【前提条件】
 リストアの作業においてディスクの二重化を行う必要があるため、
 バックアップディスクと同一型番のハードディスクを準備いただく必要があります。
【注意】
  リストアは、バックアップディスクを作成したftサーバでのみ可能です。
  他のftサーバでリストアを行うことはできません。
【備考】
 本手順完了後は、保管していたバックアップディスクが本番環境として使用されます。
 このため、バックアップディスクを保管したい場合は
 本手順完了後に、再度バックアップディスクを作成してください。
 バックアップディスクの作成方法については、下記「関連情報」に記載している
 「バックアップディスクの作成方法について」を参照ください。
以下の手順にてリストアを行ってください。
(1) ftサーバの電源コードを全て抜いてください。
  30秒以上経過後、CPU/IOモジュール0 側の電源コードを接続してください。
    その後、CPU/IOモジュール1 側の電源コードを接続してください。
    CPU/IO モジュール0 側の PRIMARY ランプが点灯していることを確認してください。
(2) CPU/IOモジュール0 のスロット0 にバックアップディスク挿入してください。
   【注意】
   CPU/IOモジュール1 側には、ディスクを挿入しないでください。  
(3) 電源コード再接続後、30秒以上待ち、CPU/IO モジュール0,1 双方の
    モジュールPOWER ランプが点滅することを確認後、
    ftサーバの前面にあるPOWERスイッチを押して電源をONにしてください。
(4) ft管理アプライアンスが起動したことを確認後、
  CPU/IOモジュール1 のスロット0 に新しいディスクを挿入します。
(5) 下記「関連情報」に記載している「ディスクの複製方法について」を参照し
   バックアップディスクに対して新しいディスクを同期してください。
(6) ディスクの同期完了後、システムFTランプが緑点灯していることを確認し
  システムが正常に二重化していることを確認してください。 
(7) ft管理アプライアンスにrootユーザでログインし
  以下のコマンドを実行して、VMware ESXi および ft制御ソフトウェアの
    バージョンが正しいことを確認してください。
   【ESXi】
     # esxcli -s <ESXiホストのIPアドレス> system version get
   【ft制御ソフトウェア】
     # /opt/ft/bin/ftsmaint -v