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修正情報・ダウンロード

iStorage Mシリーズ用SSDファームウェアアップデート(通知)

概要

使用しているSSDのうち特定のSSDにおいて、電源投入からライトを長期間継続して12,000TBに到達した場合、
ホストからの書き込みが完了しない可能性があります。

製品名カテゴリ

iStorage M12e ディスクアレイ装置
iStorage M120 ディスクアレイ装置
iStorage M320 ディスクアレイ装置
iStorage M320F ディスクアレイ装置
iStorage M520 ディスクアレイ装置
iStorage M720 ディスクアレイ装置
iStorage M720F ディスクアレイ装置

対象製品

品名 iStorage M12e/M120/M320/M520/M720/M320F/M720F
リビジョン プロダクトRev:3402/3403/3404/3405/3302/3303/3304/3305のいずれか
対象OS その他
型番 NF53x3、NF53x2  ※ x:1,2,3,5,7
修正情報

種別

修正情報

障害区分

その他

障害内容/強化内容

○不具合内容
 使用しているSSDのうち特定のSSDにおいて、
 電源投入からライトを長期間継続して12,000TBに到達した場合、
 ホストからの書き込みが完了しない可能性があります。


○影響
 本事象が発生した場合にはSSDで書き込みコマンドが完了せず、無応答になるので
 iStorage装置本体側でドライブ閉塞になります。
 複数SSDで同時に発生すると、データの読み書きが継続できなくなります。


○対策
 不具合修正を行ったSSDファームウェアの適用(ファームウェアアップデート)を行います。


○回避策
 iStorage装置のOFF/ONを実施することで、そこからのライトの累積となります。
 定期的に装置のOFF/ONを実施されている場合、顕在化しません。

障害原因/強化理由

-

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

「対象製品」でご案内しています型番において対象のSSDは、以下の方法で確認することが可能です。

 (1)iStorageManager Expressによる確認
  iStorageManager Expressの構成表示領域、または、情報一覧表示領域において、
  確認したい物理ディスクを選択(左クリック)し、右クリック→「プロパティ」を
  選択することで、以下のような物理ディスク詳細情報画面が表示されます(※1)。



  本画面において、「プロダクトID」と「プロダクトRev」の両方が以下のいずれかである場合は、
  対象のSSDとなります。

  • プロダクトID :KPM61xxxxxxx
  •          (xxxxxxx:MUG1T60/ VUG3T20/ RUG3T84/ RUG7T68/ RUG15T3)
  • プロダクトRev:3402/3403/3404/3405 のいずれか
  • プロダクトID :KPM6VVUG3T20
  • プロダクトRev:3302/3303/3304/3305 のいずれか
  (※1)詳細につきましては、以下のマニュアルをご確認願います。
      IS053「iStorage ソフトウェア iStorageManager Express 利用ガイド」
       → 2.3.7 物理ディスク情報表示

 (2)iStorageManagerによる確認
  iStorageManagerでも、iStorageManager Expressと同様の方法で確認することが可能です。
  iStorageManagerで確認する場合は、上記手順中の「iStorageManager Express」を
  「iStorageManager」に読み替えてください。

  (※2)iStorageManagerの場合のマニュアルにつきましては、以下をご確認願います。
      IS050「iStorage ソフトウェア iStorageManager利用の手引き」
       → 1.2.8 物理ディスク情報表示

 (3)iSMviewコマンドによる確認
  iSMviewコマンドで、-hn オプションを指定して実行することで、
  確認したい物理ディスクの詳細情報が表示されます(※3)。
  下記は、ディスクアレイ名に"Storage001", PDG に"00h", PDN に"0001h"を
  指定した場合の表示例です。

  -------------------
  >iSMview -hn Storage001 00h-0001h
  --- PD Detail Information ---
  PDN(h) : 00-0001
  Classification : data
  Rank Group Number(h) : 0000
    
  (中略)

  Product ID : KPM61MUG1T60
  Product Revision : 3405
  
  (後略)
  -------------------

  本表示において、「Product ID」と「Product Revision」の両方が
  以下のいずれかである場合は、対象のSSDとなります。

  • Product ID :KPM61xxxxxxx
  •         (xxxxxxx:MUG1T60/ VUG3T20/ RUG3T84/ RUG7T68/ RUG15T3)
  • Product Revision:3402/3403/3404/3405 のいずれか
  • Product ID :KPM6VVUG3T20
  • Product Revision:3302/3303/3304/3305のいずれか
  なお、iSMviewコマンドを -allpd オプションを指定して実行すると、
  対象ディスクアレイのすべての物理ディスクの詳細情報を表示することが可能です(※3)。
  下記はディスクアレイ名に"Storage001"を指定する場合の
  iSMviewコマンドのイメージです。

  > iSMview -allpd Storage001

  (※3)iStorage M12e/M120/M320/M520/M720のみサポート
      詳細につきましては、以下のマニュアルをご確認願います。
      IS052「iStorage ソフトウェア iStorageManager コマンドリファレンス」
       → 6.1 構成表示コマンド(iSMview)
       → 6.1.2 各オプションの説明
       → 物理ディスクの詳細情報の表示
       → すべての物理ディスクの情報表示

対象機器

iStorage M12eシリーズ:  NF5313-SSA9A/SSAKD/SSAKDL/SSAJF/SSAJK/SSAJS
iStorage M120シリーズ:  NF5323-SSA9A/SSAKD/SSAKDL/SSAJF/SSAJK/SSAJS
iStorage M320シリーズ:  NF5333-SSA9A/SSAKD/SSAKDL/SSAJF/SSAJK/SSAJS
iStorage M520シリーズ:  NF5353-SSA9A/SSAKD/SSAKDL/SSAJF/SSAJK/SSAJS
iStorage M720シリーズ:  NF5373-SSA9A/SSAKD/SSAKDL/SSAJF/SSAJK/SSAJS

対象SSDの利用しているかについては「対処が必要となる製品がインストールされているかを
確認する方法」欄を参照ください。

適用方法

必要なユーザ向けに個別に展開されます。
ただし、保守契約の無い装置に対しては展開されない場合があります。
本文内容から対象が疑われ、適用を希望される場合は問い合わせ先にご連絡をお願いします。

補足

本件についてのお問い合わせは、最寄りの弊社保守会社や担当営業または以下の
「連絡先」欄のメーリングリストにご連絡ください。

ご使用の条件

日本電気株式会社が提供するiStorageディスクアレイ装置用のソフトウェアのアップデートプログラムの使用許諾条件は以下のとおりです。お客様が本使用許諾条件に同意頂けない場合には、本アップデートプログラムをダウンロードすることはできません。本アップデートプログラムのダウンロードを行った場合には本使用許諾条件にご同意頂いたものといたします。

---------------------------------------------------------------------------

ソフトウェア使用許諾契約書
お客様(以下「甲」といいます。)と日本電気株式会社(以下「乙」といいます。) とは、1.1項所定の許諾ソフトウェアに関し、次のとおり合意します。

1.定義
1.1「許諾ソフトウェア」とは、乙の製品であるiStorageディスクアレイ装置用のソフトウェアのアップデートプログラムであって、オブジェクト・コード形式のコンピュータ-・プログラムをいいます。
1.2 「本契約」とは、8.1に基づき甲乙間で締結する許諾ソフトウェアの使用にかかる契約をいいます。

2. 使用権
乙は、甲に対し、許諾ソフトウェアに関し、下記に定める態様でiStorageディスクアレイ装置にインストールして甲の内部作業目的のために使用する一身専属的、譲渡不能の非独占的権利を許諾します。
 (i)  許諾ソフトウェアについては、甲が乙または乙が指定する者より購入したiStorageディスクアレイ装置にのみインストールし、使用することができます。

3. 複製権
3.1甲は、2.項所定の当該iStorageディスクアレイ装置上で許諾ソフトウェアを使用するために必要な場合を除き、許諾ソフトウェアを複製してはなりません。
3.2甲は、本項に基づき許諾ソフトウェアを複製した場合には、当該許諾ソフトウェアに付された著作権表示その他の表示を再製し、これを当該複製物に付すものとします。

4. 移転等
4.1甲は、乙の文書による事前の承認を得ることなく、許諾ソフトウェアを第三者に譲渡その他移転してはなりません。
4.2甲は、乙の文書による事前の承認ならびに日本国政府および関連する外国政府の必要な許可を得ることなく、直接または間接に、いかなる形式であっても、許諾ソフトウェアまたはその複製物を輸出、再輸出、転売、出荷もしくは転用し、または輸出、再輸出、転売、出荷もしくは転用させてはなりません。

5. 逆コンパイル等
5.1甲は、許諾ソフトウェアを改変、リバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆アセンブルしてはなりません。
5.2甲は、許諾ソフトウェア上またはその内部にある著作権表示その他の表示を除去または変更してはなりません。

6. 無体財産権
本契約は、許諾ソフトウェアに関する無体財産権を甲に移転するものではありません。

7. 無保証等
7.1乙は、商品性(Merchantability) および特定目的との合致性(Fitnessforanyparticularpurpose) に関する保証ならびに第三者の権利を侵害しないことの保証を含め、許諾ソフトウェアに関していかなる保証も行いません。
7.2乙は、いかなる場合も、甲の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生につき乙が予見し、または予見すべきであった場合を含みます。) および第三者から甲に対してなされた損害賠償等の請求に基づく損害について一切責任を負いません。

8. 期間
8.1 本契約は、甲が本ソフトウェア使用許諾契約書の全条項に同意したときに発効します。
8.2甲が本契約のいずれかの条項に違反したときは、乙は本契約を解除し本契約に基づき甲に許諾した権利を直ちに終了させることができます。この場合において、甲は、許諾ソフトウェアおよびその複製物を直ちに破壊し、その旨を証する文書をかかる終了後2週間以内に乙に提出するものとします。
8.2甲は、乙に対し文書により通知することにより、本契約を解約し本契約に基づき甲に許諾された権利を任意に終了させることができます。この場合において、甲は、許諾ソフトウェアおよびその複製物を事前に破壊し、その旨を証する文書を当該通知に添えて乙に提出するものとします。

9. その他
9.1乙は、甲に対し、本契約に明示的に定めるところを除き、何らの権利も付与するものではありません。
9.2本契約にかかわる紛争は、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所として解決するものとします。

商標・著作権

・本ソフトウェアの著作権は、日本電気株式会社が有しています。
・その他記載の会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

  • コンテンツID: 9010112084
  • 公開日: 2025年12月10日
  • 最終更新日:2025年12月10日
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