概要
障害時、保守時などにサーバの各種情報を一括で採取するユーティリティです。
製品名カテゴリ
NX7700xシリーズ
装置情報収集ユーティリティ
対象製品
品名 装置情報収集ユーティリティ
リビジョン Ver 2.8.6
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報
【説明】
装置情報収集ユーティリティ (Linux版 Ver 2.8.6) モジュール
【ファイル名】
EZCLCT_v286.tar.gz
(形式:GZ サイズ:14.1MB)
【説明】
使用許諾書
【ファイル名】
agreement.txt
(形式:TXT サイズ:5.6KB)
種別
リビジョンアップ
障害区分
機能強化
障害内容/強化内容
・セキュリティ機能の強化
対象機器のセキュリティ対応として、NIST SP800-193対応のための機能強化(ホスト認証対応)を
サポートします。
本機能を有効にすることで、OS上のソフトウェアからのiLO6へのアクセスのセキュリティ機能が
強化されます。
対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法
本ユーティリティーをインストールすると、/etc/ezclct/ezclct_path が作成されます。
インストール状況の確認は、/etc/ezclct/ezclct_path の有無を確認してください。
対処が正しく適用されていることを確認する方法
インストールディレクトリ配下のversionファイルを開き、今回適用したバージョンに
なっていることを確認してください。
対象機器
・NX7700x/A6010E-2
・NX7700x/A7010E-2、A7010E-2c、A7012M-2
・Express5800/R32Ba-E2
モデルによって、本ユーティリティ適用済みの場合がありますが、なるべく新しい
バージョンのユーティリティを使用したほうがより詳細な装置情報を採取可能です。
対象ディストリビューションは以下の通りです。
・Red Hat Enterprise Linux 8.x Server
・Red Hat Enterprise Linux 9.x Server
適用方法
(1) OS(Linux)が起動した後、以下のファイルを一緒に任意のディレクトリに
格納して下さい。
・ezclct_inst.sh :インストーラ
・ezclct.tar.gz :装置情報収集ユーティリティ インストールモジュール
(2) コンソールから以下の方法でインストーラを実行して下さい。
# sh ezclct_inst.sh
本ユーティリティーのインストールを開始します。
以降はインストーラーのメッセージに従ってインストールしてください。
(インストール完了後、ezclct_inst.sh, ezclct.tar.gzは削除しても問題ありません。)
<重要>
インストールするディレクトリパスに日本語が含まれていると、保守で
必要なログが採取されない可能性がありますので、日本語が含まれていない
ディレクトリにインストールしてください。
日本語が含まれているディレクトリパスの例
/root/デスクトップ/ezclct
<参考>
インストーラーの使用方法は、"ezclct_inst.sh -help"にて確認できます。
[OPTION]
-help : インストーラーの使用方法を表示します。
-v, -V: インストールする本ユーティリティーのVersionを表示します。
-f, -F: 本ユーティリティーを強制モードでインストールします。
(問合せメッセージを表示しません。)
インストール先ディレクトリ:
インストール先ディレクトリを指定することができます。
(フルパスで指定してください。
指定したディレクトリ下に ezclctディレクトリを作成し、
そのディレクトリ配下に本ユーティリティーのモジュール群を
インストールします。)
インストール先ディレクトリを指定しない場合、
既に本ユーティリティーがインストール済みの場合は
同じディレクトリにて本ユーティリティーをアップデートします。
新規インストールの場合はカレントにインストールします。