BIOS の設定を確認してください。
ftサーバのセットアップを開始する前に BIOS の 「OS Boot Monitoring」 の設定を 「Disabled」 に設定し、 設定した内容を保存する必要があります。
またセットアップ完了後は上記設定を 「Enabled」 に戻してください。
起動監視機能 (OS Boot Monitoring) とは、何らかの要因(例えば起動ディスクの障害など)で ftサーバのソフトウェアやハードウェアの初期化処理にて待ち合わせが発生し、OS が正常に起動できなかった場合に、起動監視機能にて起動するモジュールの組み合わせを切り替えてftサーバの再起動を行うことにより回避を試みる機能となります。
出荷時の設定では、ftサーバ起動開始から 10 分経過しても、OS が起動できなかった場合に、プライマリモジュールを切り替えてftサーバの強制再起動を行います。
OS のセットアップ時は OS の起動完了を確認する機能がインストールされておらず確認できないため、起動監視機能を一時的に 「無効(Disabled)」 にしていただく必要がありますが、通常運用時には 「有効(Enabled)」 に設定してください。
詳しくは、インストレーションガイドやユーザーズガイド(セットアップ編)等、各装置に添付のマニュアルで、起動監視機能の設定に関する項を参照してください。
【対象】ft制御ソフトウェア全バージョン