Windows 7、Windows 8.1、Windows 10のクライアント環境で、以下の発生条件に一致する場合に、メール発信画面(メール作成画面)にて文字入力をした際、入力した文字が表示されるまでに時間を要する場合があります。
【発生条件】
ブラウザ : Internet Explorer 11
メール本文形式 : テキスト形式
メール本文の文字数: 800文字以上等本文の文字数が多い場合に起きやすい
【原因】
2019年9月の Windows Update 月例ロールアップ に起因して発生することが確認されております。
(以降に公開された上記ロールアップを含んだロールアップも該当します)
【対処方法】
<Windows 10 1903 および 1909 での対処方法>
Windows 10 1903 及び 1909 向けに公開されている Windows Update (KB4550945) を適用することで本事象が発生しなくなることを確認しています。
Windows Update (KB4550945) の適用をご検討ください。
・April 21, 2020 -- KB4550945 (OS ビルド 18362.815 および 18363.815)
(公開先は本ページ後部の「関連情報」をご参照ください。)
もし上記の Windows Update (KB4550945) が適用できない場合は、下記 <Windows 7、Windows 8.1、および Windows 10 1809 以前の OS での対処方法> と同様にカスタマイズ手順の適用をご検討ください。
なお、すでにカスタマイズ手順を適用されている場合でも Windows Update (KB4550945) を適用いただけます。
この場合はカスタマイズを元に戻す必要はありません。
<Windows 7、Windows 8.1、および Windows 10 1809 以前の OS での対処方法>
本事象については、ロールアップの影響が濃厚ですが、Microsoft社に問い合わせたところ、Microsoft社は Internet Explorer 11 での影響についての調査は行わないと明言しております。
Windows 7、Windows 8.1、および Windows 10 1809 以前の OS については本事象が発生しなくなる Windows Update は現時点においても公開されていません。
その為、StarOffice X側で影響を回避する代替コードを記載したカスタマイズ方法を公開いたします。
カスタマイズ方法につきましては、本ページ後部の関連情報の下記をご参照ください。
・メール発信画面文字入力改善カスタマイズ手順
<Windows 10 2004 の場合>
Windows 10 2004 での本事象の発生有無については未検証のため、確認でき次第情報を更新いたします。
【参考情報】
Windows 7 向けの2019年9月の月例ロールアップ (KB4516065) で日本語入力に問題が発生するとの参考情報があります。
これに関しては本ページ後部の「関連情報」の下記項目をご参照ください。
・IE11で日本語入力ができない