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よくあるご質問(サポートFAQ)

CLUSTERPRO:OSのsyslog(messages)に、ミラーパーティションデバイスに対するバッファI/Oエラーを示す「Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx」のメッセージが出力されていました。原因、対処方法を教えてください。

質問内容

OSのsyslog(messages)に、ミラーパーティションデバイスに対するバッファI/Oエラーを示す「Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx」のメッセージが出力されていました。
原因、対処方法を教えてください。

回答内容

本メッセージは、以下のようなケースで出力されることがあります。
(以降、ハイブリッドディスクリソースの場合には、ミラーディスクリソースをハイブリッドディスクリソースと読み替えてください。)

各ケースの詳細につきましては、以降をご参照ください。

udev環境でのミラードライバのロード時

udev環境等でミラードライバのロード時に、下記のようなメッセージが記録されることがあります。

メッセージ例 (xxxxx には任意の数字が入ります)
kernel: [I] <type: liscal><event: 141> NMPx device does not exist. (liscal_make_request)
kernel: [I] <type: liscal><event: 141> - This message can be recorded on udev environment when liscal is initializing NMPx.
kernel: [I] <type: liscal><event: 141> - Ignore this and following messages 'Buffer I/O error on device NMPx' on udev environment.
kernel: Buffer I/O error on device NMPx, logical block xxxx

kernel: <liscal liscal_make_request> NMPx device does not exist.
kernel: Buffer I/O error on device NMPx, logical block xxxx

本メッセージは異常を示すものではなく、CLUSTERPROの動作には影響ありません。

udev環境にて本メッセージの出力を抑制したい場合には、/etc/udev/rules.d/ 配下に下記の設定ファイルを追加してください。

ファイル名: 50-liscal-udev.rules
ACTION=="add", DEVPATH=="/block/NMP*", OPTIONS+="ignore_device" (改行)
ACTION=="add", DEVPATH=="/devices/virtual/block/NMP*", OPTIONS+="ignore_device" (改行)


ミラーディスクリソースのアンマウントがタイムアウトした場合

ミラーディスクリソースに対して大量のアクセスが行われた場合、ミラーディスクリソース非活性時のアンマウントにて、ファイルシステム・キャッシュのフラッシュに要する時間が長くなることがあります。
このような状況で、ファイルシステム・キャッシュのフラッシュが完了する前にアンマウントのタイムアウトが発生すると、下記のようなI/Oエラーやアンマウント失敗のメッセージが記録されることがあります。

メッセージ例 (xxxxx には任意の数字が入ります)
clusterpro: [I] <type: rc><event: 40> Stopping mdx resource has started.
kernel: [I] <type: liscal><event: 193> NMPx close I/O port OK.
kernel: [I] <type: liscal><event: 195> NMPx close mount port OK.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0).
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded on hotplug service starting when NMPx is not active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded by fsck command when NMPx becomes active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - Ignore this and following messages 'Buffer I/O error on device NMPx' on such environment.
kernel: Buffer I/O error on device NMPx, logical block xxxx
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0).
kernel: Buffer I/O error on device NMPx, logical block xxxx

アンマウントがタイムアウトした場合、CLUSTERPROの動作としては、ミラーディスクリソースの『非活性異常検出の復旧動作』が行われます。
また、ファイルシステムに不整合が発生している可能性があります。

アンマウントのタイムアウトを防止するためには、ファイルシステム・キャッシュのフラッシュ完了に必要な時間に対して十分に大きな値となるように、下記の設定値を調整してください。

ミラーディスクリソース調整プロパティ
 → アンマウント
  → タイムアウト


ミラーディスクリソースの非活性時にアンマウントされていない追加のマウントポイントが存在した場合

ミラーディスクリソースの活性後、そのミラーパーティションデバイス(/dev/NMPx)やマウントポイント(のファイル階層の一部)に対して、ユーザ操作やアプリケーション(NFSなど)により追加でマウントを行った場合、該当ミラーディスクリソースの非活性前に、追加したマウントポイントを必ずアンマウントする必要があります。

追加したマウントポイントがアンマウントされないままで、ミラーディスクリソースの非活性が行われた場合、メモリ上に残されたファイルシステムのデータがディスクに書き出されず、ディスク上のデータが不完全な状態でディスクへのI/Oが閉ざされ、非活性完了となることがあります。
また、非活性完了後もファイルシステムによるディスクへの書き込みが継続されるため、下記のようなI/Oエラーのメッセージが記録されることがあります。

メッセージ例 (xxxxx には任意の数字が入ります)
clusterpro: [I] <type: rc><event: 40> Stopping mdx resource has started.
kernel: [I] <type: liscal><event: 148> NMP1 holder 1. (before umount)
kernel: [I] <type: liscal><event: 148> NMP1 holder 1. (after umount)
kernel: [I] <type: liscal><event: 193> NMPx close I/O port OK.
kernel: [I] <type: liscal><event: 195> NMPx close mount port OK.
clusterpro: [I] <type: rc><event: 41> Stopping mdx resource has completed.

kernel: [I] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0).
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded on hotplug service starting when NMPx is not active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded by fsck command when NMPx becomes active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - Ignore this and following messages 'Buffer I/O error on device NMPx' on such environment.
kernel: Buffer I/O error on device NMPx, logical block xxxxx
kernel: lost page write due to I/O error on NMPx
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0).
kernel: Buffer I/O error on device NMPx, logical block xxxxx
kernel: lost page write due to I/O error on NMPx

上記の状態から、ミラーエージェントの停止処理を伴う操作(サーバ停止等)を行った場合、ミラードライバを終了できずにミラーエージェントの停止処理が失敗し、サーバが再起動されることがあります。
また、ファイルシステムに不整合が発生している可能性があります。



複数のミラーディスクリソースを設定している場合

2つ以上のミラーディスクリソースを設定している場合、ミラーディスクリソースの活性時に、一部のディストリビューションにてfsckの挙動(本来fsckの対象でないブロックデバイスへのアクセス)によって、下記のようなメッセージが記録されることがあります。

メッセージ例 (xxxxx には任意の数字が入ります)
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0).
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded by fsck command when NMPx becomes active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded on hotplug service starting when NMPx is not active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - Ignore this and following messages 'Buffer I/O error on device NMPx' on such environment.
kernel: Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx

kernel: <liscal liscal_make_request> NMPx I/O port is close, mount(0), io(0).
kernel: Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx

本メッセージは異常を示すものではなく、CLUSTERPROの動作には影響ありません。

本メッセージの出力を抑制したい場合には、ミラーディスクリソースの設定を下記のようにしてください。

項目 設定値
ミラーディスクリソース調整プロパティ
 → Fsck
  → Mount実行前のfsckアクション
実行しない
ミラーディスクリソース調整プロパティ
 → Fsck
  → Mount失敗時のfsckアクション
実行する


OSの情報収集コマンドの実行により、非活性状態のミラーディスクリソースへアクセスが行われた場合

OSの情報収集コマンド(sosreport, sysreport, blkid)が実行されると、OSにて認識されているデバイスに対しアクセスが行われます。
このとき、アクセスの対象となるミラーディスクリソースが非活性状態であった場合に、下記のようなメッセージが記録されることがあります。

メッセージ例 (xxxxx には任意の数字が入ります)
kernel: [W] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0). (PID=xxxx)
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded on hotplug service starting when NMPx is not active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - This message can be recorded by fsck command when NMPx becomes active.
kernel: [I] <type: liscal><event: 144> - Ignore this and following messages 'Buffer I/O error on device NMPx' on such environment.
:
kernel: Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx
kernel: [W] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0). (PID=xxxx)
:
kernel: [W] <type: liscal><event: 144> NMPx I/O port has been closed, mount(0), io(0). (PID=xxxx)

kernel: <liscal liscal_make_request> NMPx I/O port is close, mount(0), io(0).
kernel: Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx

本メッセージは異常を示すものではなく、CLUSTERPROの動作には影響ありません。

本メッセージの出力を抑制する方法(CLUSTERPROの設定変更等)はありません。



hotplugサービスのデバイスサーチにより、非活性状態のミラーディスクリソースへアクセスが行われた場合

ミラーディスクリソースが非活性の状態でhotplugサービスが起動された場合、hotplugサービスのデバイスサーチにより、下記のようなメッセージが記録されます。

メッセージ例 (xxxxx には任意の数字が入ります)
kernel: <liscal liscal_make_request> NMPx I/O port is close, mount(0), io(0).
kernel: Buffer I/O error on device /dev/NMPx, logical block xxxx

本メッセージは異常を示すものではなく、CLUSTERPROの動作には影響ありません。

本メッセージの出力を抑制したい場合には、CLUSTERPROのドライバ(liscal)をhotplugの対象から除外する下記の設定を行ってください。

/etc/hotplug/blacklist に liscal を追加して、OSを再起動する。

なお、RHEL5以降ではhotplugサービスが存在しないため、hotplugサービスを起因とした本現象は発生しません。



何らかのアプリケーションにより、非活性状態のミラーディスクリソースへアクセスが行われた場合

上述のケースのいずれにも該当しない場合、何らかのアプリケーションが非活性状態のミラーディスクリソースへアクセスを試みたことが原因であると考えられます。

ミラーディスクリソースが非活性状態である場合は、本メッセージは異常を示すものではなく、CLUSTERPROの動作には影響ありません。

製品名カテゴリ

CLUSTERPRO X

補足/関連情報

このFAQの対象製品バージョンは以下のとおりです。

  CLUSTERPRO X 1.0 for Linux
  CLUSTERPRO X 2.0 for Linux
  CLUSTERPRO X 2.1 for Linux
  CLUSTERPRO X 3.0 for Linux
  CLUSTERPRO X 3.1 for Linux
  CLUSTERPRO X 3.2 for Linux
  CLUSTERPRO X 3.3 for Linux
  CLUSTERPRO X 4.0 for Linux
  CLUSTERPRO X 4.1 for Linux
  CLUSTERPRO X 4.2 for Linux
  CLUSTERPRO X 4.3 for Linux

関連情報

  • コンテンツID: 3150107392
  • 公開日: 2014年05月23日
  • 最終更新日:2021年04月12日

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