CLUSTERPRO:クラスタ化されたサーバを仮想環境へ移行(P2V/V2V)する手順を教えてください。
	
	
	
			質問内容
			
			
		
	
		クラスタ化されたサーバを仮想環境へ移行(P2V/V2V)する手順を教えてください。
	
	
			回答内容
			
			
		
	
		CLUSTERPROとして、仮想環境へのサーバ移行(P2V/V2V)に関する個別の手順は用意しておりませんが、サーバ移行の際には注意事項がございますので、ご利用の移行ツールの手順に対して本注意事項を適用してください。
  
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CLUSTERPROはシステムデバイス(FC-HBAやディスクパーティション等)に関する情報を保持しており、移行元と移行先でこれらの情報に差異がある場合、移行先では正常に動作できません。
そのため、移行後に移行先の環境に応じて、クラスタ構成情報の再設定が必要となります。
 再設定に必要な手順につきましては、ご利用中のバージョンにあわせたマニュアルを参考にしてください。
 X 4.0 以前 : リファレンスガイド - 保守情報
 X 4.1 以降 : メンテナンスガイド - 保守情報
 
        
          -  システムディスクのリストア 
-  共有ディスクの交換 
-  ミラーディスクの交換 
-  ディスクアレイコントローラ(DAC)の交換 
-  FibreChannel HBA⁄SCSI⁄SAS コントローラの交換 
 
 
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前項のとおり、移行先ではCLUSTERPROが正常動作できない場合があるため、移行先でCLUSTERPROが自動起動しないように予め設定した状態で、移行を実施することを推奨いたします。
      
        
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            OS起動時にCLUSTERPRO関連のサービスが自動的に起動しないように、CLUSTERPRO関連サービスの起動設定を「手動」としておく
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            クラスタシャットダウンを実行し、正常な終了処理を経てCLUSTERPRO関連サービスが停止された状態としておく
 
 
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CLUSTERPROの共有⁄ミラー⁄ハイブリッドディスクリソースとして登録されているディスクパーティションは、当該リソースが活性状態でない限り移行対象OS上からはアクセスできません。
 移行ツールが移行対象OS上で動作し、かつ当該ディスクパーティションへアクセスを行う場合はご注意ください。
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ミラー⁄ハイブリッドディスク構成の環境を移行した場合、移行後にミラーの再構築(フルコピー)を実施する必要があります。
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移行元および移行先に同じライセンスキーが登録された状態は使用許諾契約に違反します。
 ライセンスキーの重複登録が生じないようにご注意ください。
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移行元で使用していたCPUライセンスを移行先に流用する場合、ライセンスが不足することの無いようご注意ください。
 CLUSTERPROのCPUライセンスでは、コア数ではなくOSが認識するソケット数でカウントされます。
 仮想マシンのCPU構成は仮想環境の仕様⁄設定に依存しており、仮想マシン上ではOSの認識するソケット数が多くなる場合があります。
 
	
	
		製品名カテゴリ
			
		
	
	
		
	
	
			補足/関連情報
				
			
		
	
		このFAQの対象製品バージョンは以下のとおりです。
  CLUSTERPRO X for Windows
	
	
			関連情報
				
			
		
	
	
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			コンテンツID:
			3150110979
			
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			公開日:
			2016年08月04日
			
			
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			最終更新日:2025年06月23日
			
		
 
	
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