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修正情報・ダウンロード

Express5800/R110k-1M, T110k-M, R110k-1M (2nd-Gen), T110k-M (2nd-Gen)、iStorage NS300Rk システムROM U63 v2.32 (09/09/2024)

概要

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Express5800/R110k-1M
Express5800/T110k-M
iStorage NS300Rk
Express5800/R110k-1M (2nd-Gen)
Express5800/T110k-M (2nd-Gen)
システムROM U63 v2.32 (09/09/2024)
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【ソ フ ト 名】  Express5800/R110k-1M、Express5800/T110k-M、iStorage NS300Rk、
                 Express5800/R110k-1M (2nd-Gen)、Express5800/T110k-M (2nd-Gen)
                 システムROM(BIOS)アップデートモジュール
【対 応 機 種】  Express5800/R110k-1M
                 Express5800/T110k-M
                 iStorage NS300Rk
                 Express5800/R110k-1M (2nd-Gen)
                 Express5800/T110k-M (2nd-Gen)
【対 応  O S 】  本ソフトウェアはオフラインアップデート、および
                 下記のOSに対応しています
                  ・Windows Server(R) 2019
                  ・Windows Server(R) 2022
                  ・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 8
【対象ユーザ 】  下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】  システムROM
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/R110k-1M、Express5800/T110k-M、iStorage NS300Rk、
Express5800/R110k-1M (2nd-Gen)、Express5800/T110k-M (2nd-Gen)
システムROM(BIOS)アップデートモジュール(以下「本ソフトウェア」といいます。)」
は、Express5800/R110k-1M、Express5800/T110k-M、iStorage NS300Rk、
Express5800/R110k-1M (2nd-Gen)、Express5800/T110k-M (2nd-Gen)
のシステムROMの機能強化、および問題点を修正します。

重要度:必須 - すみやかに、このバージョンを適用してください。

 注意事項
 ・システムROM v2.22 (06/19/2024)以降にアップデートする場合、Server Platform
   Services(SPS)ファームウェアを 06.01.04.047.0以降にアップデートしてください。

 機能強化、および問題点の修正
 ・One Buttonセキュア消去(OBSE)のレポートにて、SR RAIDコントローラに接続している
  ドライブのポート番号とボックス番号が正しく表示されない問題に対処しました。

 ・多数の署名と証明書を登録後、システムが停止することがある問題に対応しました。

 ・Express5800/R110k-1M(Gen依存なし)にSASコントローラカード[N8103-E184/184]を
   搭載している場合、冷却ファンが高速回転する問題に対応しました。


 ≪本ソフトウェアに含まれるプログラムとデータ≫
   本ソフトウェアには、以下のプログラムとデータが含まれています。
   本ソフトウェアを実行する環境に合わせて、お使いください。

  a) システムユーティリティ/iLO Web インターフェース用フラッシュイメージ
      firmware\U63_2.32_09_09_2024.signed.flash

  b) Windows(R)用 システムROM アップデートプログラム
      winx64\cp063196.exe

  c) Linux(R)用 システムROM アップデートRPMパッケージ
      Linux\firmware-system-oem-u63-2.32_2024_09_09-1.1.x86_64.rpm

【アップデート対象ユーザ】
  下記の機種とシステムROMバージョンをお使いのお客様が対象になります。

  ・対象機種

     1. Express5800/R110k-1M
     2. Express5800/T110k-M
     3. iStorage NS300Rk
     4. Express5800/R110k-1M (2nd-Gen)
     5. Express5800/T110k-M (2nd-Gen)

  ・対象バージョン

     1. U63 v1.32 (03/23/2023)
     2. U63 v1.46 (09/26/2023)
     3. U63 v2.16 (03/01/2024)
     4. U63 v2.22 (06/19/2024)

   注) 上記より新しいバージョンをお使いの場合、本ソフトウェアでアップデート
       されるシステムROMと同等の機能、および修正が既に適用されています。
       新たにアップデートする必要はありません。

   システムROMのバージョンは、以下の手順で確認することができます。
   任意の手順を選択して、アップデートの前後でバージョンをご確認ください。

 ≪システムユーティリティ≫
   以下の手順でシステムROMのバージョンと日付が確認できます。

   (1) 装置の電源を入れます。ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実
       行内容が表示されます。しばらくすると、以下のメッセージが表示されます。
       メッセージに従い<F9>キーを押して、システムユーティリティを起動します。

                      [F9] System Utilities

   (2) システムユーティリティが起動した後、「System Information」を選択します。

   (3) 「Firmware Information」を選択します。

   (4) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されます。「System ROM」項から
       バージョンと日付を確認します。

   注) システムROMのバージョンを確認した後、<ESC>キーを押す、または「Exit」を
       選択して、システムユーティリティを終了してください。

   注) システムユーティリティの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの「便利な
       機能」「1. システムユーティリティ」を参照してください。

 ≪Windows(R) OS≫
   以下の手順でシステムROMの日付が確認できます。

   (1) <Windows>キーを押しながら<R>キーを押します。

   (2)「ファイル名を指定して実行」のダイアログボックスで、「msinfo32」を入力して
       「OK」をクリックします。

   (3) 「システム情報」が起動した後、「システムの要約」を選択します。

   (4) BIOSバージョン/日付 の項目から、システムROMの日付を確認します。


 ≪Linux(R) OS≫
   以下の手順でシステムROMの日付が確認できます。

   (1) xtermなどのターミナル(端末)を起動します。

   (2) 以下のコマンドを実行します。

       # /usr/sbin/dmidecode | less

       注) #はプロンプトを示します。入力する必要はありません。

   (3) BIOS Information->Release Date の項目から、システムROMの日付を
       確認します。
   
   注) dmidecodeコマンドがインストールされている必要があります。

なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。

【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます)は、本使用条件とともに提供するソフト
ウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます)を日本国内で使用する権利を
下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします。
お客様が期待する効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使
用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。 

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が許諾プログラムをお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつでも本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反したときは、いつでも許諾プ
    ログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続し
    ます。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合は、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後
    直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、お客様がお持ちの製品のうち、弊社が別途指定する「対象機種」におい
    てのみ許諾プログラムを使用できます。
 (2)許諾プログラムは、コンピューターの一時メモリ(例えば、RAM)にロードされ、また
    は固定メモリ(例えばハードディスク、その他の記憶装置)にインストールされたと
    きに、当該コンピューターにおいて使用されたものとします。
 (3)お客様は、前項に定める条件に従い、日本国内においてのみ許諾プログラムを使用
    できます。

3.著作権その他の知的財産権
  許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著
  作権その他の知的財産権を保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、ア
  メリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護されます。

4.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製できます。
    ただし、許諾プログラムを固定メモリ(例えばハードディスク)にインストールした
    場合、お客様は許諾プログラムを複製できません。この場合、お客様は、許諾プロ
    グラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管できます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著
    作権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌への転載、ネットワークへの公開、およびその他の処分をす
    ることはできません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル
    等の関連資料を複製、書籍雑誌への転載、およびネットワークへの公開はできませ
    ん。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあ
    りません。

5.許諾プログラムの移転等
  お客様は、許諾プログラムまたはその使用権を第三者に対して再使用許諾、譲渡、移
  転その他の処分をすることはできません。

6.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆ア
  センブルすることはできません。

7.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題は、お客様の責任および費用負担をもって処理するものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤りを修正したときは、弊社は、
    自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムまたは修正のためのプログラ
    ム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます)、または、かかる
    修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。お客様に提
    供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

8.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます)、および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任を負いません。

9.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物を日本国から
    輸出してはなりません。
 (2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾
    プログラムの提供元へその情報を提供することに同意するものとします。
 (3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約
    の履行目的で許諾プログラムを使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212
    に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュ
    メント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものと
    します。
 (4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決
    するものとします。
 (5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ラ
    イセンスファイルといいます)が存在する場合、ライセンスファイル内で指定され
    たファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセンスファイル内の
    条項に従うものとします。


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システムROMアップデート手順
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 ≪システムユーティリティの場合≫
 
【用意するもの】
  ・USBメモリ x1

   1. フラッシュイメージ(*.flash)の準備
     (1) FAT、または、FAT32でフォーマットされたUSBメモリを用意します。

     (2) USBメモリに「a) システムユーティリティ/iLO Web インターフェース用フラッ
         シュイメージ」(約32MB)をコピーします。

   2. システムROMのアップデート手順
     以下の手順に従って、システムROMをアップデートしてください。

     (1) 「1.」の手順で作成したUSBメモリを対象装置に接続し、装置を起動します。

     (2) POST実行中に<F9>キーを押して、システムユーティリティを起動します。

     (3) 「Embedded Applications > Firmware Update > System ROM」に移動します。

     (4) 「Select Firmware File」から、フラッシュイメージが格納されたドライブ
         を選択します。

     (5) フラッシュイメージ(*.flash)を選択します。

     (6) 「Start Firmware Update」を選択します。

     (7) 「Press ENTER to start firmware update. This process might take a few
          minutes...」のポップアップが表示されるので、<ENTER>キーを押します。
          アップデート処理が開始されます。

     (8) アップデートの進捗が表示されます。完了したとき、「Firmware update
         completed successfully」のポップアップが表示されます。<ENTER>キー
         を押して、ポップアップ表示を閉じます。

     (9) USBメモリを対象装置から取り外します。

     (10) システムユーティリティ直下の「Reboot the System」を選択して、装置を
          再起動します。

     (11) 再起動後、アップデートしたシステムROMが有効になります。

      以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪iLO Web ユーザインターフェースの場合≫

   1. フラッシュイメージ(*.flash)の準備
     (1) 対象装置のiLO Webにログインできる装置に「a) システムユーティリティ/iLO
         Webインターフェース用フラッシュイメージ」をコピーします。

   2. システムROMのアップデート手順 
     (1) Webブラウザを起動して、アップデート権限(Configure iLO Settings)を持つ
         アカウントで対象装置のiLO Web にログインします。
     
     (2) 左側のメニューから「Firmware & OS Software」タブを選択します。

     (3) 右側に表示される「Update Firmware」を選択します。

     (4) 上記でコピーしたフラッシュイメージ(*.flash)を選択します。

     (5)「Flash」ボタンを押します。アップデートが開始されます。
     
     (6) アップデートが進行します。「Firmware Update Completed.」が表示される
         まで待ちます。

     (7) 対象装置を再起動します。

     (8) 再起動後、アップデートしたシステムROMが有効になります。

      以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪Windows(R) OSの場合≫

   1. アップデートの準備
   
     (1) Administrators 権限のあるユーザでログオンします。

     (2) 実行中のアプリケーションをすべて終了します。

     (3) 「b) Windows(R)用 システムROM アップデートプログラム」をハードディスク
         の適当な場所にコピーします。

   2. システムROMのアップデート手順

     (1) 「b) Windows(R)用 システムROM アップデートプログラム」(*.exe)をダブルク
         リックして起動します。

     (2) 表示されるメッセージに従って、システムROM Updateを完了させます。

     (3) システムROMのインストールが成功したとき、再起動を要求するメッセージが
         表示されます。「はい(y)」を選択して装置を再起動します。

     (4) 再起動後、インストールしたシステムROMが有効になります。

      以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪Linux(R) OSの場合≫

   1. アップデートの準備
   
     (1) rootでログインします。または、suコマンドでrootに切り替えます。

     (2) 実行中のアプリケーションをすべて終了します。

     (3) 「c) Linux(R)用 システムROM アップデートRPMパッケージ」を適当なディレク
         トリにコピーします。

         例: /root など

   2. システムROMのアップデート手順 

     (1) 以下のコマンドを実行して、「c) Linux(R)用 システムROM アップデートRPM
         パッケージ」をインストールします。

         # rpm -Uvh <filename>.rpm

         注) <filename>.rpmは、「本ソフトウェアに含まれるプログラムとデータ」
             のLinux(R)用 システムROM Update RPMパッケージに記載されているRPM
             パッケージのファイル名になります。以下の手順についても同じです。

         注) #はプロンプトを示します。入力する必要はありません。
             以下の手順についても同じです。

     (2) 以下のコマンドを実行して、インストール先のパスを確認します。

         # rpm -qlp <filename>.rpm

     (3) インストール先のパスに移動します。

     (4) 以下のコマンドを実行して、システムROM Updateを開始します。

         # ./setup

     (5) 表示されるメッセージに従って、システムROM Updateを完了させます。

     (6) システムROM Updateが成功したとき、再起動を確認するメッセージが表示され
         ます。'y'を入力して装置を再起動します。

     (7) 再起動後、アップデートしたシステムROMが有効になります。

     以上でシステムROMのアップデートは完了です。


 ≪その他OS(VMware(R)など)の場合≫
  上記の、システムユーティリティ、あるいは iLO Web ユーザインターフェースを
  使用してアップデートしてください。


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 注意事項
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  ≪共通の注意事項≫
 ・本ソフトウェアの使用条件について、license_ja.txtを参照してください。

 ・システムROMをアップデートしたとき、冗長ROM機能によってバックアップROMがアッ
   プデートされます。アップデートの処理が完了した後、稼働しているシステムROMと
   バックアップROMが切り替えられます。もし、何らかの理由によりアップデートした
   システムROMが動作しない場合、自動、または手動でバックアップROMに切り替えるこ
   とができます。これより、アップデート前に使用していたバージョンに戻して起動す
   ることができます。また、同様にシステムROMのアップデート中に予期しないアクシ
   デントが発生してアップデートに失敗した場合、稼働していたシステムROMは保存さ
   れているので、アップデート前のバージョンで起動することができます。

 ・Windows(R) BitLocker(TM)機能を有効にしている場合、一旦無効にしてから本ソフト
   ウェアを実行してください。アップデートが完了した後、再度有効にしてください。
   無効にせずアップデートした場合、コンピュータ起動時に「回復パスワード」が必要
   になることがあります。

 ・ハイパーバイザー、またはゲストOSなどの仮想化された環境では、本ソフトウェアは
   ご使用になれません。本ソフトウェアが対応しているOS上からアップデートしてくだ
   さい。または、システムユーティリティやiLO Web ユーザインターフェースからアッ
   プデートしてください。

 ・ファームウェアの依存関係を満たさない場合、iLO6ファームウェア、Server Platform 
   Services(SPS)ファームウェアは、最新の「Starter Pack」を使用してアップデートし
   てください。
   なお、最新のアップデートモジュールは以下のサイトからダウンロードしてください。
   https://jpn.nec.com/
   (「サポート・ダウンロード」-「法人向け製品  サーバ」- 「PCサーバ 
   (Express5800シリーズ)」-「修正情報・ダウンロード」)

  ≪Windows(R)およびLinux(R) OSにおける注意事項≫
 ・本ソフトウェアを実行するとき、ベースボードマネージメントコントローラ(iLO6)
   へのアクセスが必要になります。そのため、「iLO 6 Channel Interface Driver」
   (CHIFドライバ)を予めインストールしておく必要があります。CHIFドライバは、
   EXPRESSBUILDER、または「Starter Pack」からインストールできます。

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【改版履歴】
バージョン: v2.32 (09/09/2024)

重要度:必須 - すみやかに、このバージョンを適用してください。

 注意事項
 ・システムROM v2.22 (06/19/2024)以降にアップデートする場合、Server Platform
   Services(SPS)ファームウェアを 06.01.04.047.0以降にアップデートしてください。

 機能強化、および問題点の修正
 ・One Buttonセキュア消去(OBSE)のレポートにて、SR RAIDコントローラに接続している
  ドライブのポート番号とボックス番号が正しく表示されない問題に対処しました。

 ・多数の署名と証明書を登録後、システムが停止することがある問題に対応しました。

 ・Express5800/R110k-1M(Gen依存なし)にSASコントローラカード[N8103-E184/184]を
   搭載している場合、冷却ファンが高速回転する問題に対応しました。

バージョン: v2.30 (08/09/2024)

重要度:必須 - すみやかに、このバージョンを適用してください。

 注意事項
 ・システムROM v2.22 (06/19/2024)以降にアップデートする場合、Server Platform
   Services(SPS)ファームウェアを 06.01.04.047.0以降にアップデートしてください。

 機能強化、および問題点の修正
 ・iLOイベントログに、重複し誤ったタスクステータスが記録される問題に対応しま
   した。

 ・PCI Slot X BifurcationオプションがBifurcate、またはDual Bifurcateに設定され
  ている場合、PCIeのネゴシエートリンク幅が正しく表示されない問題に対応しました。

 ・不正な証明書を登録した場合、RSoDが発生することがある問題に対応しました。

 ・システムユーティリティのMR RAIDコントローラの設定メニューを離れた場合、
   RAIDコントローラで設定した論理ドライブ名が削除される問題に対応しました。

 ・480GB OSブート専用SSDボード (RAID 1)[N8103-247]がNVMeデバイスとして認識され
   ない問題に対応しました。

 ・ドライブを取外し、コールドブートを実行した場合、ドライバヘルスメッセージが
   POST中に2回表示される問題に対応しました。

バージョン: v2.22 (06/19/2024)

重要度:必須 - すみやかに、このバージョンを適用してください。

 注意事項
 ・システムROM v2.22 (06/19/2024)以降にアップデートする場合、Server Platform
   Services(SPS)ファームウェアを 06.01.04.047.0以降にアップデートしてください。

 機能強化、および問題点の修正
 ・ESXi 8.0u2 以降のバージョンで DPC エラーしきい値を超えると NVMeドライブが
   アンマウントされない問題に対応しました。

 ・Virtual NUMA が有効で SNC2 が有効になっている場合に、システムがソケット
   あたり 4 つSub-NUMA Nodes (SNC4) として構成されない問題に対応しました。

 ・Express5800/T110k-Mに1000BASE-T接続ボード(4ch)[N8104-209]を搭載し、かつ、
   システムROMバージョン v2.16 が適用されている場合に、冷却ファンが高速回転する
   問題に対応しました。

バージョン: v2.20 (05/27/2024)

重要度:推奨 - なるべく早く、このバージョンを適用することをおすすめします。

 注意事項
 ・システムROM v2.12 (12/13/2023)以降にアップデートする場合、  Server Platform 
   Services(SPS)ファームウェアを 6.1.4.05.0以降にアップデートしてください。

 機能強化、および問題点の修正
 ・インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサーのマイクロコードを更新しま
   した。 

 ・セキュリティ脆弱性(CVE-2023-5678、CVE-2024-0727、CVE-2021-38578、
   CVE-2023-45229)に対応しました。

 ・Minimum Processor Idle Power Core C-Stateオプション(*1)に、
   [C6 without C1E State]パラメーターを追加しました。
    (*1) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU)
         > Power and Performance Options
         > Minimum Processor Idle Power Core C-State

 ・Advanced Performance Tuning Optionsメニュー(*2)に、
   Intel(R) AVX License Pre-Grant Overrideオプションを追加しました。
    (*2) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU)
         > Power and Performance Options > Advanced Performance Tuning Options

 ・Advanced Performance Tuning Optionsメニュー(*3)に、
   Intel(R) AVX ICCP Pre-Grant Levelオプションを追加しました。
    (*3) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU)
         > Power and Performance Options > Advanced Performance Tuning Options

 ・Advanced PCIe Configurationメニュー(*4)に、PCIe ASPM Support(Global)
   オプションを追加しました。
    (*4) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU)
         > PCIe Device Configuration > Advanced PCIe Configuration

 ・iLO Webインターフェースでワンタイムブートオプションをハードディスクドライブ
   に設定した場合、システムが起動しない問題に対応しました。

 ・UEFI Boot Order(*5) メニューにて F12 キーを押して [Save and Exit] すると、
   ブート順序が予期せずクリアされる問題に対処しました。
    (*5) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU)
         > Boot Options > UEFI Boot Settings > UEFI Boot Order

 ・Current TPM 2.0 Active PCRsオプション(*6)の、デフォルト値を[SHA1 and SHA256]
   パラメーターに変更しました。
    (*6) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Server Security > Trusted Platform Module Options

 ・セキュア ブートキーを削除した後に Redfish リソースが更新されない問題に対応
   しました。

 ・iSCSI Attempt ConfigurationメニューのIP Address Typeオプション(*7) がAutoに
   設定されている場合、IPv6で接続するとOSインストール時に iSCSI ドライブを検出
   できない問題に対応しました。
   (*7) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU)
        > Network Options > iSCSI Configuration > Add an iSCSI Attempt
        > (NICアダプタ名)

 ・NVMe ドライブのブート順序を変更できない問題に対応しました。

 ・Starter Packを使用して、SASドライブファームウェアを更新している時にRSoDが発生
   する可能性がある問題に対応しました。

バージョン: v2.16 (03/01/2024)

 注意事項
 ・システムROM v2.12 (12/13/2023)以降にアップデートする場合、  Server Platform 
   Services(SPS)ファームウェアを 6.1.4.05.0以降にアップデートしてください。

 機能強化、および問題点の修正
 ・TPM2 Measure bootライブラリの脆弱性(CVE-2022-36763、CVE-2022-36764)に対応しま
   した。

 ・MiniZipライブラリの脆弱性(CVE-2023-45853)に対応しました。

 ・EDK2 NetworkPkg IP stack implementationの脆弱性(CVE-2023-45229、
   CVE-2023-45230、CVE-2023-45231、CVE-2023-45232、CVE-2023-45233、
   CVE-2023-45234、CVE-2023-45235、CVE-2023-45236、CVE-2023-45237)に対応しま
   した。

 ・SMBIOS Type 9テーブルにおいて、PCIスロット情報、スロット物理幅、および
   スロットピッチが正しくない問題に対応しました。

 ・IPv6を介したiSCSIハードドライブのインストールをオペレーティングシステムが検出
   できない問題に対応しました。

 ・システムプログラマブルロジックデバイスのバージョン情報がRBSU、
   およびiLO Webインターフェースで正しく表示されないことがある問題に対応しま
   した。

 ・起動中にRed Screen of Death(RSoD)が発生する問題に対応しました。

 ・Enabled Cores per Processorオプション(*2)が56より大きな値に設定できない問題に
   対応しました。
    (*2) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Processor Options > Enabled Cores per Processor

バージョン: v2.10 (11/28/2023)

 機能強化、および問題点の修正
 ・Memory OptionsメニューのMaximum Memory Bus Frequency オプション(*1)に以下の
   パラメーターを追加しました。
    [5600 MHz]
    [5200 MHz]
    (*1) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Memory Options > Maximum Memory Bus Frequency

 ・Boot Optionsメニュー(*2)にFilter Non-bootable Drivesオプションを追加しま
   した。
    (*2) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Boot Options > Filter Non-bootable Drives

 ・Embedded SATA Configurationオプションの警告メッセージを強化しました。

 ・Intel Security Optionsメニュー(*3)に、Trust Domain Extension (TDX)オプション
   と、TDX Secure Arbitration Mode Loader (SEAM Loader)オプションを追加しま
   した。
    (*3) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Server Security > Intel Security Options

 ・Intel Security Optionsメニュー(*4)に、Disable excluding Mem below 1MB in CMR
   オプションと、TME-MT/TDX key splitオプションを追加しました。
    (*4) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Server Security > Intel Security Options

 ・Advanced PCIe Configurationメニュー(*5)にPCIe Data Link Featureメニューを追加
   しました。
    (*5) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > PCIe Device Configuration > Advanced PCIe Configuration

 ・SMBIOS type 9 にPCIe Gen2 のデバイスを追加しました。

 ・PCIe Device ConfigurationメニューのEmbedded NICメニューからPCIeデバイスを
   無効化する設定を削除しました。

 ・致命的なPCIeエラー報告機能が正しく応答しない問題に対応しました。

 ・Intel(R) TSX Supportオプション(*6)を有効に設定できない問題に対応しました。
    (*6) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
         > Processor Options > Intel(R) TSX Support

 ・64コアプロセッサーを搭載している場合、x2APICを有効にできない問題に対応しま
   した。

 ・Integrated Management Log(IML)において、修正可能なPCIeエラーメッセージが表示
   されない問題に対応しました。

 ・システムユーティリティからIMLログにアクセスする際に、システムがフリーズする
   ことがある問題に対応しました。

バージョン: v1.48 (10/19/2023)

 機能強化、および問題点の修正
 ・Automatic power-onオプション(*)のヘルプテキストの中のAC power を
   external power に置き換えました。
    (*) System Configuration > BIOS/Platform Configuration(RBSU) 
        > System Options > Server Availability 
        > Automatic power-on

 ・CPU PCIeポートのSRISが有効になっている場合、システムが停止することがある問題
   に対処しました。

バージョン: v1.46 (09/26/2023)

 機能強化、および問題点の修正
 ・RAIDコントローラー(N8103-248、N8103-249、N8103-250、N8103-251、N8103-252)を
   搭載している場合、iLO Webインターフェースのステータスが「Unknown」と
   表示される問題に対処しました。

バージョン: v1.44 (07/31/2023)

 機能強化、および問題点の修正
 ・特定の(*)第4世代インテル(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサーで予期しない
   リセットが発生し、統合管理ログ(IML)にマシン チェック エラーが記録される
   可能性がある問題に対処しました。
    (*) Platinumを除く Gold(64XX)、Silver(44XX)、Bronze(34XX)

バージョン: v1.40 (06/29/2023)

 機能強化、および問題点の修正
 ・Vmware ESXiにおいて、DPC(Downstream Port Containment)リカバリプロセス中、
   ホットプラグを中断するとドライブをアンマウントできなくなる問題に対処しま
   した。

 ・SMBIOSタイプ38オフセット0x10の値が正しくない問題に対処しました。

 ・One-buttonセキュア消去時に、SATAドライブの消去ステータスが誤って報告される問
   題に対処しました。

 ・Embedded SATA ConfigurationオプションがIntel VROC SATA Supportに設定されてい
   る場合、システムユーティリティのStorage Device Informationメニューに
   NULL文字列が表示される問題に対処しました。

 ・Workload ProfileオプションがVirtualization - Max Performance、Low Latency、
   Transactional Application Processing、または High Performance Compute (HPC)の
   いずれかに設定されている場合、Minimum Processor Idle Power Core C-State
   オプションが誤ったパラメータに設定される問題に対処しました。

 ・RBSUとiLO WebインターフェースのTPMステータスの表示が同期しない問題に対処しま
   した。

 ・システムROMをダウングレードした後のPOST中に、誤ったプロセッサーのPUコード
   バージョンが画面に表示される問題に対処しました。

 ・Maximum PCI Express SpeedオプションがPer Port Controlの場合、PCI Speedが
   正しく設定できないことがある問題に対処しました。

バージョン: v1.32 (03/23/2023)

 ・初版。

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製品名カテゴリ

R110k-1M
T110k-M
NS300Rk
R110k-1M (2nd-Gen)
T110k-M (2nd-Gen)

対象製品

品名 Express5800/R110k-1M, T110k-M, R110k-1M (2nd-Gen), T110k-M (2nd-Gen)、iStorage NS300Rk
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

BIOS/ファームウェア

  • コンテンツID: 9010111503
  • 公開日: 2024年11月25日
  • 最終更新日:2024年11月25日
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