[WebOTX] OLF/TP Adapterにおいて、送受信データの一部が書き換わる問題と対策について
概要
OLF/TP Adapter を利用しているシステムにおいて、送受信データの一部が、他の端末用のデータで上書きされる場合があります。
影響のある製品
次の製品が該当します。
- WebOTX OLF/TP アダプタ Ver2.6
- WebOTX OLF/TP Adapter V7.1、V9.2
詳細
本件は、MappedRecord もしくは IndexedRecord を利用している場合に、同一のレコード名を指定した複数の送信電文または受信電文において、同一項目のコード変換やデータ変換を同時に実行すると発生します。
発生現象としては、以下のいずれかになります。
- TPBASEやACOSへの送信電文において、一部項目が別端末から送信された電文内の同一項目と同じ値になる
- TPBASEやACOSからの受信電文において、一部項目が別の端末向けに受信した電文内の同一項目と同じ値になる
なお、「レコード名」は送信電文または受信電文に対応するアイテムマップファイルの名前や電文情報クラスの名前であり、「同一項目」は電文の先頭からの相対位置が同じ項目を指します。
対処方法
本件の問題に対応するパッチ(V9.20.00.02)を公開しています。
次のダウンロードページからダウンロードしてください。
その他のバージョンについてはパッチの公開時期を現在検討中です。
急ぎでパッチが必要な場合は調整しますのでご相談ください。
(注意) パッチモジュールは製品保守契約を結んでいただいたお客様に限定して提供させていただいています。
まだ契約がお済でないお客様は、保守契約締結の後、ダウンロードをお願いいたします。
回避方法
更新履歴
製品名カテゴリ
WebOTX Service Integration
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コンテンツID:
3010102212
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公開日:
2018年10月15日
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最終更新日:2018年10月15日