MySQL Serverでは「LTSリリース」と「イノベーションリリース」の2つのリリースモデルが提供されていますが、
MySQL Shell、MySQL Router、MySQL Connectors、MySQL Operator for Kubernetesでは
「シングルリリースモデル」が採用されています。
シングルリリースモデルとは
シングルリリースモデルでは、常に1つの現行リリースのみがサポート対象となります。
新しいバージョンが公開されると、そのバージョンが最新のサポート対象となり、
LTS版やイノベーション版といった複数のサポート系列は存在しません。
例えば、MySQL ShellやMySQL Routerは以下のようにリリースが更新されます。
9.7 → 26.7 → 26.10 → 27.1 → 27.4 → …
26.10が公開されると26.7に代わる現行リリースとなり、
27.1が公開されると26.10に代わる現行リリースとなります。
MySQL ServerのようにLTSブランチが作成されることはありません。
運用上のポイント
・MySQL Serverは用途に応じてLTSまたはイノベーションリリースを選択する。
・MySQL Shell、Router、Connectors、Operatorは最新のサポート対象リリースへ更新する。
・Serverのバージョンとツールのバージョンを一致させる必要はない。
・MySQL Serverを8.4 LTSや9.7 LTSで運用している場合でも、関連ツールは最新リリースの利用が推奨される。
まとめ
MySQL Shell、Router、Connectors、Operatorは、
MySQL Serverとは異なる「シングルリリースモデル」を採用しています。
これらの製品は常に最新リリースがサポート対象となるため、
データベース本体をLTS版で安定運用している場合でも、
管理ツールや接続ツールは継続的に最新版へアップデートしていくことが推奨されています。