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N8104-222/224 オプションLANボード Express5800/R110k-1M,T110k-M,iStorage NS300Rk 標準LANポート ファームウェア更新モジュール v20.26.44(オンラインアップデート版)

概要

===============================================================================
    N8104-222   1000BASE-T 接続LOMカード(4ch)
    N8104-224   1000BASE-T 接続ボード(4ch)
    Express5800/R110k-1M 標準LANポート
    Express5800/T110k-M 標準LANポート
        iStorage NS300Rk 標準LANポート

           ファームウェア更新モジュール
                v20.26.44
            (オンラインアップデート版)
===============================================================================
【 ソフト名 】 N8104-222/224 オプションLANボード
                Express5800/R110k-1M,T110k-M,iStorage NS300Rk 標準LANポート
        ファームウェア更新モジュール
【ソフト種別】 オプションLANボード/標準LANポート ファームウェア
===============================================================================

【ソフトの紹介】
 N8104-222/224 オプションLANボード Express5800/R110k-1M,T110k-M,iStorage NS300
  Rk 標準LANポート ファームウェア更新モジュール(以下「本ソフトウェア」と称しま
  す)は、次のオプションLANボードおよび標準LANポートのファームウェアのアップデー
  トに使用します。

【対象製品】
   Nコード  品名                アダプター表示名(System Utilities上)
  ----------------------------------------------------------------------------
  N8104-222 1000BASE-T 接続LOMカード  Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet
             (4ch)                     - NIC                                          
  N8104-224 1000BASE-T 接続ボード     Broadcom NetXtreme 5719 Quad Port 
             (4ch)                     Gigabit PCIe Adapter – NIC
   -         R110k-1M 標準LANポート    BCM 5720 1GbE 2p BASE-T LOM Adptr - NIC                                      
   -         T110k-M 標準LANポート     BCM 5720 1GbE 2p BASE-T LOM Adptr - NIC

   -         NS300Rk 標準LANポート     BCM 5720 1GbE 2p BASE-T LOM Adptr - NIC
  ----------------------------------------------------------------------------                                      

【適用条件】
  1)対象製品のファームウェアバージョン
   v20.24.41
    2)本体装置(モデル名)
   Express5800/R120j-1M, Express5800/R120j-2M, Express5800/R110k-1M,
   Express5800/T110k-M, iStorage NS300Rk
    3)本体装置のOS
   Windows Server 2019/2022
      Windows Server IoT 2022 for Storage Standard Edition (iStorage NS300Rkの
      み)
      Red Hat Enterprise Linux 8.6/8.7
      Red Hat Enterprise Linux 9.1 (2023/12/26サポート開始予定)
      VMware ESXi 7.0u3/8.0/8.0u1
    4)本体装置に適用されたStarter Pack
   S8.10-011.02
      S8.10-011.03 (2023/12/26公開予定)

    [ファームウェアバージョンの確認方法]
      ①本体装置起動時に[F9]キーを押して、System Utilitiesメニューを起動します。
      ②System Utilitiesから「System Information」に進みます。
      ③対象製品のファームウェアバージョンを確認します。対象製品の表示名は
       【対象製品】のアダプター表示名称(System Utilities上)をご確認ください。

【変更点】 
  ファームウェアバージョン v20.26.44
  
    下記のバージョンのStarter Packが適用されたシステム環境に最適化
   -S8.10-011.02
   -S8.10-011.03(2023/12/26公開予定)
   * 上記のシステム環境に該当する場合適用を強く推奨

【ドライバについて】
   最適なドライバの組み合わせは以下の通りです。(2023/12/19時点)

    OS                             バージョン        入手先
   --------------------------------------------------------------------------
  Windows Server 2019            221.0.4.0         Starter Pack *2
    Windows Server 2022            221.0.4.0         Starter Pack *2
    Windows Server IoT 2022 for    221.0.4.0           Starter Pack *2
    Storage Standard Edition 
    (iStorage NS300Rkのみ)
  Red Hat Enterprise Linux 8.6   3.139j              Starter Pack *2
  Red Hat Enterprise Linux 8.7  inbox               OSインストール時に適用
  Red Hat Enterprise Linux 9.1*1 inbox               OSインストール時に適用
    VMware ESXi7.0u3               ntg3(4.1.9.0-5vmw)  NEC Custom Image *3
    VMware ESXi8.0                 ntg3(4.1.8.0-4vmw)  NEC Custom Image *3
    VMware ESXi8.0u1               ntg3(4.1.10.0-4vmw) NEC Custom Image *3
   --------------------------------------------------------------------------
  *1 2023/12/26サポート開始予定
  *2 下記のStarter Packに格納されておりますので必要に応じて適用してください。
       ・S8.10-011.02
       ・S8.10-011.03 (2023/12/26公開予定)
       Starter Packは以下のURLから入手することができます。
         <https://www.support.nec.co.jp/>
         →「NEC サポートポータル内検索」より「Starter Pack」で検索
  *3 ドライバはNEC Custom Imageに含まれておりますのでOSインストール時に適用
       されます。また、OSパッチ適用時にバージョンが更新された場合はそのままご
       使用ください。
        [参考] VMware ESXi デバイスドライバ情報一覧
         <https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3140105866>
         → お客様環境のOSに対応する「デバイスドライバ一覧」を選択


 ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
 本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらな
 いでください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意
 いただいたものとします。

【ソフトウェアのご使用条件】
 日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソ
 フトウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用す
 る権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくも
 のとします。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プロ
 グラムの導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただき
 ます。

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても
    本使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許
    諾プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他
    の権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了
    後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムと
    ともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社ExpressサーバExpress5800
    シリーズおよびiStorageNSシリーズにおいてのみ、使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用
    することができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することが
    できます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りで
    はありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備
    える目的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、
    複製、改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行う
    ことはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の
    権利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾
      プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切
      保持しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使
    用権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはで
    きません。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブ
  ルすることはできません。

6.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
    弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
    のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
    は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
    お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生
  につき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様
  に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許
    諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出しては
    なりません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。


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本ソフトウェアでのファームウェア更新手順
===============================================================================
 以下の手順で、オプションLANボードおよび標準LANポートのファームウェアを更新し
 てください。同型番のボードが複数搭載されている場合でも、一度にすべてのボード
 の更新が可能です。

<注意>
  * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあ
    ります。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってくだ
    さい。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ
    等)によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機
    器が損傷し正常動作しなくなります。
    このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意
    ください。
 * 本ソフトウェアに含まれるファームウェアはオンライン適用専用モジュールです。
  OS環境で適用していただきますようお願いいたします。

【ファームウェアの更新手順】
(準備と確認)
●ファームウェアデータの準備
 ダウンロードしたファイル(N8104-222+224_FWDATA.zip)を解凍します。
 ご使用のOSに合わせて必要なファームウェアイメージファイルを本体装置に移します。

 ■OSとファームウェアデータの対応
 ---------------------------------------------------------------------------
 OS                          ファイル名
 ---------------------------------------------------------------------------
  Windows Server 2019            cp058511.exe
  Windows Server 2022            cp058511.exe
  Windows Server IoT 2022 for    cp058511.exe
  Storage Standard Edition 
  (iStorage NS300Rkのみ)
 Red Hat Enterprise Linux 8.6  firmware-nic-bcm-open-2.34.70-1.1.x86_64.rpm
 Red Hat Enterprise Linux 8.7   firmware-nic-bcm-open-2.34.70-1.1.x86_64.rpm
 Red Hat Enterprise Linux 9.1*1 firmware-nic-bcm-open-2.34.70-1.1.x86_64.rpm
  VMware ESXi 7.0u3              CP058510.zip
  VMware ESXi 8.0                CP058510.zip
  VMware ESXi 8.0u1              CP058510.zip              
 ---------------------------------------------------------------------------
    *1 2023/12/26サポート開始予定

●ドライバの適用確認
 更新作業を行う前に本製品のドライバをインストールする必要があります。
 インストールするドライバについては【ドライバについて】を参照して下さい。

●TPMの無効化 [予めTPMが無効化されている場合は(更新作業)へ])
  1)POST 起動中(Function Key 案内表示後)[F9]キーを押下し、System Utilities を
    起動します。
  2)System Utilities から、「System Configuration」-「BIOS/Platform Configura
    tion(RBSU)」-「Server Security」-「Advanced Security Options」へと進み、
   「Platform Certificate Support」の設定を[Disabled]に変更します。
  3)[F10]キーを押して設定を保存します。
  4)[Esc]キーを数回押して「Server Security」まで戻り、「Trusted Platform Modu
    le Options」-「Advanced Trusted Platform Module Options」へと進み、「TPM 
    Visibility」の設定を[Hidden]に変更します。
  5)[F10]キーを押して設定を保存します。
  6)[Esc]キーを数回押して「System Utilities」まで戻り、「Reboot the System」
    を選択し、システムを再起動します。

(更新作業)
<重要>
 本ファームウェアを適用後、下記のバージョンのStarter Packを適用した場合、
  ファームウェアがダウングレードされる場合があります。その場合は再度本ファー
  ムウェアを適用してください。
  S8.10-011.02以前のバージョン
  S8.10-011.03 (2023/12/26公開予定)

[Windows Serverの場合]
 1)ファームウェアデータファイルをダブルクリックして実行します。

  2)パッケージセットアップ画面が表示されるので、「インストール(I)」をクリック
    します。

  3)セットアップ画面が表示されるので、再度「インストール(I)」をクリックします。

  4)コマンドプロンプトに「Update firmware nvm version 20.24.41 to 20.26.44? 
    [y]es/[n]o/[c]ontinue」というメッセージが表示されるので、アップデートを行
    う場合は[y]を、中止する場合は[n]または[c]を入力し、[Enter]キーを押します。
    [y]を入力し[Enter]キーを押すと、アップデートが実行されます。
    * アップデート中はネットワークが切断される場合があります。

  5)アップデート完了後、セットアップ画面に「インストレーションが完了しました。
    」というメッセージが表示されるので、確認した後「閉じる(C)」を押します。

  6)再起動確認画面が表示されるので、「はい(Y)」を押して本体装置を再起動します。
    再起動後にアップデートされたことを確認いただけます。
  
[Red Hat Enterprise Linuxの場合]
 1)以下のいずれかのコマンドでインターフェースを起動します。
    ・ifup <インターフェース名> 
    ・ifconfig <インターフェース名> up 
    ・wicked ifup <インターフェース名>

    * ローカルシステムにネットワークインターフェース設定が行われていない場合は
   、ネットワーク設定ファイルを作成し、インターフェースを起動します。

  2)ファームウェアデータファイルをインストールします。
    rpm -ivh <ファイル名>.rpm

  3)ファイルが抽出されたディレクトリを確認します。
    rpm -qlp <ファイル名>.rpm

  4)3)の出力結果を利用してhpsetupファイルの格納先を確認し、そのディレクトリに
    移動して./hpsetupを実行します。

  5)「nvm 20.24.41 to 20.26.44 – y/n/q」と表示されるので、アップデートを行う場
    合は[y]を、中止する場合は[n]または[q]を入力し、[Enter]キーを押します。[y]
    を入力し[Enter]キーを押すと、アップデートが実行されます。

  6)本体装置を再起動します。
    再起動後にアップデートされたことを確認いただけます。

[VMware ESXiの場合]
  1)ファームウェアデータファイルの格納先に移動します。

  2)ファームウェアデータファイルを解凍します。
    unzip CPxxxxxx.zip

  3)VMwareコンポーネントをインストールします。
    esxcli software component apply -d <完全修飾パス>CPxxxxxx_VMw.zip

  4)コンポーネントがインストールされているディレクトリに移動します。
    cd /opt/Smart_Component/CPxxxxxx

  5)コンポーネントを実行します。
    ./Execute_Component -s
 
  6)/opt/Smart_Component/CPxxxxxx から別のディレクトリに移動します。
    cd /tmp

  7)スマートコンポーネントをクリーンアップします
    esxcli software component remove -n Smart-Component-CPxxxxxx

  8)CPxxxxxx に関連付けられたディレクトリを削除します
    rm -rf /opt/Smart_Component/CPxxxxxx

  9)本体装置を再起動します。
    再起動後にアップデートされたことを確認いただけます。

(TPMの有効化)
 1)(準備と確認)でTPMの設定を変更している場合は設定を元に戻してサーバを再起動
    します。

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【商標および著作権】
Windows Server は、米国およびその他の地域における Microsoft Corporation の
登録商標または商標です。
Red Hat、Red Hat Enterprise Linux は、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.
の登録商標または商標です。  
Linuxは、Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 
VMware および VMware の製品名は、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録
商標です。
Hewlett Packard EnterpriseおよびHPEは米国Hewlett Packard Enterprise Development
 LPの米国およびその他の国における登録商標です。
その他、記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。
------------------------------------------------------------------------------
 Copyright NEC Corporation 2023

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製品名カテゴリ

R110k-1M
T110k-M
NS300Rk

品名: 1000BASE-T 接続LOMカード(4ch)
型番: N8104-222
品名: 1000BASE-T 接続ボード(4ch)
型番: N8104-224

対象製品

品名 N8104-222/224 オプションLANボード Express5800/R110k-1M,T110k-M,iStorage NS300Rk 標準LANポート
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

ネットワーク関連

関連情報

  • コンテンツID: 9010110977
  • 公開日: 2023年12月19日
  • 最終更新日:2023年12月19日
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