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お知らせ

[WebOTX Portal] Apache Commons FileUpload の脆弱性(CVE-2016-3092) とクリックジャッキング攻撃が実行される脆弱性(CVE-2015-4266)の影響と対策について

概要

Apache Commons FileUpload には、次の脆弱性が存在します。

(CVE-2016-3092):サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

WebOTX Portal では、Apache Commons FileUpload を同梱しているため、上記 Apache Commons FileUpload の脆弱性の影響があります。

また、WebOTX Portal は、次の脆弱性の影響があります。

(CVE-2015-4266):クリックジャッキング攻撃が実行される脆弱性


影響のある製品

  • WebOTX Portal V8.3~V9.3


詳細

【CVE-2016-3092】
Apache Commons FileUpload のマルチパートリクエストの処理の問題により、サービス運用妨害(DoS)状態となる脆弱性。(JVN#89379547)
メニューポートレット、お知らせポートレットを利用している場合に発生する可能性があります。

【CVE-2015-4266】
外部のサイトがポータルサイトをフレーム内に不可視状態で表示することで、意図しない操作を誘導するクリックジャッキング攻撃が実行される脆弱性。(JVN#48135658)


対処方法

本脆弱性を修正した、WebOTX Portal のパッチを以下に公開しています。
WebOTX Portal パッチモジュール (CVE-2016-3092,CVE-2015-4266)
最新バージョンから順次公開いたします。
急ぎでパッチが必要な場合はご連絡ください。

(注意) パッチモジュールは製品保守契約を結んでいただいたお客様に限定して提供させていただいています。まだ契約がお済みでないお客様は、保守契約締結の後、ダウンロードをお願いいたします。


回避方法

【CVE-2016-3092】
メニューポートレット、お知らせポートレットをポータル画面上に表示しないことで回避出来ます。

【CVE-2015-4266】
ご利用の Webサーバ(IISもしくはApache)にて、X-Frame-Options ヘッダをすべてのページで送信するように設定することで回避出来ます。


関連情報


更新履歴

2018/02/09 第2版 影響のある製品をWebOTX Portal V8.3~9.3に変更
2017/11/01 初版


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製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Portal

  • コンテンツID: 3010102287
  • 公開日: 2018年01月11日
  • 最終更新日:2018年02月15日
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