本件は、WinShareにてリモート操作中に、オペレーションPC(操作する側)の
CapsLockが「ON」の状態で、アルファベットキーの入力後にマウス操作を
行なうと発生いたします。
WinShareでは オペレーションPCのCapsLockが「ON」の場合、リモートPCでは
[Shift]キー + アルファベットキーのイベントを発生し、大文字入力を再現しています。
このとき、アルファベットキー連続入力に対応するため、アルファベットキー以外が
入力されるまで、リモートPC側で[Shift]キーの押下状態を維持しています。
このため、アルファベットキー以外が入力される前に、マウスボタンを操作すると
[Shift]キー + マウスボタン操作となり、事象が発生します。
本件はVer6.12以下のバージョンでの制限事項になります。
リモートPC側(操作される側)をVer6.13以上にバージョンアップしていただくことで
解決いたします。
それ以外の場合は下の方法にて回避していただくようお願いします。
[回避方法]
オペレーションPCのCapsLockが「ON」の状態のとき、マウスボタン操作の前に、
アルファベットキー以外のキー(例えば、[Shift]キー or [Esc]キーなど)を
操作することで回避が可能です。
また、事象が発生した場合でも、アルファベットキー以外のキーを操作することで
復旧が可能です。
Ver6.10のリモートPCにて事象が発生している場合には、リモートPCに以下の修正
モジュールの適用を行なってください。その上で[回避方法]に記載の方法にて事象
発生を回避してください。修正モジュールのダウンロードページは、NECサポート
ポータルのページの検索欄に「9010104539」を入力し検索ボタンを押すと見つかり
ます。
-----------------------------------------------------------------------
コンテンツID「9010104539 」
【WebSAM WinShare】特定のキー操作の後にShiftキーが押されたままの状態になる
障害についての修正モジュール
-----------------------------------------------------------------------