ESMPRO/ServerAgentServiceの設定情報のバックアップ方法は以下となります。
1. バックアップ前に「関連サービス」を停止してください。
2.「バックアップ対象の環境設定ファイル」に記載されているファイル、レジストリを保存してください。
3. リストアは必ずバックアップした装置に行ってください。
4. OSのリストア後は、必ずEXPRESSBUILDERから「Starter Pack の適用」を実施してください。
5. リストア時は、ESMPRO/ServerAgentServiceを再インストールしてください
6. リストア前に「関連サービス」を停止してください。
7. 2.でバックアップしたデータをリストアしてください。
8. リストア後、ディレクトリ/レジストリのアクセス権をバックアップ前と同一になるように設定してください。
9. リストア後、システムの再起動をして下さい。
10. リストア後、"Alert Manager ALIVE(S) Service"サービス、
"Alert Manager Socket(S) Service"サービスのスタートアップの設定をバックアップ前と
同一となるように設定してください。
■関連サービス■
・Alert Manager ALIVE(S) Service (※1)
・Alert Manager Main Service
・Alert Manager Socket(S) Service (※2)
・ESM System Management Service
・ESMCommonService
・ESMNVMeMonitor(※3)
・ESMS2DMonitor(※4)
・SNMP Service
(※1) エクスプレス通報サービス(ダイヤルアップ経由)の通報が有効の場合は、自動となっています。
(※2) TCP/IP In-Band通報、TCP/IP Out-of-Band通報が有効の場合は、自動となっています。
(※3) 64bit OS、BMC装置の環境でESMPRO/ServerAgentServiceのバージョン 1.2 ~ 2.37 の場合にのみインストールします。
(※4) ESMPRO/ServerAgentService Ver.2.22以降のバージョンのときのみインストールされます。
■バックアップ対象の環境設定ファイル■
【ファイル、フォルダ】
・%EsmDir%\data 配下全て
・%EsmDir%\dat 配下全て
・%EsmDir%\bin\ESMCommon.xml
※ %EsmDir% … ESMPRO/ServerAgentServiceのインストールディレクトリ
【レジストリ】
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMAgent 配下全て
※OSが64bit環境の場合、以下のレジストリも取得してください。
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMAgent 配下全て
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\ESMAlertMan 配下全て
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\EXPService 配下全て
※OSが64bit環境の場合、レジストリパスは以下になります。
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMAlertMan 配下全て
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\EXPService 配下全て