StarOffice X ウイルススキャン(InterScan) のメールのリアルタイムチェック機能を使用している場合に下記フォルダ配下に「WKEnnnnnnnnnn」という名前の空のフォルダが削除されず残る場合がありますが、自動的に削除する方法はありますか?
空のフォルダ格納先:
<StarOfficeフォルダ>\home\mail\#tmp
「WKEnnnnnnnnnn」という名前のフォルダはスキャン処理終了後は不要なフォルダとなりますので、もし現在の運用環境に残っている場合は下記の削除バッチの説明を参考に定期的に当該フォルダを削除してください。
これまで、メールのリアルタイムチェック機能を使用されていた場合、「WKEnnnnnnnnnn」フォルダが大量に残っている場合があります。その場合は、大量フォルダの削除に時間がかかるため、以下の方法で#tmpフォルダをリネームし、運用へ影響を与えない時間帯に削除を実施して下さい。その後、削除バッチにより定期的に削除して下さい。
○#tmpのリネーム
1.メール関連のサービスを停止する。
・SO-X Mail CGI Service
・SO-X Mail INET Service
・SO-X Mail LOG Service
・SO-X Mail SHELL Service
・SO-X Mail Agent Queue Service(本サービスはV3.0以降に存在します)
2.#tmpをリネームする
3.メールサービスを起動する(#tmpは自動作成される)
○削除バッチについて
StarOffice Xのメールサービスを運用中に削除バッチを実行する場合は、事前にウイルスチェックサービスを停止し、削除処理後に再開する必要があります。ウイルスチェックサービスの停止、再開を自動的に行う場合には、下記削除バッチイメージ中のコメント(rem部分)を削除して下さい。StarOffice Xのメールサービス停止中にバッチを実行する場合は、コメント部分はそのままで実行することができます。
○削除バッチイメージ
MAILDIR変数のメールサービスのインストールフォルダは、お客様環境にあわせて読み替えてください。
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@echo off
set MAILDIR=C:\StarOffice\Mail
set DIR=%MAILDIR%\home\mail\#tmp
set DIRLOG=dir.log
rem %MAILDIR%\opt\nec\mail\msh.exe localhost so_mail.exe vscanhost stop
pushd %DIR%
dir /B /A:D WKE?????????? > %DIRLOG%
FOR /F %%i in (%DIRLOG%) do rmdir /Q /S %%i
del %DIRLOG%
popd
rem %MAILDIR%\opt\nec\mail\msh.exe localhost so_mail.exe vscanhost start
===============
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X ウイルススキャン(InterScan) V1.0~V4.0のバージョン
(V5.1で修正済です。)