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お知らせ

[WebOTX] JVNVU#91991349 Apache Tomcatの複数の脆弱性への影響と対策について

概要

Apache Tomcat には、次の複数の脆弱性が存在します。

JVNVU#91991349

  • CVE-2017-7674
  • CVE-2017-7675

WebOTX AS では、Servlet/JSPエンジンとしてTomcatをベースにしたWebコンテナを提供しています。
WebOTX AS は、上記Apache Tomcatの複数の脆弱性のうち一部脆弱性の影響があります。

影響あり

  • CVE-2017-7674

影響なし

  • CVE-2017-7675


影響のある製品

【CVE-2017-7674】

次の製品が該当し、それらがサポートする全てのOSで影響があります。

  • WebOTX Application Server Express V9.4~V9.5
  • WebOTX Application Server Standard V9.4~V9.5
  • WebOTX Application Server Enterprise V9.4~V9.5
  • WebOTX Developer V9.4~V9.5


詳細

【CVE-2017-7674】

[脆弱性の影響]
WebOTX V9.4/V9.5には、CORS(Cross-Origin Resource Sharing)を実現するための専用フィルタ[CORS Filter]が同梱されています。
このCORS Filterが、リクエスト毎にレスポンスの内容が異なる事を示す”HTTP Vary ヘッダー”を追加していないため、状況によってはクライアント側とサーバ側でキャッシュポイズニングが行われる可能性があります。

[脆弱性に該当する条件]
次の条件に全て合致する場合、本脆弱性の影響を受ける可能性があります。

  • CORS Filterを利用している
    {ドメインディレクトリ}/config/default-web.xmlもしくはWebアプリケーション内のweb.xmlで次のようにCORS Filterを利用するよう設定している。

    <filter>

    <filter-name>CorsFilter</filter-name>
    <filter-class>org.apache.catalina.filters.CorsFilter</filter-class>

    </filter>

    <filter-mapping>

    <filter-name>CorsFilter</filter-name>
    <url-pattern>/*</url-pattern>

    </filter-mapping>


対処方法

パッチの公開時期は現在検討中です。
急ぎでパッチが必要な場合はご連絡ください。


回避方法

【CVE-2017-7674】
CORS Filterを利用しないように設定変更する事で脆弱性を回避できます。

セキュリティ問題に関する情報は変化しておりますので、 お客様には常に最新の情報をご確認いただけますようお願い申し上げます。


関連情報

本脆弱性問題の詳細は、次のURLを参照してください。


更新履歴

2017/11/14 初版


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製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server
WebOTX Service Integration
WebOTX Portal

  • コンテンツID: 3010102292
  • 公開日: 2017年11月15日
  • 最終更新日:2017年11月15日
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