ftサーバでは、各CPU/IOモジュールのMTBF(平均故障間隔)を管理しています。モジュールで障害が発生した際、MTBFを再計算し、あらかじめ決められたしきい値を下回った場合、該当するモジュールの使用を中止します。
ftサーバユーティリティでモジュールの起動(再組込み)を実行しても、モジュールが再組込みされず二重化されない場合は、MTBFがしきい値を下回っている可能性があります。
このような現象が発生した場合は、保守員にご相談をお願います。
なお、ftサーバユーティリティでMTBFをクリアしてモジュールの起動を試みる事ができますが、その場合でも MTBF がしきい値を下回っていた要因や、再組込み状況の確認などのため、保守員にご相談されることをお勧めします。
また、MTBFがしきい値を下回っていない場合でも、ARCserveなどバックアップソフトの影響でモジュールが二重化しない場合があります。
ARCserveなどバックアップソフトをご使用の場合は関連情報をご確認ください。