[WebOTX] 証明書の有効期限が切れた際、ドメインおよびプロセスグループの起動時にエラーログが出力される事象について
概要
本ページでは、WebOTXが既定で登録している証明書(エイリアス名:webotx)の有効期限が2014/9/7に切れた際に、ドメイン、および、JavaEE プロセスグループの起動時にエラーログが出力される事象の詳細を説明いたします。
他の事象や対処方法につきましては、
「証明書の有効期限が2014/09/07に切れる問題について」を参照してください。
対象バージョン
本事象は V8 でのみ発生いたします。V7以前、および、V9以降では発生いたしません。
事象の詳細
ドメインの起動時、および、JavaEEプロセスグループの起動時にエラーログが出力されます。エラーログが出力される以外は、起動処理は正常に行われます。起動後の動作にも影響はありません。
ただし、V8.41.00.06、V8.42.01.07以降のパッチを適用している場合は、エラーではなく警告レベルで出力されます。ログレベル以外のメッセージ内容は同じです。
ドメインの起動時にエラーログが出力されるログファイル
- <ドメイン名>/logs/webotx_agent.log
- <ドメイン名>/logs/agent/webotx_admin.log
- <ドメイン名>/logs/agent/webotx_security.log
- イベントログ (Windowsのみ)
- syslog (Unixのみ)
JavaEEプロセスグループの起動時にエラーが出力されるログファイル
- <プロセスグループ名>.<PID>.log
- イベントログ (Windowsのみ) (*1)
- syslog (Unixのみ) (*1)
(*1) V8.20、V8.21.00.00 ~ V8.21.00.13、V8.22.00.00~V8.22.00.01のいずれかのバージョンをご利用の場合、プロセスグループの起動時にはイベントログ/syslogには出力されません。
出力されるエラーメッセージ
- ドメインまたはプロセスグループのログファイル
ERROR com.nec.webotx.enterprise.system.core.security - SEC5054:Certificate has expired:[...(証明書の内容)... |
- イベントログ (Windows)
レベル: エラー
ソース: WebOTX AS
イベントID: 1
メッセージ: SEC5054:Certificate has expired:[...(証明書の内容)... |
- syslog (Unix)
ソース: WebOTX_AS_Agent
メッセージ: SEC5054:Certificate has expired:[...(証明書の内容)... |
対処方法
回避策
エラーログの出力を回避する方法はありません。
エラーログが出力されてもWebOTXの動作には影響ありませんので、パッチの適用が難しい場合は、エラーログを無視してください。
製品名カテゴリ
WebOTX
WebOTX Application Server
WebOTX Service Integration
WebOTX Portal
WebOTX Batch Server
関連情報
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コンテンツID:
3010101116
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公開日:
2014年10月09日
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最終更新日:2014年10月09日