ESMPRO/ServerAgentは連続運用が危険な障害情報を検出した場合、
デフォルトの設定ではシステムのシャットダウンを行ないます。
仮想化環境でゲストOSを稼動させている環境では、ゲストOSが
シャットダウンされずにサービスコンソールがシャットダウンするため、
ゲストOSからは予期せぬシャットダウンが発生したことになります。
ゲストOSの正常終了を重視される場合は、ESMPRO/ServerAgentからの
通報によるシャットダウン機能を無効にして、障害発生時には手動で、
ゲストOSからシャットダウンをするようお願いします。
[通報によるシャットダウン機能の設定手順]
■Windows
1.Administorator権限のあるユーザでログインします。
2.コントロールパネルのESMPRO/ServerAgentをクリックします。
ESMPRO/ServerAgentのプロパティ画面が表示されます。
3.[全般]タブの[通報設定]ボタンをクリックします。
通報設定の画面が表示されます。
4.[ツール]メニューの[設定] - [通報基本設定]を選択します。
通報基本設定の画面が表示されます。
5.[その他の設定]の「シャットダウン開始までの時間設定」項目が
赤アイコン(無効)になっていることを確認してください。
緑アイコン(有効)になっている場合、アイコンをクリックして
赤アイコン(無効)に変更してください。
6.[OK]ボタンを押して設定を終了します。
■Linux系OS(Linux, VMware等)
1.root権限のあるユーザでログインします。
2.ESMamsadm が格納されているディレクトリに移動します。
# cd /opt/nec/esmpro_sa/bin/
3.コントロールパネル(ESMamsadm)を起動します。
# ./ESMamsadm
4.コントロールパネル(ESMamsadm)の「通報基本設定」を選択します。
5.[通報基本設定]画面の[その他の設定]から「シャットダウン開始までの
時間設定」を選択します。
6.通報手段有効を無効('*'チェックを外す)にします。
7.「OK」を選択します。