① ディスクの二重化設定を行う前に任意の空きスロットに用意していただいた作業用ディスクを装てんしてください。
二重化させる必要はありませんので、作業用ディスクは1台だけで結構です。
② RDR Utility画面で、作業用ディスク(Slot X-Harddisk X)を右クリックしてメニューから[Create RDR Virtual Disk]を実行してください。
このとき、作業用ディスクには、使用しないRDR仮想ディスク番号が割り当てられるように必要に応じて[Remove Physical Disk From RDR Virtual Disk]と[Create RDR Virtual Disk]を繰り返してカウントアップさせてください。
例) 変更後のRDR仮想ディスク番号に「1」「2」を割り当てたい場合、作業用ディスクのRDR仮想ディスク番号が「3」以上になるようにカウントアップさせてください。
③ 以下の手順でRDR仮想ディスク番号の初期化(Reset)を実行してください。
- コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してください。
"C:\Program Files\ftsys\Utility\RDRUtility.exe" /reset
- RDR Utility画面が新たに起動しますので、画面のタイトルバーの末尾に"- Reset Methods"が付加されていることを確認してください。
- [Logical Disk Information]から任意の"RDR Virtual Disk X"を右クリックして[Reset RDR Virtual Disk Device ID Table]を実行してください。
- タイトルバーの末尾に"- Reset Methods"が付加されているRDR Utility画面を閉じてください。
なお、RDR仮想ディスク番号の初期化に関しては、以下の注意点があります。
- 現在使用されているRDR仮想ディスク番号は解放されません。
- RDR仮想ディスク番号の初期化には1つ以上のRDR Virtual Disk(仮想ディスク)が必要です。
- システムディスクに対して、RDR Utility画面でRDR設定の解除コマンドである[Delete RDR Configuration on Physical Disk]は行わないでください。
([Create RDR Virtual Disk]、[Add Physical Disk To RDR Virtual Disk]のRDR設定のコマンドは問題ありません)
④ ①で装てんした作業用ディスクを取り外してください。
⑤ システムディスクに対して二重化設定を行ってください。
⑥ すべてのディスクに対して二重化設定を行った後、再度③の初期化(Reset)を実行して、②で作業用ディスクに割り当てたRDR仮想ディスク番号を解放してください。