仮想マシンポートグループのネットワークラベルを変更した場合
仮想マシンのネットワークアダプタのネットワークラベルが未設定状態になり
仮想マシンがvSwitchから切断された状態になります。
以下の手順にて、ft管理アプライアンスのネットワークアダプタの設定を確認し、
変更後のネットワークラベルを設定してください。
■ESXi6.0以前のバージョンの場合
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1. vSphere Clientでft管理アプライアンスを選択し
右クリックメニューで表示される「設定の編集」を選択してください。
2. 「仮想マシンのプロパティ」画面の [ハードウェア] タブで
[ネットワークアダプタ] を選択してください。
3. 「関連情報」の「ネットワークラベル変更確認項目(ESXi6.0以前)」を参照し
以下の3つの設定が正しいことを確認してください。
A) [デバイスのステータス] グループの「接続中」チェックボックスが
チェックされていること。
B) [デバイスのステータス] グループの「パワーオン時に接続」チェックボックスが
チェックされていること。
C) [ネットワーク接続] グループの「ネットワークラベル」が
変更後のネットワークラベルになっていること。
4. ft管理アプライアンスからESXiホストに対してpingが飛ぶことを確認してください。
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■ESXi6.5以降のバージョンの場合
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1. Host Clientでft管理アプライアンスを選択し「編集」メニューをクリックしてください。
2. 「設定の編集」ダイアログで「ネットワークアダプタ1」の左横の三角ボタンをクリックして
展開後、「関連情報」の「ネットワークラベル変更確認項目(ESXi6.5以降)」を参照して、
以下の2つの設定が正しいことを確認してください。
A) [ネットワークアダプタ1]の右横に、変更後のネットワークラベル
が表示されていること。
B) [ステータス]の右横「パワーオン時に接続」チェックボックスが
チェックされていること。
3. ft管理アプライアンスからESXiホストに対してpingが飛ぶことを確認してください。
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なお、ネットワークの不正により、ft管理アプライアンス上で動作する
二重化監視プロセスがESXiホストに対して接続できず
二重化の監視を行うことができない状態になっている可能性があります。
また、このことにより二重化状態監視プロセスの起動に失敗し
ftsmaintコマンドに失敗する場合があります。
この状態を回復するために、ft管理アプライアンスにrootユーザアカウントでログインし
以下のコマンドを実行してください。
# /opt/ft/sbin/configure-appliance
コマンド実行後は、ft管理アプライアンスを再起動してください。
※ ft管理アプライアンスを再起動した場合の影響については
下記「関連情報」に記載されているコンテンツを参照ください。