCファームウェアアップデートモジュ
ール(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、以下の機能強化に対応したBMCファ
ームウェアです。
変更内容の詳細は「改版履歴」をご参照ください。
・SSLサーバ証明書、Javaコードサイニング証明書の有効期限を延長。
・OpenSSL1.1.1g対応。
※ 本バージョンにおけるリモートKVMコンソールまたはIPMI情報表示機能は、Oracle
Java7u25 以前では起動できません。本バージョンにアップデートされるお客様は、
Oracle Java7u40 以降のJava環境にアップデートしてご使用してください。
<注意>
* アップデート操作を誤ると本体装置が起動しなくなる等の障害が発生することが
あります。
本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)
により本体装置が誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器
が損傷し正常動作しなくなります。
このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注
意ください。
* 本BMCFW適用後は、ウェブブラウザのキャッシュクリアを行ってください。
* 仮想化環境においては、本ソフトウェアはご使用になれません。
* ESMPRO(R)ServerManager Version.6 の ExpressUpdate 機能をご利用の場合は、
「 対象機種 」、「 インストール方法 」については、自動で処理が行なわれま
すので、「 注意事項 」以降をご参照ください。
【アップデート対象ユーザ】
・対象となる機種
1. Express5800/T110h-S
2. Express5800/T110h
3. Express5800/R110h-1
4. Express5800/GT110h
5. iStorage NS100Tg
6. iStorage NS300Rg
・対象となる各バージョン
下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。
<BMCファームウェア>
BMC Firmware Revision: 02.06
02.08
02.11
02.12
02.13
注) 上記バージョンより新しいバージョンが適用されている場合は、本アップデ
ートモジュールと同等の機能が既に適用されているため、本アップデートを
実施する必要はありません。
--- バージョン確認方法 ---
以下のいずれかの方法で、対象となる本体装置のバージョンを必ず確認してくださ
い(※1)。
* アップデート対象本体装置にて確認する場合 *
<BIOS SETUPでの確認方法>
アップデート対象本体装置の電源を入れ、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self
-Test)の実行内容が表示され始めましたら、画面下に、『Press <F2> to enter SE
TUP』というメッセージが表示されますので、メッセージに従い、<F2>キーを押下
します。
BIOS SETUP画面を起動しますので、[Server] ⇒ [System Management]へと進み、
[BMC Firmwere Revision] [SDR Revision]について、ご確認ください。
* リモート環境から確認する場合 *
<EXPRESSSCOPE(R)エンジン3 での確認方法>
リモート環境において、EXPRESSSCOPE(R)エンジン3 をご使用されている場合、[
システム] ⇒ [IPMI 情報] を選択してください。
・BMCファームウェアのバージョンの確認。
[MC]ボタン ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアのリビジョン」
について、ご確認ください。
<ESMPRO(R)ServerManager Ver.6 での確認方法>
リモート環境にESMPRO(R)ServerManager Ver.6 をインストールしてご使用されて
いる場合、まず、確認されたいアップデート対象本体装置が管理登録済みであるこ
とを確認します。
さらに、バージョン確認されたいサーバ名を選択し、[リモート制御] ⇒ [IPMI 情
報] を選択してください。
・BMCファームウェアのバージョンの確認。
[コントローラ情報] ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアのリ
ビジョン」について、ご確認ください。
なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらない
でください。
本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただいたものと
します。
【ソフトウェアのご使用条件】
日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソ
フトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する
権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものと
します。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラム
の導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。
本許諾プログラムには、GNU General Public License(以下「GPL」といいます。)
または GNU Lesser General Public License (以下「LGPL」といいます。)に基づき
許諾されるソフトウェア等(以下、「GPL対象モジュール」といいます。)を使用して
います。
これらの「GPL対象モジュール」については本使用条件の適用範囲外とします。
本許諾プログラムは、以下のGPL対象モジュールを含んでいます。
<GPL対象モジュール>
grep
kbd
procps
libsepol
pcmcia-cs
initscripts
SysVinit
module-init-tools
mingetty
samba-client
gdb
bogl-bterm
gpm
slang
syslinux
libpci2
BusyBox
dmidecode
memtester
cachetester
ethtool
TeDoLiF product
<LGPL対象モジュール>
glibc
libtermcap
glibc-common
libusb
alsa-lib
newt
お客様はこれらの、「GPL対象モジュール」について、Free Software Foundation が
定めた「GPL」および「LGPL」、または当該ライセンス条件の改訂版が定める条件に従
って、かかるモジュールを再頒布、変更することができます。かかるモジュールは有用
と思いますが、弊社は、いかなる保証も行ないません。また、弊社の著作物である GPL
対象モジュールについて、いかなる著作権も放棄いたしません。
注: Free Software Foundation はフリーソフトウェアの普及を目的とした非営利団
体です。
GNU General Public License Version 2 および、GNU Lesser General Public
License の詳細については、Free Software Foundation のホームページ
( http://www.fsf.org/ ) をご確認ください。
なお、GPL対象モジュールの内容等についてのご質問についてはお答えできませんの
で、あらかじめご了承ください。
お客様はGPL対象モジュールを含む本許諾プログラムを使用することにより、「GPL」
および「LGPL」に定める条件にご同意いただいたものとみなされます。
<許諾プログラムのご使用条件>
1.期間
(1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
(2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても
本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
(3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許
諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
(4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
ます。
(5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他
の権利も同時に終了するもの
とします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直ちに、許諾プログラムお
よびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
等の関連資料を破棄するものとします。
2.使用権
(1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用する
ことができます。
(2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
することができます。
3.許諾プログラムの複製、改変および結合
(1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが
できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限り
ではありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損
に備える目的でのみ保管することができます。
(2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
(3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製
改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはで
きません。
(4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
(5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものでは
ありません。
4.許諾プログラムの移転等
(1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様
の権利を譲渡することができます。
(イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
保持しないこと。
(ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
(2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使
用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることは
できません。
5.逆コンパイル等
お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ
ルすることはできません。
6.保証の期限
(1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに
関し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
(2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは
弊社は、自己の裁量により、 かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のた
めのプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)
または、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することが あり
ます。
お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。
7.責任の制限
弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生
につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様
に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。
8.その他
(1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許
諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては
なりません。
(2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
するものとします。
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各モジュールのアップデート手順
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・オフラインアップデート手順
(1)本モジュールをハードディスクの適当な場所にダウンロードしてファイルを適当な
場所にすべて展開します。
(2)展開したフォルダに、本ソフトウェアと、その説明ファイルが解凍されます。
(3)説明ファイル(READMEファイル)の内容にしたがって、BMCファームウェアを実行し
てください。
解凍された説明ファイル(READMEJ.TXT)はWindows(R) OS添付の「メモ帳」等でご覧に
なれます。
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【改版履歴】
第五版
2022/08/30 BMCFW Revision 02.15
・SSLサーバ証明書、Javaコードサイニング証明書の有効期限を延長。
・OpenSSL1.1.1g対応。
第四版
2019/02/22 BMCFW Revision 02.13
・IPMI情報表示機能をJavaアプレットからJavaアプリケーションに変更。
※ 本バージョンにおけるリモートKVMコンソールまたはIPMI情報表示機能は、Oracle
Java7u25 以前では起動できません。本バージョンにアップデートされるお客様は、
Oracle Java7u40 以降のJava環境にアップデートしてご使用してください。
・SSLサーバ証明書、Javaコードサイニング証明書の有効期限を延長。
・OpenJDK11対応。
第三版
2018/04/12 BMCFW Revision 02.12
・セキュリティ強化のため、TLS圧縮機能と強度の弱い暗号化通信を使用しないよう修正。
・OS再起動時のシステムリセット処理を強化。
第二版
2017/03/14 BMCFW Revision 02.11
・OpenSSLを1.0.2ベースのものに更新。
・EXPRESSSCOPEエンジン3のWebブラウザ表示およびコマンドラインインターフェース表
示の一部を更新。
・EXPRESSSCOPEエンジン3のWebブラウザのSEL表示およびメール通報にてOSブートイベ
ントの新規SensorOffsetをサポート。
・未使用ポート(TCP/UDPポート427)を閉じるように変更。
・GNU Cライブラリ(glibc)のバッファオーバフロー脆弱性(CVE-2015-7547)対応。
・BMCファームウェアの設定変更後、極まれにEXPRESSSCOPEエンジン3にWebブラウザか
らログインできなくなることがある件を改善。
・EXPRESSSCOPEエンジン3のWebブラウザのオンラインヘルプの記載を変更。
第一版
2016/04/20 BMCFW Revision 02.08
・電源ユニットの非冗長状態を誤検出する問題を改善。
・リモートKVMを複数起動した状態で、操作権限の委譲時に画面が乱れる点を改善。
・共用LANポート使用中、DC ONまたはシステム再起動が行われた場合に、
「筐体イントリュージョン LANとの接続が取り外された」
のSELが登録されることがある件を改善。
・Webコンソールからの設定値変更操作において、一部の設定項目について「'」「#」
を含む文字列を設定できないよう変更。
・Webコンソールからの設定値変更操作において、SNMP通報設定のコミュニティ名に
「-」、「_」を使用可能とするように変更。
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【商標および著作権】
本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。
ExpressUpdate、EXPRESSSCOPE、ESMPRO は日本電気株式会社の登録商標です。
Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
本ソフトウェアは、GNU General Public License または GNU Lesser General Public
License に基づき、許諾されるソフトウェア等を使用しています。
Microsoft、Windows、Windows Server は、米国Microsoft Corporation の米国及びそ
の他の国における登録商標または商標です。
GRIDは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの登録商標または商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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