アラートビューアに通知されたアラートと連携して通報(インターネットメール通報、コマンド実行など)する場合の設定方法は以下となります。
[前提条件]
連携するためには、以下の条件を満たす必要があります。
・連携したいアラートの送信元であるコンポーネント(*1)が
ESMPRO/ServerManagerに登録されていること。
・連携したいアラートにタイプ(*2)が設定されていること。
(*1)アラートビューアに表示される"コンポーネント"。
{不明なサーバ}と表示される場合は連携不可。
(*2)アラートビューアに表示される"タイプ"。
タイプが空白の場合は連携不可。
前提条件が満たされていることを確認し、以下の設定を行います。
[設定方法]
1)[アラートマネージャ設定画面]を起動します。
[アラートマネージャ設定画面]の起動方法は以下の通りです。
■ESMPRO/ServerManager Ver. 6.00以降の場合
スタートメニュー(またはスタート画面のすべてのアプリ)から
[通報設定]をクリックします。
■ESMPRO/ServerManager Ver. 6.00未満の場合
アラートビューアを起動し、[ツール] - [通報の設定]をクリックします。
2)[アラートマネージャ設定画面]の左側にある"アラートログ"
ツリー上で右クリックし[監視アラートの指定]を選択します。
3)[監視アラートの指定]設定画面で、"サーバ名"に連携を行いたいサーバを選択します。
4)次に、"アラートタイプ"リストボックスの中から連携を行いたい
アラートタイプを選択し、[追加]ボタンをクリックして
"監視アラートタイプ"リストボックスに追加します。
※アラートタイプは、以下の方法で確認可能です。
ESMPRO/ServerManager側:アラートビューアの「タイプ」に表示されます。
ESMPRO/ServerAgentService、または、
ESMPRO/ServerAgent側:[アラートマネージャ設定画面]で
対象のイベントIDを選択して、
右ペインに「アラートタイプ」が表示されます。
(先頭に**が表示される場合がありますが、
無視してください。)
5)設定が完了したら、[OK]をクリックして[監視アラートの指定]を閉じます。
6)"アラートログ"ツリー配下のサーバ名配下にあるアラートタイプ上で
右クリックして[通報先の指定]を選択します。
7)[通報先の指定]設定画面で、"通報リスト"の中から通報したい
通報先ID(インターネットメール、コマンド実行など)を選択し、
[追加]ボタンをクリックして"通報先"に追加します。
※"アラートログ"ツリー配下のサーバ名上で右クリックして、
[通報先の指定]をしますとサーバ名配下の全てのアラートタイプ
の通報先を一括指定できます。
8)設定が完了したら、[OK]をクリックして[通報先の指定]を閉じます。
[補足]
アラートビューアに通知されたアラートと連携して通報する場合は、
アラートタイプ毎の設定となります。
アラートタイプとはアラートビューアで表示されるタイプと重要度
(情報、警告、異常、その他)を組み合わせた独自の識別子となります。
例えば ESMCpuPerfのイベントは、タイプが「CPU」となりますので、
以下のアラートタイプ毎に設定することになります。
CPU(情報)
CPU(警告)
CPU(異常)
CPU(その他)