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よくあるご質問(サポートFAQ)

【ftサーバ/Windows】メモリダンプの出力確認方法や、ダンプファイルの出力先について教えてください

質問内容

メモリダンプが出力されたことはどのように確認すればよいですか。
また、ダンプファイル出力先のフォルダやダンプファイル名の確認方法と、PPサポートに問い合わせる際に採取が必要なファイルについても教えてください。

回答内容

メモリダンプが出力された際は、[イベントビューア] の [システム] に、ソース:srabid (ID:4096)、ソース:Save Dump (ID:1001)、ソース:Microsoft-Windows-WER-SystemErrorReporting (ID:1001) のいずれかのイベントが登録されます。
これらのイベントの内容に、出力先のフォルダ名やダンプファイル名が記載されていますので、ご確認ください。( 「1.イベントから確認する方法」 を参照願います。)

また、ダンプファイルの出力先のフォルダに、(ファイルのプロパティの) 更新日時が事象発生日時と一致するダンプファイルが作成されているかで、確認することも可能です。( 「2.ダンプファイルの出力先について」 を参照願います。)

なお、同じフォルダ内に、テキストファイル (例:MEMORY0.TXT、MEMORY1.TXT) や、.ssr ファイル (例:dump_0.ssr、dump_1.ssr) が作成されており、更新日時がダンプファイルと同じ時間帯の場合には、PPサポートへの問い合わせ時に、それらのファイルも合わせてご提供ください。
<補足>
ftサーバでは固有のメモリダンプ採取処理を持っており、その処理にてダンプファイルが採取されますと、ファイル名末尾に 0 または 1 が付きます。
(例:MEMORY0.DMP、MEMORY1.DMP)

また、同じフォルダに、ダンプファイルと同名のテキストファイルも作成されます。
(例:MEMORY0.TXT、MEMORY1.TXT)

1.イベントから確認する方法

メモリダンプが出力されますと、以下のいずれかのイベントが [イベントビューア] の [システム] に登録されます。

メモリダンプが採取された場合に登録されるイベント例

ソース:srabid
ID  :4096
レベル:情報
説明 :CpuBoard dump, to file '[ファイルパス]', has succeeded.
ソース:Microsoft-Windows-WER-SystemErrorReporting
ID  :1001
レベル:エラー
説明 :このコンピューターはバグチェック後、再起動されました。
バグチェック: [コード] ([第一引数], [第二引数], [第三引数], [第四引数])。
ダンプの保存先: [ファイルパス]。レポート ID: [レポート ID]。

 ※ Windows Server 2003 の場合、ソースは “Save Dump” と表示されます。
 ※ Windows Server 2008 以前の場合、レベルは “情報” と表示されます。

<補足>
システムクラッシュの発生やダンプスイッチの押下等によりメモリダンプの採取が行われる場合、サーバが起動した後で [イベントビューア] の [システム]に、以下のイベントが登録されることがあります。
このイベントが登録されていても、上述の Microsoft-Windows-WER-SystemErrorReporting のイベントが登録されていればダンプファイルは保存されますので、無視してください。
ソース:srabid
ID  :4096
レベル:エラー
説明 :CpuBoard dump, to file '[ファイルパス]', has failed because the CpuBoard is not holding a valid memory dump image (0xd)

2.ダンプファイルの出力先について

ダンプファイルの出力先は、以下の手順で確認する事ができます。
<補足>
ダンプファイルの出力先は、初期設定ではCドライブに以下のダンプファイル名として出力されます。

 C:\NECDump\MEMORY.DMP

ダンプファイルの出力先の確認方法

  1. [スタート]メニューから[コントロールパネル]を選択。
  2. 「コントロールパネル」画面の"表示方法"設定毎の手順は以下。
    • "表示方法"が "カテゴリ" の場合
      [システムとセキュリティ]-[システム]-[システムの詳細設定]-「起動と回復」の[設定]の順に選択。
    • "表示方法"が "大きいアイコン" "小さいアイコン"の場合
      [システム]-[システムの詳細設定]-「起動と回復」の[設定]の順に選択。
  3. 「起動と回復」画面で、ダンプファイル欄に記載のダンプファイル名(フルパス指定)を確認。

<注意事項>
  • ダンプファイル欄に設定した出力先のフォルダは、事前に作成しておく必要があります。フォルダが作成されていない場合、メモリダンプは採取されません。

製品名カテゴリ

Windows OS for ft

関連情報

  • コンテンツID: 3150014360
  • 公開日: 2008年06月17日
  • 最終更新日:2018年10月15日

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